チュートリアル記事

初級

5 分

レストランの特別メニューにふさわしい印象的なタイポグラフィを作成する方法

見やすくて更新しやすい、ブランドイメージに沿った特別メニューを作成しましょう。

必要なもの

注意:付属のStockアセットは練習目的でのみご利用ください。利用条件を見る

学習内容

ドキュメントを設定する

構造のマージンを定義するガイドを追加します。 見出し、料理品目、説明、価格のテキストを挿入し、フォントサイズを調整して、明瞭さとインパクトのための階層を設定します。

フォントでテキストのスタイルを設定する

レストランの雰囲気に合ったフォントを選択し、来店客にとって心地よい読みやすさを提供します。見出しや価格など、目立たせる必要のある要素を強調します。

見やすさとスタイルを考慮してテキストを配置する

見やすくするためにテキストを段組みにします。 線を使用してセクションを区切ると、一目で伝わる、スタイリッシュな感じになります。 最後に、ブランドカラーやレストランの雰囲気に合ったパレットを適用して仕上げます。

トランスクリプト

スペシャルメニューをゼロから作るのは、大変ですよね。このビデオでは、シンプルなメニューのデザインを作成して、それを更新できる方法を紹介します。Super CreativeのクリエイティブディレクターSydney Michudaです。

始めましょう。新規ドキュメントを作成し、アートボードを目的のサイズに設定します。ここでは8.5 in × 11 inにしカラーモードは、印刷用のCMYKカラーにします。シンプルなガイドを作成してマージン(余白)を確保しましょう。定規を有効にするには、「表示」「定規」「定規を表示」の順に選択します。左の定規の上でクリック&ドラッグして、アートボード左右の端から1インチの位置にガイドを配置します。中央にもガイドを配置します。ガイドを固定しましょう。「表示」「ガイド」「ガイドをロック」の順に選択します。

メニュー項目用のテキストボックスを作成するには、文字ツールで、左のガイドのあたりをクリックして、右のガイドまでドラッグします。メニュー項目に使用するテキストをボックス内にコピー&ペーストします。文字ツールで、テキストボックスの上をクリックし見出しとして「Specials Menu」と入力します。この見出しは、メニュー項目より大きくします。レイアウトは後で調整します。次に、見出しをクリックして文字パネルで「オールキャップス」ボタンをクリックします。こうすることで見出しのインパクトが強くなります。ドキュメントにロゴを配置し、アートボードの中央に整列させたらテキストボックスの下に移動します。このレストランにはニューヨークと日本が融合したエキセントリックなスタイルの手書きのロゴがあります。このスタイルを引き立てる。フォントを選びましょう。見出しのフォントを選択するには、見出しをクリックして選択し、文字パネルを開きフォントのドロップダウンメニューを開いて、フォントを見ていきます。適切なフォントが見当たらない場合は「さらに検索」をクリックすれば、Adobe Fontsライブラリを直接参照できます。私は、ManofaやP22 Underground、IvyModeが好みですが、Manofaがこのレストランのエキセントリックで新鮮な雰囲気と手作り感に合っていて良いでしょう。

メニュー項目のフォントを選ぶには、テキストボックスをクリックして選択し文字パネルのドロップダウンメニューを開きます。見やすくてバリエーションが多いフォントを選んで、小見出しや本文に使えるようにします。候補はCourier Std、Adobe Garamond Pro、DM Sansですが、ここではCourierStdを使いましょう。メインのフォントが決まったのでレイアウトを整えます。料理名、説明文、価格はそれぞれ改行します。このように情報を分けた方が、内容が伝わりやすくなります。料理名は太めにして目立たせましょう。説明文は料理名よりも小さく細めにし価格は説明文と同じサイズで、太めにして区別します。1ページに収まるようレイアウトを2段組みにしましょう。

テキストボックスを選択し、段落パネルで「中央揃え」をクリックしてすべてのテキストを整列させます。テキストボックスの幅を狭くし、複製するためにAlt(Macはoption)キーを押しながらページ右側にドラッグします。テキストを削除し、ロゴの上のテキストボックス下端を引き上げましょう。左側のテキストの続きを右側に表示するには、左のテキストボックスを選択して右下の赤い+アイコンをクリックし、右のテキストボックスの上の方にポインターを合わせてリンクアイコンが表示されたらクリックします。するとテキストがボックス間でシームレスに流し込まれます。

テキストボックスを下に移動してページに要素を追加していきましょう。見出しは、下のテキストに合わせて中央に配置します。レイアウトの中央に細い縦線を追加しましょう。直線ツールを選択し「塗りと線を入れ替え」を実行して、線にカラーを適用したら線を作成します。ガイドを非表示にするには「表示」「ガイド」「ガイドを隠す」の順に選択します。シンプルな枠線も追加して高級感を加えましょう。次に、カラーを追加しましょう。長方形ツールでアートボード上をクリックしてアートボードのサイズである8.5 in × 11 inと入力し、アートボードの中央に配置します。「オブジェクト」「重ね順」、「最背面へ」の順に選択します。ブランドカラーがあれば、それらをメニューに適用しない場合は「塗り」ボックスをクリックし背景用に明るい色を選びましょう。お勧めは、オフホワイト、ミントグリーン、チーキーピンクなどです。このレストランでは、赤がアクセントとして使用されているのでデザインのアクセントカラーに赤を使用しましょう。このアクセントカラーを見出しと枠線に適用します。仕上げにテキストボックスを最終調整して誤字脱字をチェックします。アクセントカラーの食品表示のほか見出しにデザイン要素、メニュー作成日ロゴ近くのフッターに住所と連絡先を追加し見栄えをよくするその他のデザイン要素も追加しましょう。できました。

簡単に更新できて、ブランドイメージを高めるスペシャルメニューです。以上、Super CreativeのSydney Michudaでした。ご視聴ありがとうございました。


プレゼンター

Sydney Michuda

デザイン提供

Sydney Michuda

Adobe Stock提供元

pressmaster

Nicoleta

2025年2月3日

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