チュートリアル記事

初級

5 分

⽣成AIでカラーバリエーションをすばやく作成

Illustratorの「⽣成再配⾊」を使⽤すると、⾃分がイメージする⾊の説明をテキストで⼊⼒するだけで、ベクターアートワークの配⾊を瞬時に変更することができます。ここでは、⽣成AIのパワーを活⽤して、ワインラベルのカラーバリエーションをすばやく作成する⽅法をご紹介します。まずは下の動画で⼀連の制作⼯程を確認しましょう。

必要なもの

本チュートリアル内で使⽤する主な機能

⽣成再配⾊

⼿順

1. サンプルファイルを開く

2. ⽣成したい配⾊の説明を⼊⼒する

3. カラーバリエーションを作成する

1

⼿順1/3

サンプルファイルを開く

Illustratorを起動し、ダウンロードしたサンプルファイル「Generative_recolor.ai」を開きます。4つのアートボードのうち、いずれか1つのアートワークを選択し、表⽰されるコンテキストバーの「再配⾊」ボタンをクリックするか、メニューの「編集」→「カラーの編集」→「⽣成再配⾊」を選択します。

「再配⾊」パネルが開くので、上部の「⽣成再配⾊」タブをクリックして切り替えます。

2

⼿順2/3

⽣成したい配⾊の説明を⼊⼒する

パネルの「プロンプト」に、⽣成したい配⾊のイメージを説明するテキストを⼊⼒します。ここでは、「深い味わいのレッドワイン」と⼊⼒し、「⽣成」ボタンをクリックします。

「バリエーション」に、⾚ワインをイメージした配⾊の候補がいくつか表⽰されるので、気に⼊ったものを選択します。

3

⼿順3/3

カラーバリエーションを作成する

同様に、他のアートボートのアートワークの配⾊も変更していきます。プロンプトにそれぞれ「⽩ぶどうの爽やかなワイン」、「爽快に弾けるスパークリングワイン」と⼊⼒して配⾊を⽣成します。

必要であれば、パネルを「再配⾊」タブに切り替えてカラーホイールなどを使って調整してみましょう。

配⾊を決めるのは、ある程度のデザインスキルがあっても悩みどころの1つです。⽣成AIのパワーを活⽤すれば、テキストプロンプトを⼊⼒するだけで⾃分がイメージする配⾊を誰でも簡単に作成することができます。⽣成したコンテンツは商⽤利⽤も可能です。ぜひ試してみてください。


Illustrator でこれらのチュートリアルをお試しください

ベクターを使用してイラストやグラフィックを作成