Illustratorのタイポグラフィ・チュートリアルの パート2へようこそ Nigel Frenchです このチュートリアルでは パート1で制作したロゴを 販促用チラシに 取り込んでみたいと思います 今回はレイアウト作業に必須の手法と いくつかの便利なヒントやコツをご紹介します では始めましょう これは完成したロゴを別の アートボードで使用した完成版です 1つ目のアートボードに切り替えましょう そしてページ上の要素の配置を しやすくするため グリッドを表示します グリッドの幅を 変更したい場合は Illustratorメニューの「設定」から 「ガイド・グリッド...」
を選択します ここでは「グリッド」の間隔を0.5インチ 「分割数」を1にします 次にロゴを拡大します まずこのロゴを 左側に移動します 縦横比を維持してサイズ変更するには Shiftキーを押しながらハンドルをドラッグします 次にペーストボードに移動します これはビクトリア時代のポスターの スクリーンショットです これをベースにしたいので Retypeで類似のフォントを探すことにします Retypeは 「テキスト編集」ワークスペースの一部ですが ウィンドウメニューからも 使用できます この画像を選択し 「マッチフォント」をクリックします するとAdobe Fonts上、または自身のデバイス上に インストールされたフォントの中から 類似のフォントが検索されます 使いたいフォントが現在有効でなければ ここをクリックすると有効化できますが 今使いたいのは Rama Gothicです これは有効になっています でも一応Adobe Fontsの Webサイトに切り替えて フォントファミリー全体が 有効かどうかを確認してみます そうでなければ 「ファミリーを追加」をクリックすると ファミリー全体を有効にできます Retypeパネルを閉じます 劇のタイトルを選択し 文字パネルに移動すると このフォントを選択範囲に 適用できます 「Rama Gothic C Heavy」です 隙間のない文字ブロックを作るため 「オールキャップス」をクリックして すべて大文字に変換します 文字間はもう少し 広げたいので トラッキングを少し増やしてみます このウィジェットをダブルクリックすると ポイント文字をエリア内文字に変換できます エリア内文字では 入力エリアのサイズを調整し そのエリア全体に文字を拡張できます 次に段落パネルに移動し すべての行を「両端揃え」に設定します 文字間はできるだけ詰めたいので 「ジャスティフィケーション」オプションで 「単語間隔」の「最小」「最適」「最大」をすべて 60%に減らし 「自動行送り」は75%にします 今はまだ少々 見た目が変ですが ここでCommand+Shiftか Control+Shiftキーを押しながら >キーを押して文字を拡大します 2行目の文字があふれてしまった場合は 1つ前の手順に戻します そして1行目のみを選択し その文字サイズをできるだけ 大きくしていきます テキストを入力エリアの 高さぴったりに収めるため 「エリア内文字オプション」に 移動して 「先頭ベースライン位置」を 「キャップハイト」に設定します そうすると 文字が入力エリアの一番上まで 動くのがわかると思います 「配置」オプションは 「均等配置」に変更します そして入力エリアの 下の部分をドラッグして 少しだけ上に引き上げます 付随するテキストには 段落スタイルを作成し 一貫した書式設定を手軽に 適用できるようにしました そしてこれをベースに 別の段落スタイルを作成し 階層の下位レベルにも適用します ここでは単に文字サイズを半分にして それを選択した 2つのテキストに適用します 次に日付と場所のテキストを選択します これはエリア内文字にしたいので ウィジェットをダブルクリックするか 書式メニューの「エリア内文字に 切り換え」を選択します そしてこれを入力エリアの 幅全体に広げ 「両端揃え」オプションを適用します また「エリア内文字オプション」に移動して このテキストを「キャップハイト」に 「配置」を「中央揃え」に変更します それができたら このテキストの上と下に線を追加して テキスト文字列がぴったりその中間に 来るようにします 線を1 本描いて その線の太さを変更したら OptionまたはAltと Shiftキーを同時に押しながら複製して 位置を固定します 3つの要素をすべて選択した状態で 整列パネルの 「垂直方向等間隔に分布」を使用します そしてこれらの要素をグループ化します すべての要素の間隔を 微調整するには 「選択」メニューから「作業アートボードのすべてを選択」 を選びます そしてもう一度整列パネルに戻り 「選択範囲に整列」と 「垂直方向等間隔に分布」を選択します ではグリッドを非表示にします CommandまたはCtrlキーと¥です できるだけ安く印刷できるようにするには これ以上手を加えず 白黒のままにしておきます でももちろん カラーの背景を加えることもできますし テキストにも色を付けることもできます これは将来の制作物の テンプレートにできますので 実際テンプレートとして保存してもいいですし 単に「別名で保存...」
で保存してから 別バージョンの作業に移ることもできます これで 目を引くチラシを作成できました またIllustratorのテキスト編集機能で どんなことができるかも 理解できたことと思います ご覧いただきありがとうございました

