Adobe Premiere Pro CCのマスク&トラック機能を使用すると 顔やロゴに簡単にぼかしを加えることができます Premiere Proのあらゆるエフェクトを マスクを使って部分的に適用でき そのマスクを対象の動きに合わせてトラッキングさせることもできます どのようになるか見てみましょう エフェクトパネルでモザイクエフェクトを選び クリップにドラッグします モザイクエフェクトの設定を調整します 小さいブロックにするには 水平ブロックと垂直ブロックの設定を120にします このクリップの女性の顔を隠すには これで十分だと思います モザイクエフェクトを適用するとこうなります エフェクトコントロールパネルのエフェクト名を見てみると アイコンが3つあります それぞれエフェクトにマスクを適用できます クリップに対してではなくモザイクエフェクトに対して適用されます マスクはいくつでも追加できます エフェクト間でマスクをコピーすることもできます ここでは楕円のマスクを追加します サイズを変更して女性を顔を隠すことができる大きさにします これくらいでいいでしょう 多角形マスクボタンをクリックすると 四角形の形状のマスクを作成できます ペンツールをクリックすると好きな形状のマスクを作成できます 1回クリックすると鋭角な角になり 丸い角はベジェコントロールで クリックしてドラッグします 2つ目のマスクと3つ目のマスクを選択し、Backspaceキーを押して削除します 1つ目のマスクを選択します 次はマスクが顔をトラッキングするように設定します 「選択したマスクを再生方向にトラック」ボタンをクリックすると Premiere Proが映像を解析して動きに合わせてトラッキングします 再生方向に1フレームずつトラッキング、または 逆方向に1フレームずつ、もしくは連続してトラッキングすることもできます 「トラッキング方法」からトラッキングの位置などを調整できます 「位置、スケール、回転」のほか 「位置、回転」または「位置」のみを 最初に作成したマスクの形状のまま調整できます 逆再生方向にトラッキングできる理由はこのような場合もあるからです 逆再生方向に進めてみると このように女性が映像からまったく見えなくなってしまう瞬間があります この場合は手動でマスクの位置を調整します するとどうなるでしょうか 逆再生方向にトラッキングし、女性が男性の影に隠れて顔が見えなくなると マスクがトラッキングする対象もなくなります このときマスクの位置がずれてしまいますが問題ありません 作成されるキーフレームを削除すればよいだけです キーフレームはトラッキング処理中に常に作成されます これを削除してみましょう キーボードの矢印キーを使用して 位置を調整します これとこれとこれを削除しましょう 不要なキーフレームを削除します ここです このタイミングではマスクは正しい位置にあります またキーボードを使用して動かします これがマスクが正しい位置にある最初のタイミングです 逆再生方向にトラッキングします 逆再生方向にトラッキングできることは重要です この映像の最初を見てみると 女性がシーンに入りこんできますが マスクが画面外にいる女性を追跡するには 動きの途中からトラッキングする必要があるからです マスク内のエフェクトの不透明度のキーフレームを手動で設定することもできます マスクの不透明度コントロールを使用して ストップウォッチをクリックすると好きな位置にキーフレームを追加できます これは対象がオブジェクトの背後に移動する場合に便利です マスクは別のエフェクトに簡単にコピーペーストできます たとえば、ぼかしを検索してみましょう 「ブラー (ガウス)」を追加します マスクを選択してCtrl+CまたはCommand+Cを押してコピーし 下にスクロールして「ブラー (ガウス)」を選択して Ctrl+VまたはCommand+Vを押して貼り付けます モザイクをオフにすると 代わりにぼかしが入ります ぼかしを強くしてみましょう これがAdobe Premiere Pro CCの マスク&トラック機能です
Premiere でこれらのチュートリアルをお試しください
映画やビデオの作成と編集
