チュートリアル記事

初級

2 分

デジタルレタリングのテクニック

ハンドレタリングの手法を確認し、ユニークで目を引くレタリングデザインを作成しましょう。

必要なもの

ハンドレタリングとは

ハンドレタリングは文字を手書きで表現するアートです。紙に描画するほか、Illustratorでデジタルアートを作成することもできます。ハンドレタリングの代表例のひとつが、カリグラフィです。カリグラフィのアーティストはブラシ(筆)など様々な道具を使って制作します。紙に描いたハンドレタリングは、Illustratorに取り込んでデジタル形式で制作を続けることができます。

プロジェクトを計画する

ハンドレタリングを制作するときは、まず十分に時間をかけてクライアントのプロジェクトと目的を確認しましょう。クライアントと打ち合わせをおこなうなどして、どのようなスタイルを希望しているかを判断します。レストランのメニュー、看板、何であれ、クライアントの設定値を理解することが、時間と労力を無駄にせず制作を正しい方向に導くのに役立ちます。

練習あるのみ

ハンドレタリングは、練習するほど上達します。「練習、練習、練習、決してあきらめないこと。思い通りの線が出せなくても、失敗しても、根気よく続けることです」とBrooke Benjaminは語っています。失敗と思った線から思いがけない発想が生まれることもあります。

スケッチブックやその他のメディアを用意して、文字、単語、フレーズを様々なスタイルで描く練習をしましょう。ペン、鉛筆、絵筆、マーカーなど、あらゆる種類の筆記具を試してみると、自分に合ったレタリングスタイルが見つかるでしょう。

デジタル化

手書きスケッチだけでなく、グラフィックタブレットとデジタルペンなどのデバイスを使えば、直接Adobe Illustratorでレタリングを描画することができます。または、スケッチの写真を撮り、Illustratorで画像として開きましょう。「画像トレース」でトレースできます。Illustratorでは、テクスチャやカラーを加えるなど、様々な方法で描画を編集できます。

世界中のハンドレタリングスタイル

Illustratorでこのスキルをデジタル化すれば、芸術性をさらに追求できます。練習を積み、研究して自分のスタイルを確立すれば、無限に世界が広がるでしょう!


2020年2月24日

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