卒業証書に目を通す3人の卒業生

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高校、大学、大学院の成績証明書の請求方法

卒業すると、幸せな達成感以外にも得るものがあります。成績証明書や卒業証書は、自分が何をして何を学んだかを記録します。

電子署名を使えば、成績証明書などの文書の発行を簡単に依頼できます

卒業証書や成績証明書といった文書を入手するには、さまざまな書類上の手続きが必要です。大学がデジタル文書と電子署名の使用を許可している場合、署名を必要とする書類に印刷することなく記入できます。こうすることで、すばやく希望する文書を請求することができます。

学校を卒業したことを証明する文書を入手しましょう

高校、大学、大学院を卒業することは、とても大きな成果です。どのような学位でも将来のチャンスをつかむための絶好な機会となります。学校を卒業したということは、さらに上の高等教育やより良い仕事、そして新しい経験を得るための機会となりますが、実際に卒業したことを証明する必要がある状況にも出くわすことにもなります。

 

卒業証書を壁に飾って人に見せたいこともあるでしょう。また時には将来の雇用者に学位を証明したり、誰かの成績証明書を発行したりすることもあるでしょう。幸いなことに、成績書発行願やPDFに電子署名をする方法を学べば、成績書を発行してもらうのも簡単に素早くでき、必要な情報が入手できます。

Adobe Acrobat Sign で成績証明書の署名を確認するオフィス ワーカー

成績証明書の内容

就職活動、大学院への申し込み、または助成金の申請などをする場合、卒業した高校、大学、その他の教育プログラムの成績証明書が必要となることがあります。

 

成績証明書には、履修科目とその成績が記載されています。アメリカの場合、大学の成績は通常、履修科目ごとに0から4までの数字で評価されます。4は A、3はBといった順序になっています。最終的な成績は各科目の平均値として出され、成績評価値(GPA)と呼ばれます。成績評価値が4.0の場合、それは全ての科目がAという意味です。3.0以上であれば、良い成績とみなされます。成績証明書は、学業の記録の中で最も重要な記録です。成績証明書により、その学科コースを履修して修了したことが証明され、また学校全体での成績も示されます。

       

成績証明書には2つのタイプがあります。学校が学生の記録ポータルを通じてオンラインで掲載している情報は、正式な成績証明書ではありません。第三者が正式な成績証明書を求める場合は、成績証明書の発行機関の署名(通常は定型化された手書きの署名)が入っているものを求めています。

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成績証明書を請求する方法

高校、短大、大学は常に、正式な成績証明書の発行を請求されるので、学生、卒業生、第三者に提供する際の手順を決めています。学生や卒業生を管理する事務所にとって、成績証明書の発行は通常の業務ですが、ほとんどの場合、オンラインで申し込みを受け付けています。発行には通常、料金がかかります。

 

  • 在学中の学生であれば、ガイダンス担当者か同様なスタッフ、または別のスタッフが成績証明書をすぐに発行してくれます
  • 在学中でなくても、成績証明書は比較的簡単に発行してもらえます。ほとんどの場合、学校のウェブサイトまたは高等教育機関のウェブサイトにアクセスし、卒業生のセクションを検索すれば、成績証明書のフォームがあります
  • 自分の氏名、または在学中の学生IDを入力し、簡単な手順を踏む必要があります。数日で成績証明書が手元に届きます

 

成績証明書は、学校を卒業した時に授与される学業に関する詳細な証明書です。しかし、証明書は成績証明書だけではありません。卒業生には卒業証書も授与されます。

卒業証書を頭上に持ち上げ微笑む卒業生

卒業証書を持つということの意味

卒業証書は成績証明書とは異なります。成績証明書は、在学中の成績がどうであったかを示し、上級の教育機関に進む際、または就職の際に、第三者が成績証明書を見て入学または入社を許可するかどうか評価の資料になります。それに対し卒業証書は、一定の学業を修了したことを記念する証書です。卒業証書は、学校を卒業したことを祝う、いわばトロフィーのようなものです。

 

卒業証書は額縁に入れて、壁や本棚に飾ることができる証明書です。学業の成果を象徴するものです。アメリカで卒業証書は「シープスキン」または「羊皮紙」と呼ばれることもあります。それは元々羊皮紙に書かれていたからですが、現在ではほとんどすべての卒業証書は紙が使われています。トロフィーを保管するように卒業証書は大切に保管しましょう。学校を卒業した証拠として卒業証書を要求する人は、ほとんどいません。

 

卒業証書は通常、卒業式の時に学生に授与されるか、後で郵送されてきます。卒業証書は学歴を証明するために使用されることはありません。雇用者または第三者が学歴の証明を必要とする際には、成績証明書を要求してきます。

 

場合によって「ディプロマ(卒業証)」」という言葉は学歴のレベルを表すことがあります。アメリカでは、「高校のディプロマを持っている」ことは、高校を卒業したことを意味します。しかし、「大学のディプロマを持っている」と言う人はいません。大学の場合は通常、「オレゴン大学で学位を取得した」といった表現をします。

学位を持つということの意味

学位もまた、学業の成果を表します。アメリカの場合、「学位を持っている」と言われた場合、それは物質的なものを言っているわけではありません。それは、学問分野の知識、経験、専門的スキルなどを意味します。卒業証書は、物と同様に失くしたり、損傷したりするかもしれません。しかし、学位はそうではありません。

 

学位を持っている自身が生きている限り、その学問分野においてその人は学位を保持し、喪失することはありません。学位は人生の一部として存在します。卒業証書や成績証明書は学位を証明します。

成績証明書や関連文書は、電子署名でいち早く受け取る

従来の紙面の成績証明書を請求する場合、または電子版を請求する場合も、大学によっては電子署名を使って請求することができる場合があります。電子署名おかげで、かつて数日、あるいは数週間かかった手続きが、数時間で済みます。電子的に処理する方法があれば、自分が達成した学業の実績を手に、すばやく人生の次のステージに進むことができます。

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