Lightroomでは ワンクリックするだけで AIを使って自動的に 反射や人物などの気になる箇所を 検出して削除できます 手作業で修復する必要はありません こんにちは、Glyn Dewisです このチュートリアルで紹介するのは Lightroomの 不要な箇所を削除機能です この機能を使うと 人物でも窓の反射でも 簡単に写真から 削除できます このビーチの写真を使って さっそく始めましょう この写真には不要な人物が たくさん写り込んでいます これには 不要な箇所を削除機能が最適です では、画面の右端に 移動して 「削除」セクションを開きましょう ここに「不要な箇所を削除」があり オプションが2つ表示されています 「反射」と「人物」です 「反射」は後まわしにして まずは このビーチから人物を 削除する方法を見てみましょう 「人物」をクリックすると すぐに写真の 解析が始まります 少しすると 写真の中の 人物が検出されて 個々に赤いオーバーレイと ピンが表示されます 人物を削除するには 「削除」をクリックするだけです ただ、削除したくない人物が いる場合はどうすればよいでしょう?
ここにズームインすると 有名な古生物学者の メアリー・アニングの像があります これは人間ではないですね もちろん 像は削除したくありません 必要なのは、ピンをクリックして Deleteキーを押すことだけです するとピンが消え 赤いオーバーレイも消えます いいですね これで「削除」ボタンをクリックすれば 結果はこのようになります すばらしいですね ここで1つだけ 言っておくことがあります 人物を削除した箇所が 期待していたほど きれいではないと思ったら カーソルを画像上に 移動してください するとピンが表示されます このピンは人物が 削除された位置を表しています これをクリックしてから バリエーションを クリックで確認し 満足のいく結果を見つけましょう 次は、反射の削除を見てみましょう 使うたびに感動しますよ このショーウィンドウの写真は 反射が顕著です 撮影者が写り込んでいるのが はっきりわかります 「削除」セクションで 「反射」をクリックすると この「画質」設定で 「プレビュー」、「標準」、「最高」を 選択できます 反射の削除機能は 非RAWのファイル形式にも対応しており この「画質」設定によって 最終的な 解像度が決まります 「プレビュー」は解像度が最も低く SNSでの公開に最適で 最速で処理できます 「標準」は中程度の解像度で 通常の画面解像度での 写真表示に最適です 「最高」はフル解像度ですが 処理に最も時間がかかります このビデオでは動画編集の技を使って 短時間でお見せしましょう では「最高」を選択し 「適用」をチェックしましょう 結果はこのとおり 見事ですね この画像でも試してみましょう 反射だらけで ほとんど合成写真のように 見えますね 「最高」画質を選択して 「適用」をチェックすると このとおり、すばらしい結果が得られます この適用量スライダーを使えば 反射が見える量を 調整できます 「+100」は反射が完全に削除された状態です 左へドラッグすると 反射が見えてきます 左端の「-100」までドラッグすると 反射だけになり 窓の向こう側が 見えなくなります すごいですね もちろん、この機能を使っても 思ったとおりの結果が 得られない可能性も ありますので 期待しすぎないことも 大事です 例えばこの画像は Lightroomで 反射を削除しようとすると 数字が少し ぼやけてしまいます これはたぶん 写り込んでいた車の反射が 明るすぎたからでしょう 知っておくとよい ベストプラクティスがあります 不要な箇所を削除機能を 使うタイミングは ワークフローの 初期段階が最適です ただし、「ノイズ除去」、「Rawディテール」 「スーパー解像度」などは その前に使いましょう それにしても、この機能は 魔法が使えるようなものです 日の目を見ることが なかったかもしれない写真が ワンクリックで 生まれ変わるのですから すばらしいですね やってみれば絶対に気に入りますよ
