Adobe Premiere Proのプロジェクトにオーディオを読み込み、オーディオクリップをシーケンスに追加して、オーディオトラックのボリュームを調整する方法を説明します。

画面上部の「オーディオ」をクリック、またはウィンドウ/ワークスペース/オーディオを選択して、「オーディオ」ワークスペースに切り替えます。ウィンドウ/メディアブラウザーを選択して、メディアブラウザーパネルを表示します。
メディアブラウザーでオーディオファイルを選択し、右クリック(Windows)またはControl+クリック(macOS)して、「読み込み」を選択し、プロジェクトパネルに読み込みます。プロジェクトパネルへの読み込みとともに、オーディオファイルをプロジェクトのフォルダーにコピーするには、インジェストのチェックボックスをオンにしてから読み込みをおこないます。

プロジェクトパネルでは読み込んだオーディオファイルが選択されています。それをダブルクリックしてソースパネルで開くと、波形が表示されます。必要に応じて、ソースパネルでオーディオファイルを試聴できます。オーディオクリップをタイムラインパネルのシーケンスにドラッグします。ビデオトラックの下にある任意のオーディオトラックにドロップします。オーディオクリップも、ビデオクリップと同様の方法でトリミングできます。

スペースバーを押して、タイムラインパネルおよびプログラムモニター(右上のパネル)でシーケンスを再生します。再生を止めるには、もう一度スペースバーを押します。青い再生ヘッドを任意の位置にドラッグして、再生開始位置を変更できます。
オーディオクリップの音がシーケンスの他のトラックと比べて大きすぎる、または小さすぎる場合は、オーディオトラックのボリュームを個別に調整できます。ウィンドウ/オーディオトラックミキサー/[シーケンス名]を選択して、シーケンスのオーディオトラックミキサーを表示します。オーディオトラックミキサーパネルの下部にある再生コントロールで、再生、停止のほか、ループ再生もできます。シーケンスを再生またはループ再生しながら、各オーディオトラックのフェーダーを上下に動かします。全体のオーディオレベルを調整するには、マスターフェーダーを使用します。
注意: できるだけオーディオレベルの平均的な値が-6から-3 dBまでの範囲に収まるようにフェーダーを調整します。

素晴らしい映像がさらに引き立つオーディオの調整ができました。オーディオトラックの調整には練習が必要です。正しいミキシングで、ビデオに最適なサウンドを設定してください。