ロトブラシは特定の要素を分離し 背景から切り抜くツールです この例では、ミツバチがとまった黄色い花を背景から 切り抜き スーパーインポーズとして こちらのタイトルアニメーションの背景に重ねます レイヤー1がタイムラインで表示されていることを確認して 現在の時間インジケーターをフレーム0に移動します フル画質で作業するため ドロップダウンをクリックして 「フル画質」を選択します 右側のドロップダウンをクリックして 「オフ (最終画質)」を選択します レイヤー1をダブルクリックしてレイヤーパネルで表示します ビデオファイル全体を表示するため 拡大率ドロップダウンから 「全体表示 (最大100%)」を選択します ツールパネルからロトブラシツールを選択して 花のエッジをドラッグするのではなく 花の内側をドラッグして描画します ボタンを離すと 花の周囲がピンク色の線で選択されています 下部は別の花びらまではみ出しています Alt(Windows)またはOption(macOS)を押しながら 赤いポインターを花びらの外に置き 選択対象外の部分をドラッグします これでボタンを離します これで正しく、前の花だけが選択されました 最初のロトブラシの選択範囲が作成されたら こちらをご覧ください フレームのスパンです このスパンにロトブラシが適用されます 現在は20フレームのため 5秒間のクリップですが このビデオでは、最初の2秒のみに適用します 5秒すべてを作業しても構いませんが 最初の2秒で 仕組みがわかるでしょう スパンの右側にポインターを置き 2秒のところまでドラッグします これでスペースバーを押します 選択範囲がすべてのフレームで生成されていきます スペースバーを押して、再生を停止します 選択範囲の失敗に気づいたときは キーボードの2キーを押して タイムラインで1フレーム先に進めるか 1キーを押して1フレームずつ戻ります この部分に問題を見つけました フレーム0に戻り やり直しますが、修正箇所はここだけです そこでピリオド(.)
キーを押してズームインし Alt(Windows)または Option(macOS)キーを押しながら この部分をドラッグします これで正しく花びらが選択されました ブラシサイズを変更するには Ctrl(Windows)またはCommand(macOS)を押しながら 上下にドラッグすれば、大小に変更できます コンマ(,)キーを押してズームアウトします スペースバーを押して、2秒の分析をやり直します ご覧のとおり、分析により選択範囲が見事に 分離しています 完了したら、スペースバーを押して 再生を停止します ワークエリアを2秒に設定するため タイムラインで現在の時間インジケーターを2秒に移動し Nキーを押してワークエリアの終了点を設定します コンポジションパネルに戻ります 花びらの分離に成功しました 微調整するには、エフェクトコントロールパネルを使います エッジを少し内側にシフトしたいので 「エッジをシフト」のパラメーターを左にドラッグし 花びらの周囲を わずかに切り詰めます 次に、花びらを左側に移動します レイヤー1を選択して、Pキーを押して「位置」を表示し 左端に少し隠れるまで、Xパラメーターをスクラブします これで、アニメーションをプレビューしましょう アニメーションタイトルが 花びらの下から表示されます もう少し花びらが浮き出すようにしましょう スペースバーを押して、再生を停止します レイヤー1を選択して エフェクトメニューから 「遠近」 「ドロップシャドウ」を選択します 「柔らかさ」を増やし 「距離」も加えます スクラブして確認します。
分離した花びらに ドロップシャドウを加えて、目立つようにしました これらの自動的な選択と分離は ロトブラシの機能です
