| Workflow |
SVGは手書きで作成することもできますが、SVGコンテントや関連するドキュメントをすでにあるアプリケーションを利用して作成する方法もあります。このチュートリアルでは、SVGドキュメントを手書きで作成する方法と、Adobe Illustratorを利用して作成する方法を説明します。しかしその前に、SVGファイルをWeb上や他のアプリケーションで実際に利用する方法について説明しましょう。ここではまず、SVGの利用方法に関するワークフローの実際的プロセスを取り上げます。
SVGとAdobe GoLive
Adobe GoLiveを利用すれば、SVGドキュメントをHTMLに挿入することができます。将来的にはGoLiveでSVGコードを取り扱うことができるようになる可能性もあります。しかし目下のところ、<object>タグと<embed>タグを使って、SVGファイルを挿入することになります。
SVGとMicrosoft Officeその他のアプリケーション
SVG ActiveXコントロールを利用して、SVGをMicrosoft Officeのドキュメントに挿入することもできます。EPSやその他のビットマップ・ファイルをSVGファイルに置き換えてくれるアプリケーションならば理想的ということができます。より小さなファイルサイズで、高品位の解像度に依存しない印刷と表示が可能だからです。また、可能性としては、IllustratorでSVGチャートを作成し、Excelのスプレッドシートのデータ駆動による情報を、ダイナミックに生成し、PowerPointのプレゼンテーションやWordのドキュメント中に表示するといったことも考えられるでしょう。
SVGとFrameMaker
Adobe FrameMaker®はOLEオブジェクトを埋め込むことが可能ですので、SVGコンテントをFrameMakerのドキュメントに組み込むことができます。ActiveXコントロールと連動するこのほかのアプリケーションを利用すると、FrameMakerに埋め込まれたSVGは、静的なコンテントに限定されることなく、インタラクティブで動的なコンテントをダイナミックに取り扱うことも可能です。
多くのアプリケーションがSVGを標準のファイル・フォーマットとしてサポートするようになれば、必ずこのほかにもワークフローの可能性が広がってくることでしょう。
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