このビデオでは、Lightroomで写真にプリセットを 適用する方法を学びます チュートリアルに沿って作業する写真は 任意の写真でも ダウンロードしたサンプルファイルでも構いません 写真をLightroomに読み込んで 写真グリッドに表示されたら ダブルクリックして開きます プリセットは、モバイルアプリでフィルターを適用するのと同じように ワンクリックで劇的に写真のルック&フィールを変えることができます プリセットが多くのモバイルアプリと異なるのは 完全に編集可能だということです プリセットはコントロールスライダーの位置を あらかじめ設定してあるだけなので 必要に応じていつでも変更できます では、その方法を説明しましょう 編集アイコンをクリックするか、Eキーを押して 編集ワークスペースを開きます 「...」
をクリックし、「シングルパネルモード」をオフにします これで同時に複数のパネルを開き プリセットを確認しやすくなります 次に「ライト」「カラー」「効果」のパネルを開きます 編集パネル下部の「プリセット」ボタンをクリックすると 3列目が開き プリセットのカテゴリ別リストが表示されます カテゴリ名をクリックすると展開し 各プリセットにマウスを合わせると、そのプリセットで 写真がどう変わるかをプレビューできます もちろん、気に入ったものがあれば クリックして適用できます このようにマウスを動かしていくと パネルのスライダーが変化します 各スライダーの位置があらかじめ設定されており その位置設定によって、プリセットごとに どのような外観になるかが異なります 編集操作を学ぶために プリセットを利用することもできます 例えば、「クリエイティブ」カテゴリの「古い写真」に マウスを合わせると 「白レベル」のスライダーが「+40」なので ハイライトが明るくなっています 「黒レベル」のスライダーは 「-40」ですから、シャドウが暗くなっています そのため、コントラストの強いイメージになっています カラーパネルでは 「自然な彩度」と「彩度」のスライダーが どちらも下げられ、彩度が低くなっているため 古い写真に見えるわけです 次は「白黒」プリセットを開き プレビューしてみましょう この写真の場合、「カラー」カテゴリがいいですね 「高コントラストとディテール」を選択しましょう プリセットが完璧にフィットしない写真もありますが プリセットはいつでも編集できます この場合、コントラストが強すぎるので コントラストスライダーを左にドラッグして下げましょう また、複数のプリセットを適用して おもしろい効果を作成する機能もあります プリセットの上に別のプリセットを重ね 写真をさらに加工して、おもしろい効果を出せるわけです 例えば、この写真に粒子を追加することもできます 「粒子」プリセットカテゴリを展開し プリセットをプレビューしてみましょう 元のプリセットはそのままで 粒子だけが追加されますね 粒子スライダーは効果パネルにあります このようにマウスを動かしていくと、粒子スライダーが変化します あまり粒子を多くしたくないので「弱」を選択します さらに周辺光量補正も追加できます 「周辺光量補正」カテゴリを開き、プリセットをプレビューしましょう 効果パネルに周辺光量補正スライダーがありますね 「強」を選択して適用しましょう プリセットを変えて別バージョンの写真を作成する場合は 編集メニューで 「複製」を選択し フィルムストリップアイコンをクリックして フィルムストリップの左端のコピーを選択します 適用済みのプリセットを取り消して 最初からやり直すには 「...」
アイコンをクリックし 「元画像の状態にリセット」を選択するか Shift + Rキーを押せば 元の画像に戻すことができます この状態でプリセットをプレビューし、気に入ったものが見つかったら クリックして適用します これで、同じ写真でプリセットの違うものが2枚できました ご覧のとおり、プリセットを使えば写真をすばやく編集し 美しく仕上げることができます プリセットはLightroomモバイル版でも利用できます ここで学んだプリセットの適用方法を ぜひ様々な写真でお試しください
