こんにちは、Photoshop使いのRCです 今日は、新しいPhotoshopの とてつもない新機能をご紹介します 以前から噂は流れていたことですが 現実になったのは本当に嬉しいですね まず、今まで困っていたことを説明しましょう ファイルを開きます これは卒業パーティーの記念写真です。
先日の週末に 私が撮影したものです とても気に入っていたのですが しかし、よく見たら なんと 思ったほどシャープに撮れていないではありませんか そう、実は私 手ぶれしやすいのが悪いクセなんです ですから、ちょうどいいISOの写真だろうと ISO値が高い写真だろうと 非常に暗い写真だろうと 緑の草木がたくさん写っている 細かい写真だろうと こんなときに何とかしてくれる機能が欲しかった そんなパラメーターが欲しかったんです ピンチのときに この機能が救ってくれるかもしれません フィルターメニューを開くと 「シャープ」サブメニューがありますが そこに「ぶれの軽減」という機能が加わりました ピンぼけだけでなく 被写体の動きによるぶれや スローシャッターによるぶれ そして手ぶれが起きたとき 本来のビジュアル情報をなんとか復元できないか シャープさを取り戻せないかと思いますよね そういう場合に使えるのが、「シャープ」の 「ぶれの軽減」です このコマンドをクリックして 少し拡大 どういうことが起きるのかを 見やすくしましょう いま実行しただけで この範囲が選択されましたね ぶれの軽減機能が 「この範囲内のぼやけた部分を修正するのかな?」
と認識しました 対象にする範囲はユーザーが指定できます 自動認識された範囲をそのまま使ってもいいですし 自分で、ぼかし予測ツールを使って 例えばこの辺を囲んで 「いや、この範囲から予測して手ぶれを消してくれ」 と指示することもできます 何もしないうちに 手ぶれをかなり軽減した結果が 粗画像の プレビューで表示されています ところで、ぶれ解消系の機能全般に言えることですが これは要するに若干のシャープさを加える機能の一種です ただし、そのシャープ処理の中で 元画像にない要素が多少発生してしまう そういうものです ですから、ぶれのトレーシングを どれくらい実行するか、そのバランスを 増減できるようになっています また、シャープ処理やその結果の画像に 発生するノイズをスムーズにするための オプション設定もあります これを使って少しスムーズにしてみましょう このように、何かするたびにレンダリングが 再実行されて こちらのバーがだんだんと 動いていきます 処理中に発生する無用な視覚効果は すべて抑制できます 大きな斑点が現れることもありますが このスライダーを右に ドラッグして解消できます また、場合によっては ぼかし予測領域が複数表示されます ここに表示されている最初の領域は こちらのセクションにあり、ピン留めされています これが最初の項目です もう1つは、こちらの領域です 2番めとして表示されています こうした予測領域を、さらに追加して ぶれ軽減の精度をある程度高めることができます 粗画像プレビューの描画が 完了すると、引き続いて 細かいプレビューが描画されます ご覧のとおり、元の写真の 少し曖昧だったところが よく復元されて ディテールが見えてきました 処理が終わったようです 「OK」をクリックしましょう 効果のほどを見ていただくために 全体を選択して 複製しましょう イメージメニューの「複製」で コピーを作ると 右側に追加されます 次に ファイルメニューの「復帰」で元の状態にします これを比較してみましょう 実行前と、こちらが実行後 わかりにくいので並べます 並べるには ウィンドウメニューの「アレンジ」 「2アップ - 縦」を選択します さらに、「アレンジ」の「すべてを一致」で まったく同じ領域が並びました 左が実行前、右が後です 本当によく処理されていますね では、この結果に もう少し 仕上げの処理を してみましょう。
ズームアウトして 複製します ここで、新しい「Camera Raw フィルター」の オプションを使います この写真に ちょっとした ノイズ軽減処理を 「ディテール」から 適用しましょう また、「露光量」と 「自然な彩度」も少し調整して 「OK」をクリックします さあ、左は元の状態 右が結果です これは感激ですね なにせ、自分の手ぶれのせいで ぼやけてしまった残念な写真が もうディテールなんか見えない、と 諦めていた写真が わずかな手ぶれや わずかなピントずれであれば ここまで直せるんです Photoshopに装備された新機能のお話でした これを見て私の動画に興味を持ったら ぜひ、サイトをチェックしてください ではまた
