Frescoでラフの上から主線を描き込んで線画を仕上げます。
「アナログだったら何本も筆を待たなければならないけど、Apple Pencil 1本だけでどんな線でも描けてしまうところが、デジタルの強みですね。」
前のステップで作成したファイルを継続して使用するか、このステップから作業を開始する方はサンプルアセットの「ichigo-drop2」を開きます。
タスクバーから「レイヤー」①をタップしてレイヤーパネルを開き、「レイヤーを追加」②をタップして「ラフ2(缶・絵柄・左)」レイヤーの上に「線画」レイヤーを追加します。
次に、「ラフ2(缶・絵柄・左)」レイヤーを2度タップします。レイヤーアクションから「複数レイヤーを選択」をタップし、下にある「ラフ2」までの4つのレイヤーを全て選択します。その状態でタスクバーから「レイヤープロパティ」③をタップし、不透明度を「27%」④に設定します。

ツールバーから「ブラシ」をタップし、「ピクセルブラシ>コミック>新聞紙インカー」を選択します。ブラシのサイズを「15」、滑らかさを「75」、カラーを濃い茶色に指定します。

「線画」レイヤーを選択した状態で、ラフの上からなぞるようにしっかりとした線を描いていきます。筆圧で線の微妙な強弱をコントロールしながら描くのがポイントです。

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