このビデオでは、レイヤー効果の使い方を紹介します レイヤー効果では、以前なら ムービークリップのインスタンスにしか適用できなかった 効果やフィルターを レイヤーに適用できて便利です つまり、レイヤー内のすべてに 効果を適用できるということです やってみましょう。
グラフィックシンボル内に 歩行サイクルのアニメーションがネストされています このキャラクターにリアルな影を追加します レイヤー効果を使えばできます まず、アニメーションが含まれている レイヤーを右クリックし そのレイヤーを複製します コピーを元のレイヤーの下にドラッグして 「Walkcycle_Shadow」と名付けましょう 上のレイヤーをロックして アウトラインで表示します これで下のレイヤーと作業内容が見やすくなります ステージ上のインスタンスを選択し 自由変形ツールで 中心点をここに配置します するとアートワークをこのように拡大縮小できます こうして斜めにすることもできます このレイヤーのフレームをクリックし プロパティパネルでフィルターを適用します ドロップダウンメニューから 「ドロップシャドウ」を選択します タイムラインをスクラブすると 効果がレイヤー全体に適用されていますね この影をリアルに見せるには ここで設定を変えてみる必要があるでしょう まずは「オブジェクトを隠す」 これは元のアートワークを隠して ドロップシャドウだけを表示します 「ぼかし」を少し適用してみます 3 pxでちょうどいいでしょう 「強さ」を下げると 影そのものの不透明度が下がります これは、背景の色使いやデザインが 透けて見えるようにしたい場合に 適しています 「画質」は好みで 「低」、「中」、「高」のどれかに設定します ここでは「中」にしておきます 私は通常「距離」を0 pxに設定します これでタイムラインをスクラブすると 影が本物っぽくなりましたね 何らかの理由で 影の遠近感を調整したいなら 簡単にできます このレイヤーのシンボルをクリックし 自由変形ツールを選択して 必要に応じて調整します キャラクターに追加できるのはドロップシャドウだけではありません ベベルを追加しましょう デフォルト設定のベベルは このような状態ですが 少し弱めましょう 「強さ」の値を 29か30%程度に下げます 「ぼかし」の量も調整します ぼかしを加えると キャラクターやこのレイヤー内のオブジェクトに 奥行きが出ます もっと調整を加えたければ このレイヤーのフレームを選択して 必要に応じて調整します シャドウとハイライトの色を 変えることもできます ほかにも追加できる効果はあります キャラクターのアウトラインを作成するなら 「光彩」を選択します この光彩効果では 色を黒に変えて キャラクターに黒いアウトラインを付けます 「強さ」は 1000に増やします 「ぼかし」は5 pxに設定しましょう ベベルとシャドウの組み合わせで キャラクターに程よい厚みが加わります 別の効果もお見せしましょう 「カラー調整」を選択します 「彩度」と「色相」の値を調整すれば キャラクターのイメージを一変できます Adobe Animateのレイヤー効果には、これ以外にも様々な 使い方があります
