マスタープロパティとCSVを使用する ワークフローに慣れたら マスタープロパティとCSVに加えて エクスプレッションを使えば 効率的に作業できます このチュートリアルでは、CSVを使用して タイトルグラフィックのサブタイトルを変更し さらに、エクスプレッションを使用して コンポジションを複製するたびに 自動的にサブタイトルが変わるようにします さっそくやってみましょう ここにある Master Properties and Expressionsをクリックします これがマスターコンポジションです インジケーターを先頭に戻し スペースバーを押して、アニメーションをプレビューします 「TRAVEL ZONE」というタイトルアニメーションが表示されます スペースバーを押して、再生を停止します このVersionsに既に設定済みのコンポジションがあります Version 1をダブルクリックします このCSVは あらかじめ読み込み、タイムラインに追加しておいたものです このファイル内にサブタイトルが入っています サブタイトルの列ごとに 3つの異なるプロパティがあります Master Properties and Expressionsコンポジションには 既にサブタイトルテキストを変更するための マスタープロパティを追加しています そこで、プロパティピックウィップを Subtitle Textから Subtitle 0までドラッグして CSVの特定の行から 情報を取得できるようにします 特に何も変化は見えませんが Subtitle Textのストップウォッチの 左にある矢印を開くと エクスプレッションが作成されています 最初に、列の名前を確認しておきます Subtitleです Versionsの下にある コンポジションの名前を変更します コンポジションをクリックして Return(Enter)を押します Subtitle 0と入力します 列名がSubtitleのため Subtitle 0となります こちらのSubtitle 0が入った エクスプレッションをクリックします 最後の括弧内の記述をすべて削除します 次に、thisと入力して 「thisComp」を選択します クリックして、Return(Enter)を押します 「.na」と入力して 「name」を選択し、Return(Enter)を押します これでエクスプレッションの最後の部分が 「(thisComp.name)」となります 離れたところをクリックして終了します 何も変化がないように見えますが Versionsコンポジションで 「Subtitle 0」をクリックして選択し Command(Ctrl)+Dキーで複製すると 数字を飛ばして、「Subtitle 2」ができますが これは削除し、Subtitle 1と入力して変更します また、Command(Ctrl)+Dキーで複製します 「Subtitle 2」ができます CSVにさらに別のフィールドがある場合は 同じ方法でコンポジションを複製すれば 情報が各行から 入力されます 結果を見てみましょう Subtitle 0には最初の列の 最初の行の情報が入り、次をダブルクリックすると Subtitle 1には「TRAVEL ZONE」 CSVの2行目の情報が入ります Subtitle 2をダブルクリックすれば 「TRAVEL WAYS」に変わります このように、マスタープロパティとCSVファイルを組み合わせれば 作業がはかどり エクスプレッションを記述すれば さらに作業を高速化できます
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