寒い冬におしゃれなカフェで温かい飲み物でホッとひと息。ゆっくり飲みながらその写真をアップするのもいいですが、その前にLightroomとPhotoshopでちょっとひと工夫してみませんか。


本チュートリアル内で使用する主な機能
スマートオブジェクト、トーンカーブ、スマートフィルター

撮影時のポイント
泡部分のディテールが飛ばないようにやや暗めに撮りましょう。
Lightroom Classicでサンプルファイル(food-photography-hot-drink.dng)を読み込みます。
次に 基本補正パネル で色調の微調整を行います。ヒストグラムが綺麗な山形になることを心掛けましょう。
調整後、Photoshopで開きます。Photoshopに展開するときは スマートオブジェクト として移行しましょう。スマートオブジェクトにすることで、画質を落とすことなく編集を何度でもやり直すことができます。

トーンカーブ を使って、全体の雰囲気をつくります。
このとき、 トーンカーブ のRGBのカーブだけでコントラストを上げると彩度もあがってしまうので、他のレッド、グリーン、ブルーの個別チャンネルのカーブもそれぞれ微調整して、色味を整えます。個別チャンネルは、チャンネルプルダウンで切り替えます。

泡部分とデザートだけのディテールを強調するため、泡部分とデザートだけの選択範囲を作成します。その選択状態のままアンシャープマスクをかけることで、泡部分とデザートだけにシャープ効果が適用されます。
まず、なげなわツールで選択範囲を作成し、アプリケーションメニューの 選択範囲 / 選択範囲を変更 でその境界をぼかします。
つぎに、アプリケーションメニューの フィルター / シャープ でアンシャープマスクを適用します。 アンシャープマスク は、 スマートフィルター として適用されるため微調整やオン/オフが楽になります。

Adobe Stockで湯気の写真を検索します。Adobe Stockへは、Photoshopの ライブラリパネル から直接アクセスすることができます。検索窓に「湯気」と入力して黒バックで撮影された湯気の写真を選びましょう。
Adobe Stock は、PhotoshopやIllustratorなどの主要アプリケーションから、高品質なロイヤリティフリーの写真やグラフィックなどの素材を直接利用できるストックフォトサービスです。

選んだ湯気の写真をドラッグ&ドロップし、レイヤーの描画モードを スクリーン にして黒い部分を透明にします。次にカップから湯気が立っているように見える位置に移動させましょう。
スクリーンモードにすると写真の黒い部分が透過されて、それ以外の色の部分だけが表示されます。

最後に トーンカーブ で色味を微調整して完成です。



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