Lightroomデスクトップ版またはモバイル版で写真を編集すると、変更内容はすべてのデバイスのLightroomで同期されます。

編集オプションは、編集に使用しているデバイスに応じて画面の右側または下部に表示されます。Lightroomデスクトップ版で、写真をクリックして選択します。次に、右上の「 編集 」アイコンをクリックするか、キーボードの E キーを押します。モバイルデバイスのLightroomで写真を編集するには、編集する写真をタップして編集ツールを表示します。

Lightroomデスクトップ版では、画面右上の プリセット アイコン(重なり合う2つの円)をクリックしてプリセットパネルを開きます。様々なプリセットを試して、写真にクリエイティブな効果やフィルター効果を適用しましょう。デスクトップでは、各プリセット名にカーソルを合わせると、写真に適用させる効果をプレビューできます。「 編集 」アイコンをクリックして編集パネルを開き、それぞれのプリセットにポインターを合わせると編集スライダーが動く様子を見てください。プリセットごとに編集スライダーと画像の外観がどのように変化するかに着目することは、調整のコツをつかむのに最適な方法です。スマートフォンのLightroomモバイル版で作業している場合は、画面下部にある「プリセット」アイコンを選択します。
ヒント: 編集内容は自動的にクラウドに保存されるため、保存の操作は必要ありません。

プリセットで好みの外観にアレンジしたら、そこからが腕の見せどころです。「 編集 」アイコンをクリックして画像を補正しましょう。パネル上部の「自動」ボタンをクリックすると、画像に適した補正が提示されます。この補正は ライト スライダーと カラー スライダーを使っていつでも変更できます。 ライトスライダーでは、ハイライトやシャドウといった特定の色調の範囲を含め、シーンを明るくしたり暗くしたりし、カラースライダーでは、写真のカラーを補正したり微調整したりします。
ヒント: デスクトップで、スライダー名( 露光量 、 コントラスト など)にポインターを合わせると、それが写真にもたらす効果についてのヒントが表示されます。

「 効果 」セクションの「 明瞭度 」や「かすみの除去」、さらに「ディテール」セクションの「シャープ」や「ノイズ軽減」などを調整して、細部まで緻密に仕上げていきます。
ヒント: 編集作業中、編集/取り消し、または編集/やり直しを選択すると、変更の取り消し、やり直しができます。また、任意の調整スライダーをダブルクリックして、デフォルトの状態に戻すこともできます。

マスクツールを使用すれば、画像の特定部分だけを補正することができます。例えば、画像内の空を補正する場合、部分補正を適用するには、右側のツールバーにあるマスクアイコンをクリックし、作成するマスクの種類を選択します。「被写体」、「空」、「背景」など、AIを活用したマスクは、Lightroomによって自動的に作成されます。次に、編集スライダーを使用して、選択範囲に補正を適用します。右端にあるマスクアイコンまたは編集アイコンをクリックして、マスクパネルを閉じます。

写真に編集を加えると、編集内容はすべてのデバイスのLightroomに同期されます。
