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Back to Basic「フォトレタッチ講座」~創って楽しむ写真の世界~


6. 3D機能を使った写真合成

ポイント1 窓を切り抜いて、横長に引き伸ばす

まず、選択ツールで範囲を指定し、外の風景を切り取ります。その後、「コンテンツに応じて拡大・縮小」を使い、窓格子の幅に影響を与えずに写真を横長に変形させます。変形を適用させたくない部分は、事前に選択範囲として保存しておきます。


 

1-1 多角形選択ツールで選択範囲を指定し、マスクを作成する

ツールパレットから「多角形選択ツール 多角形選択ツール 」アイコンをクリックし、外の風景を選択します。shiftキーを押しながらクリックすると、選択範囲を追加することができます。ポイントを間違ってしまったときは、delete(backSpace)キーで戻ることができます。

「選択範囲」>「選択範囲を反転」をクリックします。

破線で選択範囲が囲まれている状態のまま、「背景」レイヤーを複製し、「レイヤーマスクを追加 レイヤーマスクを追加 」アイコンをクリックします。外の風景がマスクされたレイヤーが作成されます。レイヤー名は「3D窓」とします。

「多角形選択ツール」で範囲指定

「多角形選択ツール」で範囲指定



1-2 選択範囲を保存する

「イメージ」>「カンバスサイズ」をクリックし、「幅:1000pixel」に設定し、「OK」ボタンを押します。

ツールパレットから「長方形選択ツール 長方形選択ツール 」アイコンをクリックし、縦に交差する窓格子および窓枠を選択します。厳密に選択する必要はありません。ぴったり合わせるのではなく、多少左右に余裕を持たせて大きめに指定しましょう。

「選択範囲」>「選択範囲を保存」をクリックし、「名前」に「維持範囲」と入力し「OK」ボタンを押します。「選択範囲」>「選択を解除」で選択を解除しておきます。この選択範囲は、Photoshopを再起動したあとでも呼び出すことができます。

縦に交差する窓格子を選択

縦に交差する窓格子を選択


 

1-3 維持範囲は固定させたまま、写真を横に引き伸ばす

「編集」>「コンテンツに応じて拡大・縮小」を選びます。次に、オプションバーの「保護」で先ほど保存した「維持範囲」を選択します。

写真中央両端に表示されるポイントのどちらかをクリックし、option(alt)キーを押しながら、カンバスの端までドラッグして、写真を引き伸ばします。全体が横に広がったにもかかわらず、「維持範囲」で指定した範囲には変形が反映されず、窓格子の幅が維持されます。確定ボタン 確定ボタン をクリックして変形を実行しましょう。

新機能紹介:コンテンツに応じて拡大・縮小

窓格子の幅は変形の影響を受けない

窓格子の幅は変形の影響を受けない



補正前

補正前

補正後。風景が切り抜かれ、横に引き伸ばされた

補正後。風景が切り抜かれ、横に引き伸ばされた



Photoshop ワンポイント!

人物を自動認識し、背景だけをサイズ変更


撮影時に想定していなかった構図の変更を必要とする場合、それを自然な形に加工するのは容易なことではありませんでした。「コンテンツに応じて拡大・縮小」は、写真の中の主要被写体を自動的に判断し、それを保護しながら写真のサイズを変更することができる、今までにないまったく新しい機能です。

紹介した例のように、事前に範囲を指定する必要があるときもありますが、「スキントーンを保護 スキントーンを保護 」オプションにチェックをすれば、写真内のひとの肌だけを色調を元に判断し、保護することができます。

写真自体の構図を変更させることも、紹介した例のように部分変形させるテクニックとしても、幅広い用途で活用することができる便利な変形機能です。

新機能紹介:コンテンツに応じて拡大・縮小

主要被写体を保護したまま、構図を変更

主要被写体を保護したまま、構図を変更


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