Illustratorのプロジェクトをどこで どのように使用するにしても 様々な方法で 共有可能です 例えば、印刷する必要がある チラシがあるとします Illustratorで開いたファイルは 作業ファイルまたはネイティブファイルと呼ばれます これらのファイルには「.ai」という拡張子が付きます Illustratorでファイルを保存する際 自分のデバイスのローカルに保存するか またはCreative Cloudに保存できます ファイルを誰かに提供した場合 その人はIllustratorで 開いて編集できます プロジェクトを誰かに 送る場合や 印刷所で 印刷する場合は PDFとして保存できます PDFはプロジェクトを共有する 優れた方法です Illustratorを持っていない場合でも 無料のReaderを使えば プロジェクトが まったく同じように 表示されます プロジェクトをPDFとして保存するには プロジェクトファイルを開いた状態で 「ファイル」→「別名で保存」を選択します 「ファイル形式」に 「Adobe PDF（pdf）」を選びます PDFのオプションで 希望の設定を指定できます 印刷所に印刷を依頼する場合は 印刷所に必要な設定を 確認してください 保存すればPDFができます このようなチラシや SNS広告 アイコンなどをJPEGや PNGとして保存して webサイトやSNSなどで 使用できます コンテンツを書き出すには 「ファイル／書き出し／スクリーン用に書き出し」 を選択します このウィンドウで すべてのアートボードを書き出すことができます またこのチラシやSNS広告のみを選んで 書き出すこともできます これらのアイコンは1つの大きなアートボードとして 書き出したくないので 個別に書き出します 使用したいアートボードを選択します 「書き出し先」のフォルダーを選び 「形式」を指定します このやり方でも PDFを保存できますが JPEG PNG SVGなども選択できます では書き出します これらのアイコンを個別に 書き出す場合はどうしますか？
すべてのアイコンが 同じアートボード上にあるのが確認できますね アイコンを1つだけ選んで 書き出しましょう この場合 「アセットの書き出し」パネルを使用します 「ウィンドウ」メニューから 「アセットの書き出し」を選択します このパネルで何をするかというと このパネルにコンテンツをドラッグまたは追加します そしてこのパネルから コンテンツを書き出します この猫のアイコンを パネル上にドラッグしてみましょう これはコンテンツのグループなので 1つのアセットとして 扱われます すべてが個別のオブジェクトだった場合は 個別に書き出す アセットとして扱われます このアイコンも追加します 「アセット 1」などの名前を変更する場合は クリックして名前を入力します この名前が書き出すアセットの ファイル名になります それでは 書き出す対象を選択します パネルの下部で アセットの形式を指定できます このドロップダウンメニューに 様々な形式が表示されます まずはSVGを選びます 同じアセットを別の形式でも 書き出したい場合は 「スケールを追加」をクリックします これは別の目的のためですが PNGファイルを 100%で書き出したいと思います 「1x」を選び PNGが選択されていることを確認します これで書き出すと 各アイコンについて それぞれSVGとPNGが作成されます 「書き出し」をクリックします ファイルの保存先を尋ねられます フォルダーを選択すると アセットが作成されます 説明したように Illustratorで作成したコンテンツを 共有する方法はたくさんあります さっそく別の形式で 保存して書き出す 練習をしてみませんか？
