いいイヌの写真ですが 少しくすんで見えます 明るさとコントラストを高めて 写真の質をぐっと上げましょう Adobeの学習チーム担当のJan Kabiliです 今回はレベル補正を使って 明るさを調整する方法をご紹介します まず、「レベル補正」レイヤーを追加して 非破壊でレベル補正ができるようにします レイヤーパネルの下にある 丸いアイコンをクリックして 「レベル補正」を選択し 写真レイヤーの上に新規のレベル補正レイヤーを作成します プロパティパネルには ヒストグラムをはじめ レベル補正レイヤーのコントロールが表示されます ヒストグラムには、写真の明るさのレベルが表示されます グラフの左端は、最も暗いトーンの領域です 右端は最も明るいトーン 中間はその間のグレートーンです この白い山型は、写真の実際のトーンを表しており たくさんの縦棒で構成されています それぞれの縦棒が 明るさのレベルを表しています 棒の高さはトーンの相対量を表しています ヒストグラムで写真の状態を確認できます よく見ると ヒストグラムの左端には縦棒がありません これは画像に真っ黒の部分がないことを示しており 右端には少ししか短い棒がなく 真っ白の部分がほぼないことを示しています ほとんどのトーンがグレーの色調であることがわかります より暗い黒と明るい白があって 幅広いトーンがあるのが理想です そのためには 黒の点と白の点をリセットします そうすると、その間にある他の色調が まるで大きな輪ゴムのように伸びて トーンの幅が広がり、コントラストのあるポップな仕上がりになります ヒストグラムの真下にある黒のスライダーを見つけたら MacではOptionキー、WindowsではAltキーを押しながら 黒のスライダーを右にドラッグすると 黒い部分が現れはじめ このようになります この黒い領域は、画像の中で 黒くつぶれる領域をあらわしています これらの部分にディテールを残したい場合は 黒のスライダーを左に戻して 黒い部分を減らします 右側からも同じことをします OptionまたはAltキーを押しながら 白のスライダーを左にドラッグして 白を表示させていきます 白飛びするのを避けるために スライダーを右に戻して 白の量を減らします 写真のトーンを明るくする方法として 全体を明るくする方法もあります ヒストグラムの下のグレーのスライダーを 左にドラッグして 中間のトーンを明るくし、全体の明るさを高めます これで完了です わずかな操作で、くすんだ暗い画像が明るくなりました 黒の点をリセットし 中間のトーンを明るくしました ヒストグラムを使ったトーンの補正方法を 参考にしていただけると幸いです
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