切り抜きを応用して顔を分離し、手に持たせる方法を学習します。
「別世界の生き物を作れるとか、異次元の世界観を表現できるとか。日常とは違うものを表現できるところが、コラージュの魅力ですね。」
サンプルアセット「ステップ4.psd」を開きます。ツールバーから「ペンツール」を選択し、顔の輪郭に沿ってパスを描いていきます。画像をクリックしてアンカーポイントを打ち、そのままドラッグしてハンドルを操作しながら曲線をつなげていきます。オプションバーの「選択範囲を作成」をクリックしてパネルを表示させ、「OK」をクリックすると、画像上のパスが選択範囲として表示されます。

レイヤーパネルで「モデル」レイヤーを選択し、「Mac:command+J」キーまたは「Win:ctrl+J」キーを押して複製します。「移動」ツールに持ち替えて、複製された顔のパーツを左手のあたりに移動します。

レイヤーパネルで「モデル」レイヤーを選択し、先ほどの顔と同じように左手の指に沿って「ペンツール」でパスを描き、「作業用パス」を作成します。手が選択された状態で、「Mac:Command+J」キーまたは「Win:ctrl+J」キーを押してモデルレイヤーを複製します。続けて顔のレイヤー(レイヤー1)を「モデル」レイヤーの上に移動します。

レイヤーパネルで「レイヤー1」レイヤーを選択し、パネル下の「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックします。複製されたレイヤー(レイヤー2)を選択した状態で右クリックし、メニューから「クリッピングマスクを作成」を選択します。ブラシツールを選んでサイズを調整し、手と顔の隣接部分をブラシでなぞって影を描きます。

デザイナー カズシフジイさんの作品を使ったコラージュアートシリーズの続きをご覧ください。