チュートリアル記事

初級

5 分

写真をシャープにする

Adobe Lightroomでシャープスライダーを使用して、写真を補正します。

学習内容:シャープを調整する方法

写真をシャープにする方法

  1. 写真を選択して、右側の列にある編集アイコンをクリックします。

  2. ツールバーの「1:1」アイコンをクリックするか、写真をクリックして等倍表示まで拡大します。シャープを適切に調整するには、このズームレベルが最適です。

  3. ディテールパネルをクリックしてシャープスライダーを表示します。

  4. シャープスライダーを右に動かして、写真に適用されるシャープの量を調整します。ほとんどの場合、これで調整は完了します。

詳細なシャープ調整

  • シャープ効果をさらにきめ細かく調整するには、シャープスライダーの右にある左向きの三角形をクリックして、3種類のコントロールを表示します。

これらのコントロールを使用するには、Lightroomでのシャープ処理について理解しておく必要があります。シャープスライダーでは、写真の失われたディテールを復元できるわけではなく、エッジにコントラストを加えることで、ディテールやシャープさがあるように見せているにすぎません。この3種類のスライダーでは、エッジのコントラストがどのように見え、どこに表示されるかを調整します。

  • 半径スライダーで調整するのは、コントラストが適用されるエッジの太さです。値が小さいほどエッジは細くなり、値が大きいほどエッジは太くなります。

  • ディテールスライダーでは、写真のディテールに適用されるシャープの量を調整します。値を下げると、より広範なエッジにシャープが適用されます。値を上げると、ごく細かいディテールにもシャープが適用されますが、行き過ぎるとノイズが生じます。

  • マスクスライダーでは、シャープ効果が適用される範囲を調整できます。スライダーを0に設定すると、シャープ効果は写真全体に適用されます。スライダーを右に動かすと、強いエッジの周囲にシャープ効果が適用され始めます。

マスクスライダーは、適用量スライダーまたはディテールスライダーによって生じた余分なノイズを除去する際に、非常に便利です。

  • マスク領域をより正確に表示するには、Alt(Win)/Option(Mac)キーを押しながらマスクスライダーを動かし、写真に適用されているシャープマスクを可視化します。黒い部分はシャープが適用されない領域を表し、白い部分はシャープが適用される領域を表します。


プレゼンター

Jesus Ramirez

フォトグラファー

Cody York Photography

2022年12月21日

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