チュートリアル記事

初級

5 分

生成画像から類似した画像をさらに生成

Photoshopの「画像を生成」は、テキストのプロンプトを⼊⼒するだけで、イメージどおりの画像をゼロから⽣成することができます。さらに、プロンプト⼊⼒に加えて「参照画像」を使⽤することで、⼿持ちの画像と同じスタイルの画像を⽣成することも可能です。まずは下の動画で⼀連の制作⼯程を確認してください。

必要なもの

本チュートリアル内で使⽤する主な機能
生成塗りつぶし、類似を生成

※Adobe Photoshop 26.0.0を使用して操作しています。

 

⼿順

 
1.ワンクリックでピンク色のショートヘアを生成する
2.類似する画像を生成する

 

作業に入る前に、サンプルファイルをダウンロード します。

このサンプルファイルには、このチュートリアルの練習⽬的でのみ使⽤可能な、Adobe Stockの素材が含まれています。このファイルの利⽤条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。Adobe Stock には、商⽤利⽤可能なロイヤリティフリーの画像とビデオが数億点以上あります。1か⽉の無料体験期間中 は画像を10点までご利⽤いただけます。

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手順1/2

ワンクリックでピンク色のショートヘアを生成する

Photoshop を起動し、ダウンロードしたサンプルファイル「AdobeStock_732208984.jpeg」を開きます。

ファイルが開いたら、黒のロングヘアの部分を「なげなわ」ツールで選択し、画像の下にあるコンテキストタスクバーの「生成塗りつぶし」をクリックします。

 

次に、コンテキストタスクバーのプロンプトに「ピンク色のショートヘア」と入力して「生成」をクリックします。

 

しばらくすると、黒のロングヘアーが新たに生成されたピンク色のショートヘアに置き換わります。プロパティパネルには3つのバリエーションが表示されるので、それぞれをクリックして表示を切り替え、気に入ったものを選択します(ここでは中央のコンテンツを選択)。

※プロンプトから生成されるコンテンツは、サンプルと同じものが生成されることはなく、その都度、新しいコンテンツが生成されます。

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⼿順2/2

類似する画像を生成する

選択した生成画像のサムネールにカーソルをのせて、右上に表示される「…」をクリックし、ドロップダウンメニューから「類似を生成」を選択します。

 

しばらくすると、最初に選択した画像とした類似した画像が生成され、プロパティパネルにさらに3つのバリエーションが追加されます。クリックして表示を切り替え、気に入ったものを選択します。

「類似を生成」を繰り返し適用し、類似画像のバリエーションをさらに追加していくことが可能です。

 

Photoshopの生成AI機能では、イメージどおりの結果を得るまで繰り返し生成を試すことができますが、バリエーションの中でイメージに近いものがあれば、そのスタイルに絞り込んで生成のバリーションを増やしていくほうが効率的です。「類似を生成」は、生成塗りつぶし、生成拡張、背景を生成、画像を生成によって生成されたバリエーションに適用できます。ぜひ試してみてください。


2024年10月24日

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