「コンテンツに応じた塗りつぶし」を活用して、背景に写りこんだ不要なものを削除しましょう。
「背景って、実は結構印象を左右するんですよね。ここにこだわってこそ、おしゃれ感がより出ると思います。」
Photoshopで「utsurikomi_1.jpg」を開きましょう。はじめに、背景の葉っぱのスカスカ感をなくしていきます。ツールパネル「多角形選択ツール」をクリックし、写真の左側の合成したい背景部分を選択します。

「編集>コンテンツに応じた塗りつぶし」をクリックします。こちらは、AIが不足部分を予測して、元の画像になじむよう補完する機能です。

サンプリング領域が緑色になっています。プレビューを見ながら、調整に不要な部分をなぞって除外します。適宜ブラシの大きさを変更しましょう。調整に加えたい部分は、Mac:Option|Windows:Altを押しながらドラックすると追加できます。今回は左図のようにサンプリング領域を設定しました。

プレビューに違和感がなければ「OK」を押しましょう。元のキャンバス画面に戻ります。

背景が選択されたままなので、「選択範囲>選択を解除(Mac:⌘+D|Windows:ctrl+D)」をクリックします。

葉っぱが増えている部分が、塗りつぶされていることが確認できます。

元に戻したい場合は、「ウィンドウ>レイヤー」でレイヤーパネルを表示し、「背景のコピー」のレイヤーを削除することで、はじめから作り直せます。

「背景」レイヤーを選択し、ツールパネルから「スポット修復ブラシ」をクリックします。こちらは、なぞった箇所を削除して、まわりの背景に馴染ませる機能です。マンホールやライト、排水管など、余計なものをなぞって削除しましょう。

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