こんにちは Dave Koです エンターテインメントと広告スペースの モーションデザイナーとして After Effectsを25年以上 使ってきました 子どもの頃からたくさんの SFを見ていて 視覚効果でこれは一体何だろうと 思うたびに 「これだ、これをやりたい」と 思ったのを覚えています 今日ご紹介するのは 描画モード、マスク、ぼかしを使用して 2つの世界を1つにする方法です Compositing Visual Effectsという After Effectsファイルを用意したので 一緒に進めていきましょう ファイルを開いて映像を作り込んでいきましょう COMPSフォルダーに Worlds Collideというコンポジションがあります 美しい湖と山の映像が 入っています きれいな映像ですが もっと雰囲気があって 不気味な感じにしていきます レイヤー/新規/調整レイヤーを 選択して 調整レイヤーを作成します この調整レイヤーを 右クリックして エフェクト/カラー補正/レベルを 選択します 左上に エフェクトコントロールパネルが 表示されない場合は 「ウィンドウ」から 「エフェクトコントロール : 調整レイヤー 1」を選択します ヒストグラムのこの部分を調整して 黒を強めて コントラストを上げます このスライダーを使って 白の範囲を調整し 空の明るさを抑えます では、Pink Planetフッテージを タイムラインに入れてみましょう 惑星を115%に拡大して 少し目立たせます コンポジションパネル下部の プロポーショナルグリッドを 表示して 惑星を中央に 配置します グリッドをオフに戻します Pink Planetレイヤーを選択した状態で 楕円形ツールを使って 惑星にあわせてマスクします マスクに少し ぼかしをかけて 惑星の周りに 微かな光彩を演出します 「描画モード」と「トラックマット」の 列が見えない場合は 下のここから 転送制御パネルを 展開・折りたたんで 表示・非表示を 切り替えられます さらに「描画モード」を 「オーバーレイ」に変えます これで惑星の色が 強調され 下のレイヤーの ハイライトとシャドウも保たれます 次に、山の後ろに隠れるように トラックマットとして使う シェイプレイヤーを作成します 山の輪郭が見えるように 惑星は非表示にしておきます タイムラインの何もないところを クリックして レイヤーが選択されていないことを 確認します ペンツールを使って 山の輪郭に沿って トレースしていきます なるべく正確にしますが 完璧にする必要は ありません 後でガウスぼかしで 自然にします 惑星の一部が木々や 霧を通して光るようにするために シェイプレイヤーを右クリックし エフェクト/ ブラー&シャープ/ ブラー (ガウス)を選択します ブラーの値を調整したら Pink Planetレイヤーに移動し 「トラックマット」で ピックウイップをつかんで たった今作成した シェイプレイヤーにドラッグします Pink Planetの表示を 再度オンにしますが どうやら間違った部分が 切り取られてしまったようです なので、ここをクリックして トラックマットを反転させます いいですね 惑星の反射を 湖面に追加します Pink Planetとシェイプレイヤーを 複製して オリジナルの下に 移動します レイヤーの位置を反転する前に スケールのXとYの プロパティのリンクを 解除しておく必要があります 次に、Yの値をクリックして マイナスにして 上下反転させます マットの位置を調整しましょう 反射が自然に見えるように レイヤーをもう少し調整します 反射なので 反射したPink Planetに ブラー(ガウス)を加えます 10くらいにしてみましょう それっぽくて雰囲気も出てきましたね SFっぽくなりました では、いよいよ最後の仕上げ ワープシーケンスを追加します まず Lake Mountainフッテージを タイムラインの一番上にドロップします まず1秒のところに 不透明度のキーフレームを追加して 次に2.5秒のところに もうひとつキーフレームを追加し 不透明度を0に設定して 消えるようにします これで、夜のピンクの惑星が 浮かび上がります COMPSフォルダーに Warp Tunnelというコンポジションがあるので これをタイムラインの一番上にドラッグして 描画モードを「スクリーン」に変更します これで暗い部分がすべて透明になります これで、完成です スペースバーを押してコンポジションを再生します 新しいSFシーンが完成しました 時空を超えてワープすると 2つの惑星が並ぶ世界に たどり着きます
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