
いきなりトランジションと言われても聞きなれない言葉かと思います。
トランジションとは、 “動画や画像などの切り替え時に用いられる効果” のことです。

トランジションの種類はたくさんありますが代表的な二つをご紹介します。
クロスディゾルブ
動画が切り替わるときに前後の動画が重なりながら切り替わる効果
コンスタントパワー
BGMが段々と小さくなる効果
トランジションの 「クロスディゾルブ」 で映像を切り替えてみます。
上部のパネルで「エフェクト」 を選択しましょう。

右部「ビデオトランジション」>「ディゾルブ」の中にある 「クロスディゾルブ」 をクリックしたままドラッグし、挿入したい映像と映像の切れ目で離します。
これだけで適用することができました!
※正しく入れられる位置に持ってくるとカーソルが黒の矢印カーソルに変わります。

BGMの音量を 「だんだん小さくする」効果 をつけたいと思います。
「エフェクト」の中から「オーディオトランジション」>「クロスフェード」> 「コンスタントパワー」 を選択します。「コンスタントパワー」をドラッグアンドドロップで適用したいクリップのBGM末端部分で離します。これでBGMがゆっくりと小さくなる効果を加えることができました。
その他にもトランジションがたくさんありますので、色々適用して気に入ったものを見つけてみてください!

こちらは 映像を図形などのグラフィックで覆い、その間に映像が切り替わって、グラフィックが画面からなくなった時には次の映像になっている といったトランジションになります。映像の切り替わりを強調したいときに使われます。

今度は画面上の「グラフィック」 を選択します。
Day8 のモーショングラフィックスを適用した時と同様「エッセンシャルグラフィックス」>「参照」タブの「Adobe Stock」 を開きます。
ここで、「トランジション」と検索 すると非常に多くのテンプレートが出てきます。
「無料」 にチェックを入れてもかなりの数が出てきます。
あとは、気に入ったものをシーケンスの映像のクリップとクリップの間の上の行にドラッグ&ドロップ すると、完了です!
トランジションは話の変わり目などの多く用いられており、いわゆる“段落”をはっきりと表現できるもの になります。
「ここで次のイベントへ行く」などを視覚的にわかりやすく伝えることができるので、ぜひ効果的に使ってみてください!