Adobe Animateで装飾線とグラデーションを使うと 制作の幅が広がります さっそくこの機能を使ってケーキのシーンを作成しましょう 選択ツールでケーキの上面を選択し カラーパネルを選択します 「塗り」を選択してカラーの種類を「線状グラデーション」に変更します 左端のカラーストップを選択し、薄いベージュに変更します 右端のカラーストップを選択し、もっと薄いベージュに変更しましょう 「スウォッチに追加」ボタンをクリックし、このグラデーションをスウォッチに保存します ケーキの前面を選択し スウォッチパネルを開いて、保存したグラデーションを選択します 今度はクリームを絞り出したような縁取りを追加しましょう これは装飾線を使って作成できます まず、バケツツールの中にある インクボトルツールを選択します プロパティパネルの 「ツール」タブにある 「カラーとスタイル」セクションで、「スタイル」の横の 3点アイコンをクリックします 装飾線はベクターで作成したブラシですから さまざまな線作成ツールと一緒に使用できます ただし鉛筆ツールは使えません これは、おもしろい花柄のパターンブラシです 装飾線には、線に合わせてアートワークを 拡大・縮小したり伸ばしたりするアートブラシと アートワークを反復して線に適用するパターンブラシがあります ここではパターンブラシを使ってケーキの縁飾りをシミュレートします ブラシライブラリを開き、「Pattern Brushes」の 「PatternArrow」で「Arrow Floral」を選択するか 検索フィールドに「Arrow Floral」と入力します 線と塗りを入れ替え 先ほどのグラデーションが線のカラーになるようにします カラーパネルを選択し、カラーストップの左右を入れ替えましょう 線の太さは12に設定すれば十分見えるでしょう ケーキの四角い枠をクリックします クリームの飾りができました これと同じベクターブラシで花の飾りも作成できます 先ほど入れ替えたグラデーションを塗りに使用しましょう 線は スウォッチで元のグラデーションを選択し 調整を加えましょう 一段階暗くして、コントラストとグラデーションを強くしたら これをスウォッチに追加します 新規レイヤーを作成し、「petals」と名付けます 矢印が7つできる大きさの円を描きます 矢印5つの円と3つの円も描きましょう 選択ツールに切り替え、矢印5つの円を選択します 右クリックでコンテキストメニューを開き、変形/横反転を選択します 3つの円をすべて選択し 整列パネルを開いて縦横とも中央揃えにします またレイヤーを新規作成して「leaves」と名付け、「petals」レイヤーの下に移動します 線ツールを選択し、花びらの間に葉として 矢印ひとつ分の長さの線を描きます 他の花びらの間にも葉を2枚ほど描き足します 形はできたので 花の飾りらしく見えるように、カラーを変更しましょう Animateではデフォルトでオンになっている高度なレイヤーを使って レイヤー上のオブジェクト全体に濃淡を追加できます 「pedals」レイヤーを選択してプロパティパネルに移動します 「カラー効果」セクションで 「濃淡」を選択し、カラーを朱色に変更します 「leaves」レイヤーを選択し、緑の濃淡を追加します では、この花を使ってケーキをデコレーションしましょう 花を選択し、Altキー(MacではOptionキー)を押しながらドラッグしてコピーを作成します では、新規レイヤーを作成して一番下にドラッグし 虹色のグラデーションの背景を追加しましょう ステージにもカラーは適用できますが、グラデーションは作成できないので ステージと同サイズの長方形を描き それにグラデーションを適用します 塗りをグラデーションにし、線をなしにします 矩形ツールで長方形を描いたら、自由変形ツールの中にある グラデーションの変形ツールを選択します 中心をケーキの上部あたりまで上に動かし スペースがグラデーションで埋まるように拡大します 上部に線状グラデーションを追加すれば、もっとソフトになります 新規レイヤーに 白からグレーの線状グラデーションの 長方形を描きます グラデーションの変形ツールで 角を選択して回転させ 上部が白で下部がグレーのグラデーションにします 上にずらしてグラデーションを広げ、上部を薄いグレーにします プロパティパネルで「フレーム」タブを開き 「描画」セクションで「オーバーレイ」を選択します 高度なレイヤーを使ってシェイプの作成や グラデーションの追加、描画によるカラー調整をおこない アニメーション用のステージを設定できました さらに柔軟に編集できるシンボルの作成も学んで アニメーションの作成準備をしましょう
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