Adobe Illustrator iPad版のワークスペースといろいろな機能やツールについて概要を説明します。
Adobe Illustratorは、ロゴやアイコンなどのグラフィックデザイン、ビジネスアイデンティティ、ブランドアイデンティティや様々なアートをいつでもどこでも作成できる、明快で現代的なアプリです。Illustratorの世界へようこそ。
ワークスペースの構成要素
左側のツールバーには、コンテンツの作成や編集に使用するツールが配置されています。
右上のレイヤー パネルでは、コンテンツの整理、表示・非表示の切り替え、ロックができます。
右上のプロパティ パネルには、現在選択しているコンテンツについての変更可能なプロパティ(位置、サイズ、文字書式など)が表示されます。
右側のタスクバー では、コンテンツの整列・配列やシェイプ同士の連結に使用する機能(パスファインダー、パス編集など)の操作ができます。
ドキュメント内の様々な場所にアクセスする方法
2本指でピンチアウトすると、表示がズームインされます。2本指でピンチインすると、表示がズームアウトされます。
2本指でドラッグすると、ドキュメントウィンドウ内の表示が上下左右に動きます。
描画と編集
選択 ツールは、アートワークを移動・変形させるときに使用します。ダイレクト選択 ツールは、パスやシェイプの形をコントロールするアンカーポイントを選択・編集するときに使用します。
各種のシェイプツールは、様々な種類の図形を作成するときに使用します。
タッチショートカットは、描画や編集の操作中、ツールに別の機能を付加するときに使用します。
左側のツールバーでは、現在選択しているアートワークの塗りや線のカラーを変更できます。
鉛筆 ツールを使用し、滑らかさの設定を調整すると、自由な手書きのパスを作成できます。ペン ツールは、描画中、高い精度で線を引きたいときに使用します。
文字の追加と書式指定
文字 ツールを使ってタップまたはドラッグすると、サンプルテキスト入りの文字フレームが作成されます。
選択されているテキストの下にはクイックアクションバーが表示され、基本的な文字書式はここで設定できます。
その他の書式項目(フォントファミリーなど)を使用する場合は右上のプロパティ パネルを開きます。
書き出しと共有
右上の「公開と書き出し 」をタップすると、Illustratorネイティブ形式(.AI)、PNG、Photoshopネイティブ形式(.PSD)などでドキュメントを保存できます。