Adobe Premiere Pro の クリップを変更 を使用することで、フッテージのフレームレートの変更やアルファチャンネルの扱い方を指定することができます。

このサンプルファイルは、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材です。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
「編集」ワークスペースではじめます。プロジェクトパネルのタブをダブルクリックし、最大化します。必要に応じてリストビューに切り替えます。プロジェクトパネルを大きく表示することで、メディアに関する多くの有用な情報を確認できるようになります。

シーケンス設定と異なるフレームレートで撮影された映像素材がある場合は、フレームレートを一致させることができます。プロジェクトパネルで1つまたは複数の映像素材を選択し、「クリップ/変更/フッテージを変換」を選択します。クリップを変更ダイアログボックスの「フレームレート」セクションで、シーケンスと一致したフレームレートの値を入力します。これによって、変換後のクリップのデュレーションが変わります。あらためて「クリップを変更」ダイアログボックスを開き、最初のオプション「ファイルのフレームレートを使用」を選択すると、元のフレームレートとデュレーションに戻すことができます。

グラフィックにはアルファチャンネルを含めることができます。アルファチャンネルによって画像の任意の範囲を透明化することができるため、ビデオに重ねて配置すると、背面のビデオを透過させて表示することが可能です。Adobe PhotoshopやIllustratorでソースファイルを開かなくても、アルファチャンネルの扱い方を選択することができます。プロジェクトパネルでグラフィックを選択し、「クリップ/変更/フッテージを変換」を選択します。クリップを変更ダイアログボックスの「アルファチャンネル」セクションで、「アルファチャンネルを無視」オプションを選択して「OK」をクリックします。すると、背景ビデオの代わりに黒いピクセルが表示されます。「アルファチャンネルを反転」オプションを試してみましょう。ステンシルのようにグラフィックを通して背景ビデオレイヤーが表示されます。

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