よりクリエイティブでダイナミックな 画像に仕上げるために 後処理のレベルを上げる方法をお探しですか?
それなら 「カーブ」がおすすめです ZEISSアンバサダーのKenneth Hines Jr.
です 今日は カーブについて解説します Lightroomの中でも 最も強力なこのツールで 画像をよりダイナミックに仕上げる 方法を探っていきましょう カーブを使用すると 画像の階調値を調整できます これには 2つの方法があります ポイントカーブと パラメトリックカーブです まずパラメトリックカーブですが これはカーブの様々な領域が 写真の様々な階調値にどう影響するかを 視覚的にわかりやすく示す ツールです パラメトリックカーブでは 線上の任意の場所を 上下にドラッグして 画像を明るくしたり暗くしたりできます カーブの下のスライダーを動かすと 階調範囲の特定の部分を 調整できます ライトパネルのスライダーでも 同様の調整ができますが カーブではより詳細な制御が可能です 次はポイントカーブです ポイントカーブ内で対角線をクリックすると 調整したい階調範囲の部分に コントロールポイントを 追加できます 合計16個のコントロールポイントを追加して カーブを微調整できます 使い方をご説明しましょう 個人的には3つのポイントをそれぞれ シャドウ 中間調 ハイライトに1つずつ 追加するのが好みですが ポイントの位置や数は自由に決められます 追加したポイントを 削除したい場合は コントロールポイントを右クリックすると 削除や その他のオプションが表示されます OptionまたはAltキーを 押したままにすると カーブパネルの上部にカーブの初期化の オプションが表示されるので カーブの調整をすべてリセットして 最初からやり直すこともできます カーブにはターゲット調整ツールもあり パラメトリックカーブやポイントカーブを 画面上で調整できます このハイライトされた領域を クリックしてドラッグすると この部分の階調範囲を調整できます ではここで カーブ以外の調整が 既に適用されている画像を 見ていきましょう このオキュラスの画像では コントラストをさらに 高めたいので ダークを調整したいと思います また、ハイライトも 明るくしたいので ハイライトも 調整します ポイントカーブの追加機能として カラーチャンネルにアクセスし 画像にカラーカーブの調整を適用する 機能もあります ポイントカーブで緑色の カラーチャンネルを選択し 画像の影に緑色を 加えてみましょう ポイントをそれぞれシャドウ 中間調 ハイライトに追加し シャドウのポイントを上に移動します するとこのように緑色が その領域にのみ適用されます 次は赤色のカラーチャンネルでも 同様に操作してみましょう 今度はハイライトのカーブ調整で 赤の色調を加えます 3つのポイントを適用していきます それではハイライトを 調整してみましょう 調整をおこなった後で カーブ調整の前後を 比較する場合は カーブパネルの右上にある 目のアイコンを切り替えます いいですね クリエイティブな印象が アップしました ご自分でもぜひ実際にカーブを試して 画像をさらにダイナミックに仕上げる方法を 確認してみてください Kenneth Hines Jr.
でした 皆さんとまたLightroomについて学べるのを 楽しみにしています
