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Back to Basic「フォトレタッチ講座」~創って楽しむ写真の世界~


4.写真を華やかイメージに補正

ポイント1 目のクマの軽減し、ゴミを除去する

「修復ブラシツール」と「コピースタンプツール」で、目のクマと新婦の顔に写りこんでいる無駄なゴミを除去します。顔のクマやシワは完全に取り除いてしまうと、不自然になってしまうので、適度に残します。


 

1-1 コピースタンプツールでクマを薄くする

背景レイヤーを複製し、レイヤー名を「クマ&ゴミ除去」とします。

ツールパレットから「コピースタンプツール コピースタンプツール 」を選択し、「マスター直径:15px」、「モード:比較(明)」、「不透明度:10%」に設定します。

option(alt)キーを押しながら、肌の明るい部分をクリックしてサンプルを取ります。

目の下のクマを繰り返しなぞります。不自然にならないよう、完全に消してしまわないようにしましょう。

サンプルよりも暗い部分のみにコピーされ、クマが軽減される

サンプルよりも暗い部分のみにコピーされ、クマが軽減される



1-2 コピースタンプツールでゴミを除去する

「コピースタンプツール」の設定を「マスター直径:15px」、「モード:通常」、「不透明度:50%」に設定します。

option(alt)キーを押しながらサンプルを取り、顔に重なっているゴミの上にコピーします。場合に応じて、マスター直径、不透明度を変えながら作業しましょう。この作業を繰り返して徐々にゴミを取り除いていきます。

「コピースタンプツール」でゴミの除去

「コピースタンプツール」でゴミの除去

 



1-3 修復ブラシツールでムラを慣らす

「コピースタンプツール」だけでは、ムラができてしまうので「修復ブラシツール」で慣らします。

ツールパレットから「修復ブラシツール 修復ブラシツール 」を選択し、「モード:通常」、「ソース:サンプル」に設定します。

option(alt)キーを押しながらサンプルを取り、ムラになっている部分をなぞります。「マスター直径」は場合に応じて変更しましょう。この作業を繰り返して徐々にムラを慣らしていき、不自然さをなくします。

補正前

補正前

補正後。違和感のない、クマの軽減とゴミの除去に成功

補正後。違和感のない、クマの軽減とゴミの除去に成功


 

Photoshop ワンポイント!

繊細な操作をサポートするコピーソースパネルの強化


ポイント1のように、「コピースタンプツール」や「修復ブラシツール」を用いた作業は、繊細で緻密な操作を要求されることが多々あります。Photoshopはそれをサポートするために機能強化を重ねてきましたが、Photoshop CS4では、Photoshop CS3から追加された「コピーソースパネル」がさらに使いやすさを増しました。

今までは「オーバーレイを表示」にチェックを入れると、サンプル元の画像全体が表示されてしまい、場合によっては見づらく感じてしまうこともありましたが、「クリップ」をチェックするとマウスカーソル内だけにサンプル元を表示させることができます。さらに、そのマウスカーソル内のサンプル元表示には、「硬さ」もしっかり反映されているので、経験による勘だけに頼るのではなく、実際に目で見て確認しながら作業することができます。

また、ブラシのサイズ「マスター直径」は、ctrl+optionキー(alt+右クリック)を押しながらのマウスドラッグで、直感的に変更することができるようになりました。これは「コピースタンプツール」や「修復ブラシツール」のみならず、「ブラシツール」や「消しゴムツール」などあらゆるブラシ系ツールに共通した機能強化です。頻繁にサイズを変更する、繊細な作業の効率アップを図ることができます。

新機能紹介:スムーズなパンとズーム、ペイント

「クリップ」をオフ

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「クリップ」をオン

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