チュートリアル記事

初級

4 分

視聴者を飽きさせない動画をつくる

なつめさんち

イラスト系動画クリエイターとして人気の「なつめさんち」。持ち味である絵をテーマにした動画の編集テクニックを紹介していただきました。

げん「どう編集したら面白い映像になるかをいつも意識しています。

さや「自分たちで思わず笑ってしまうシーンが作れたときは嬉しくなっちゃいます。」

自分たちらしさを見つけるヒント

動画配信を始めたきっかけ

げん「動画制作を始めたきっかけが、大学時代に作った自主製作映画。卒業後も会社員として働いていた期間はあったのですがその後、フリーランスでイラスト制作とか動画制作の仕事をしている中でPremiere Proをずっと使い続けています。」

さや「わたしは絵を描いているだけだったんですけど、げんさんがPremiere Proを使いこなしてくださっていたので、ちゃんと動画にしてもらえてます。」

げん「会社員と配信者の兼業期間は丸一年だったのですが、週1は必ず動画をアップするって決めて集中できる休みの日に一気に仕上げてました。」

さや「自分たちで締切りを作ると取り組みやすいよね!」

"自分たちを知らない人"にも届ける方法

げん「動画投稿をはじめたばっかの頃は、撮ってきた映像をカットして、テロップをポーンってのせて情報流すみたいな感じだったんですよ。どうやって最後まで、みんなに見てもらえる動画にするかっていうのが課題でした。それで、人気のある配信者の動画やテレビ番組を片っ端から見まくったんです。気づいたのが、『自分たちのことを知らない人たちも、企画が面白ければ見てくれる』ってこと。」

さや「その中でイラストを絡めた企画がたくさんの方に見てもらえて。それをきっかけになつめさんちの『お絵描きスタイル』が定着いたしました。」

見る人を飽きさせない“エンタメ”を意識した映像づくり

げん「動画を作るときは、言葉だけでは理解できない事を『画と音』で見せられることが映像の良さなので、オリジナルの挿絵を積極的に入れて、発している言葉以上のパワーが出せるように工夫しています。しゃべる時の間やテンポ感もテレビの芸人さんを参考にして、会話にリズムが出るようにカット編集したり、イラストやテロップに細かく動きをつけたりしていることも、見る人を飽きさせないポイントかも。とにかく、どう編集したら面白い映像になるのかをいつも意識しています。」

作りたい動画のイメージを創作意欲に

げん「制作時間はモチベーションさえあればいくらでも調整できるので、何よりも"こんな動画を作りたい"という目標や目的を作ることだと思います。明確な理想系をイメージすると創作意欲も湧いてくるので。」

げん「動画を作ってみたい人は沢山いるけど、実際にPremiere Proをダウンロードして手探りながらも編集を始める人は少ないと思います。1本完成させられる人はさらに少ないです。」

さや「すでに始めているという事だけでも本当にすごいことだと思うので、自信を持って楽しんでください!」

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