After Effects CCのVR Comp Editorを使うと 三脚のような静止したオブジェクトを、360度のシーンから すばやく除去できます では、まずVR Comp Editorを開きましょう こちらのウィンドウメニューで 一番下にあるVR Comp Editorを選択すると ドッキング可能なパネルが開きます これをAfter Effects CCインターフェイスにドッキングしましょう 「2D編集を追加」をクリックし 作業対象のコンポジションを選択します ここに「360 Main Comp」と表示されていますね 表示されていなければ、ここをクリックして選択します これで「2D編集を追加」をクリックすると このように「編集1」ウィンドウが 現在のビューとして表示されます キーボードでCキーを押すと、カメラに切り替えて 360度のシーンを見回せます では、除去したい部分を見てみましょう ここに三脚と影が映り込んでいますね この三脚の部分を、このシーンから 除去していきたいと思います 上の「コピースタンプツール」を選択し 三脚の画像上でダブルクリックします すると、ご覧のとおり 360度ビデオのレイヤービューが開きます 三脚の部分が映ったシーンが フラットな映像として表示されました また、こちらには ブラシとペイントのタブも 自動的に開かれています いま選択されているブラシは、直径が70で 硬さが0%、間隔が20%です コピースタンプで三脚と影をペイントするには 最適です ここで、現在の時間インジケーターが ビデオの開始位置にあることを確認します これは、ビデオ全体を通してペイントする際の重要ポイントです Windowsの場合はAltキー Macの場合はOptionキーを押すと このように小さなマークが現れます このマークの部分が、コピースタンプになります 土と草の部分をクリックしましょう 次に、三脚と影の上で 短くドラッグしていくと このように、三脚と影がペイントされていきます ご覧のとおり、あっという間ですね これで、シーン全体から除去できました それを確認するために こちらのVR Comp Editorで 「出力を開く/レンダリング」をクリックしましょう 360度のビューが表示され 下の部分にあった三脚と影が 360度のシーンから除去されているのが確認できますね プロジェクトパネルに表示されている このコンポジション、つまり VR Comp Editorで作成した出力コンポジションを レンダリングしたければ 名前に「出力」と付いたコンポジションを選択します
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