本は カバーデザインの良し悪しが売れ行きを左右します このInDesignのチュートリアルでは タイポグラフィを効果的に使用し、カバーデザインを作成します テキストの書式設定 テキストの回り込み シェイプへの変換機能を活用します ドキュメントを開くと 「環境にないフォント」ダイアログボックスが表示されるでしょう お使いのシステム環境で有効ではないフォントが ドキュメントで使用されているためです これを解消するには、Adobe Fontsが利用可能な場合は Adobe Fontsのフォントをアクティベートします フォントを選択して 「アクティベート」をクリックします Adobe Fontsが利用可能でない場合は 「フォントを検索...」
をクリックして 環境にないフォントを1つずつ選択し 代替フォントを選択します フォントをアクティベートしたら 「閉じる」をクリックします 最初に このように大きな文字をデザイン要素として追加します ツールバーから文字ツールを選択します クリック&ドラッグで、大きなテキストフレームを作成して 大文字の「S」を入力します フォントサイズを大きくし、書式を変更するには Escapeキーを押して、テキストフレームを選択します フォントを変更するには プロパティパネルのフォントメニューをクリックします 既にお持ちのフォントを使用するか または、Adobe Fontsが利用可能な場合は 「さらに検索」をクリックすれば 使用可能なAdobe Fontsリストが表示されます フォント一覧から 「Discourse Wide Heavy」を使用するため 最初の数文字 「dis」を入力します フォントが見つかったら クラウドアイコンをクリックし、アクティベートします 「OK」をクリックします アクティベート後は プロジェクト内で使用できます アクティベートしたフォントのみを表示するには 「アクティベートしたフォントを表示」をクリックします 「Discourse Wide Heavy」を選択して 「S」に適用します 「S」の文字をもっと大きくするため、フォントサイズを変更します このフォントサイズを選択し 「660」と入力して ReturnまたはEnterキーを押します これで大きな文字になります 文字が表示されていない場合は、テキストフレームからあふれています その場合は 文字が表示されるまで、フレームのコーナーをドラッグします 文字のカラーを変更するには プロパティパネルで「塗り」のカラーをクリックします テキストのカラーを変更するには 「適用:」に「テキスト」を選択します 次に、グリーン系のカラーを選択します 最後に ドラッグして位置を調整します 他の文字も同じ方法で作成しました 次に、この2箇所のテキストが 大きな文字と重ならないようにして スタイリッシュなデザインに仕上げましょう 重ならないようにするには テキストの回り込みを適用します 文字の周囲に表示されるフレームではなく 文字に沿って回り込ませるには 文字をシェイプに変換する必要があります そのためには、アウトラインを作成します 文字を選択して、書式メニューから 「アウトラインを作成」を選択します これで文字が編集可能なシェイプになります 次に、テキストが大きな文字を回り込むよう設定します Shiftキーを押しながら 他の2つの大きな文字をクリックし、3つすべて選択します テキストの回り込みを適用するには ウィンドウメニューから 「テキストの回り込み」をクリックします テキストの回り込みパネルが表示されます 「オブジェクトのシェイプで回り込む」を選択します これによりテキストが、フレームではなく 文字のアウトラインに沿って回り込みます しかし、テキストが文字にぴったりくっつくよう流れています もう少しアキを増やすためには オフセット値を大きくします 上向き矢印をクリックします 必要に応じて、各オブジェクトの位置を微調整して 仕上げます テキストの書式設定を使うと、簡単で効果的なデザインが可能です 印象的なデザインは様々なものに応用できます このチュートリアルで習得したテクニックを使って ブックカバーをデザインしてみましょう
