チュートリアル記事

初級

5 分

不要な背景はコンテンツに応じた塗りつぶしで消そう


目次

  1. 素材をプロジェクトに読み込み、新規コンポジションを作成

  2. コンテンツに応じた塗りつぶしを適用

作業に入る前に、以下のURLからチュートリアルに必要なAdobe Stock素材をダウンロードください。

AdobeStock_356271459
https://stock.adobe.com/jp/video/ms-ha-swan-floating-on-water-lindau-bavaria-germany/356271459?prev_url=detail

手順1/2 素材をプロジェクトに読み込み、新規コンポジションを作成

AfterEffectsを起動し、予めダウンロードしておいた素材(AdobeStock_356271459)をプロジェクトパネルにドラッグ&ドロップして読み込みます。

読み込んだ素材を「新規コンポジションを作成」アイコンにドラッグ&ドロップで新規コンポジションを作成します。

ドラッグ&ドロップで作成することで、解像度やフレームレートが素材と同じコンポジションを作成することが可能です。

手順2/2 コンテンツに応じた塗りつぶしを適用

動画素材から不要な物を消すため「コンテンツに応じた塗りつぶし」機能を使用します。

今回は動画素材のアヒルを消していきます。

「ウィンドウ」から「コンテンツに応じた塗りつぶし」をクリックします。

今回は以下の設定で行います。

塗りつぶし方式:オブジェクト

範囲:ワークエリア

タイムライン上にある素材をクリックし選択した状態で、画面上部の長方形ツールを選択します。

消したいものを囲ってマスクを作成します。

(他の素材で行う際、長方形ツールでうまくいかない時はペンツールでより細かく消したい物を選択する方法がおすすめです)

マスクの「加算」横のVマークを開きプルダウンの中から減算を選択し、マスクを反転させます。この際、「加算」のままで横の反転にチェックを入れる方法でも可能です。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」の中の「塗りつぶしレイヤー生成」をクリックします。

保存先を指定して任意の場所に保存します。

分析が終わったら、素材の上に塗りつぶしレイヤーが作成されます。

背景が自動で補完され、アヒルを違和感なく消すことができました。


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