チュートリアル記事

初級

10 分

リアルな水彩画を作成する方法

Adobe Frescoのライブブラシは、まるで本物の絵筆を使って描いているかのように動作します。Yellena Jamesが、水彩絵の具でペイントしながら、レイヤーを乾かす機能を活用する様子をご覧ください。

グラフィックデザイナー兼ペインターのYellena Jamesが、複雑で繊細な想像上の生物を描き、魅力的な世界を巧みに表現します。

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最適なライブブラシを見つける

まず、2つ目のクラゲを実際にペイントする前に、用意されている水彩画用のライブブラシを試していきます。ここでは、理想的な仕上がりに近い「水彩ウォッシュソフト」ブラシを選択します。

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ペイントを開始する

次に、「+」アイコンをタップして新しいレイヤーを追加し、カラーアイコンをタップします。カラーホイールが表示されるので、最適なカラーを選択します。ブラシサイズを180に設定し、クラゲの頭部をペイントしていきます。2本指でピンチイン、ピンチアウト、ドラッグ操作をすることで、イメージの拡大、縮小、パンをおこない、作業を進めます。

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ブレンドして乾かす

ペイントした青にブレンドするために2番目のカラーを選択します。色が重なった時に絵の具が広がるように、水量を60に設定します。まるでブラシに水を足したかのように、カラーがブレンドされます。作業が終わったらこれ以上絵の具がブレンドされないよう、「レイヤーオプション」アイコンをタップして「レイヤーを乾かす」を選択します。

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テクスチャを追加する

用意されている水彩ブラシの各設定を試してみると、作品に様々なテクスチャが追加できることがわかります。練習では、2つ目のクラゲの触手部分のレイヤーを選択して、ブラシを選び、ディテールを加えていきます。ここでは細いラインを表現するために、インクブラシの中にある「にじみインク」を選択しました。サイズ「150」、硬さ「100%」、描画モード「通常」、その他の設定は「デフォルト」のままにします。

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消去して表示する

前のセッションではクラゲの頭部と胴体を描きました。作業が完了したので、頭部のレイヤーのサムネイルをタップし、目のアイコンをクリックして表示します。他の非表示レイヤーにも同じ操作をおこないます。次に、青とピンクのレイヤーを選択し、ラインからはみ出た部分を消しゴムツールで消していきます。最後に、頭部のレイヤーをタップしてホールドし、ピンクと青のレイヤーの上にドラッグします。

クリエイティブに表現する

まるで本物の絵の具を混ぜているかのように、テクスチャとカラーを組み合わせて、カラフルな想像上の生物を描くことができました。

注意: このチュートリアル付属のプロジェクトファイルは練習目的でのみご利用ください。


アーティスト

Yellena James

Adobe Stock提供元

EVZ

2023年5月24日