アクセシビリティ

Adobe AIR 開発者向けリリースノート

リリース日:2009年2月24日

はじめに

AIR 1.5.1 リリースノートへようこそ。このドキュメントには、AIR 1.5.1 ランタイム使用時の必要システム構成、インストール手順、既知の問題、その他の情報が含まれています。

必要システム構成

Windows® Macintosh® Linux
プロセッサ 最低:Intel® Pentium® III 1 GHz 以上
推奨:Pentium 4 2 GHz 以上
Intel Core™ Duo 1.83 GHz 以上、PowerPC® G4 1 GHz 以上 Intel® Pentium® III 1 GHz 以上
オペレーティングシステム Windows Vista® Home Premium、Business、Ultimate または Enterprise(64 ビット版を含む)、Windows Vista SP1、Windows XP Tablet PC Edition SP2 および SP3、Windows XP SP2 および SP3、Windows 2000 SP4、Windows 2003 Server Mac OS 10.4.11 または Mac OS 10.5.4 Fedora 8 Ubuntu 7.10 openSUSE 10.3
メモリ 最低:512 MB の RAM
推奨:1 GB 以上の RAM
最低:512 MB の RAM
推奨:1 GB 以上の RAM
最低:512 MB の RAM
推奨:1 GB 以上の RAM、128 MB のグラフィックスメモリ

Linux に必要な追加のシステム構成

サポートされているデスクトップ環境 GNOME KDE
パッケージマネジメントシステム RPM Debian
GTK+ の最小バージョン 2.6
ウィンドウマネージャ Metacity(GNOME のデフォルト)、KWin(KDE のデフォルト)
透明度 AIR アプリケーションで透明度をサポートするには、コンポジティングウィンドウマネージャおよび追加の X サーバ拡張機能が必要です。次の機能がサポートされています。
コンポジティングウィンドウマネージャ:Beryl、Compiz、Compiz-fusion
X サーバ拡張機能:Composite、Render、Shape
Flash Player バッジ / シームレスインストールには Flash Player 10.0.15.3 が必要

サポートされている言語

Adobe AIR 1.5.1 のインストールとランタイムのユーザエクスペリエンスでは、次の言語がサポートされています。

  • 簡体中国語
  • 繁体中国語
  • チェコ語
  • 英語(オランダ)
  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ポーランド語
  • ポルトガル語(ブラジル)
  • ロシア語
  • スペイン語
  • スウェーデン語
  • トルコ語

バージョン情報

WebKit バージョン:34190

libXML バージョン:2.6.31(Windows)、システムの libXML(Macintosh および Linux)

AIR 1.5.1 の新機能

Adobe AIR 1.5.1 は信頼性、互換性、セキュリティの機能が強化されたソフトウェアアップデートです。すべての AIR ユーザにお勧めします。以前のバージョンの AIR 用に開発された AIR アプリケーションは、アップデートしなくても使用できます。

最新の Flash Player プラグイン

AIR 1.5.1 には、Flash Player プラグインの更新バージョン(10.0.22)が含まれています。HTML 内の SWF ファイルを表示するときに使用します。詳しくは、http://www.adobe.com/support/documentation/jp/flashplayer/releasenotes.html を参照してください。

新しい API

InvokeEvent.reason

InvokeEvent イベントの新しいプロパティです。このプロパティは、アプリケーションがユーザによって手動で起動されたか、ログイン時に自動的に起動されたかを示します。InvokeEvent.reason プロパティの 2 つの有効なストリング値は、InvokeEventReason クラス(flash.desktop パッケージ内)に定義されています。InvokeEventReason.LOGIN は、ログイン時に自動的に起動されたことを示し、InvokeEventReason.STANDARD は、ユーザによって手動で起動されたことを示します。

Capabilities.cpuArchitecture

この新しいプロパティは、コンピュータのプロセッサアーキテクチャを文字列(「PowerPC」や「x86」など)として返します。

これらの新しい AIR 1.5.1 API を使用する場合は、アプリケーション記述子の名前空間を次のように 1.5.1 に更新してください。

 xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.5.1" 

これらの新しい API を使用しない場合は、アプリケーション記述子を更新する必要はありません。システムにインストールされているランタイムのバージョンを更新すると、アプリケーションが AIR 1.5.1 で実行できるようになります。

Flex Builder で AIR 1.5.1 SDK を使用する方法について詳しくは、後述の「AIR SDK を Flex SDK で使用する方法」を参照してください。

修復されたバグ

AIR 1.5.1 で修復されたバグは以下のとおりです。

Macintosh および Windows

バグ番号 説明
1925659 HTML 内の SWF をフルスクローン表示できない
1932338 AIR 1.5 で Shift キーを押しながらスペースキーを押す操作が機能しない
2268571 テキストフィールドでテキストを左から右にハイライト表示すると、先頭文字が選択されない
2266748 SWF 8 / AS2 で「loadee」の静的変数がデフォルト値として返される
2265829 designMode="on" の場合、Tab キーが無視される
2262386 問題を起こしそうな文字を含むローカル文字列をクリップボードにコピーすると、air:text 形式の文字列が文字化けする
2261941 ビデオ再生時にメモリ消費量が増える
2260236 キーボードを使用してナビゲーションすると、SELECT ボックスのオプションがハイライト表示されない
2259612 Macintosh:SAML トークンの有効期限が切れると、アプリケーションのデッドロックが発生する
2259477 TweetDeck の実行時間が長引くとクラッシュする
2258322 ステージの境界内でマウスをクリックしてステージの境界外に移動すると、mouseMove イベントがキャプチャフェーズでキャッチされない
2257566 Flash UI Component のチェックボックスのマウスイベントが 2 回発生する
2257004 Z オーダーを常に手前に表示する設定にしたときに、JavaScript の警告 / プロンプトダイアログが AIR アプリケーションの背後に表示される
2255290 HTMLoader に埋め込んだ場合、<td> タグの値が HTML 内で IME によって編集される場合がある
2255206 Web サイトからアプリケーションを再インストールすると、エラーメッセージが表示される
2253281 HTML:「src」を変更する IFRAME に対して ondomInitialize ハンドラが再度呼び出されない
2253199 uvLayer アプリケーションが起動しない
2248950 navigateURL が http サービスのデフォルトオープナーを参照せずに .htm ファイル拡張子を参照する
2248890 Macintosh:APPL-M キーボードショートカットでカスタムクロムアプリケーションを最小化できない
2248040 Windows:アップロードファイルが AIR や JPEG ファイルまたは一部の Charles ファイルである場合、FileReference.uploadUnencoded によって AIR アプリケーションがクラッシュする
1935922 Windows:'HKCR\.css\Content Type' キー値が 'text/css' 以外に変更されると、CSS が適用されない
1935788 Macintosh:プリントジョブ中に大きなメモリリークが発生する
1933189 CHS:ランタイムの SWF 領域のテキストフィールドに文字を入力するときに IME アプリケーションの左上隅に候補ウィンドウが表示される
1933043 アプリケーションのアンインストールの完了時に 3003 エラーが表示される
1931501 読み込み対象でなくなった HTML DOM にアクセスしようとすると、AIR 1.5 がクラッシュする
1931213 タイ語およびルーマニア語キーボードでの入力時に余分な制御文字が生成される
1929305 WebKit バグ 18066:リグレッション:createAttribute によって NAMESPACE_ERR 例外がスローされる
1927058 下位互換性:Flash 10 SWF の「loadee」が SWF9 AIR 1.1 アプリケーションでサイレントロードされない
1926178 Safari AdBlock がインストールされている場合、HTMLoader を参照するたびに AIR がクラッシュして [ WebFontCache fontWithFamily:traits:weight:size: ] エラーが発生する
1925648 クリップボードのテキスト文字列が、格納された文字列および get.getData(ClipboardFormats.TEXT_FORMAT) as String と一致しない(1.1 で処理)
1924182 WebKit バグ Function.apply で呼び出された場合に arguments.callee.caller が null を返す(Mootools 1.2 JS フレームワークのフェード効果が影響を受ける)
1918284 ENU:AIR アプリケーション:Macintosh および AIR 1.5 のみ:Share ログイン後に AIR アプリケーションがクラッシュする
1918283 ENU:AIR アプリケーション:Macintosh および AIR 1.5 のみ:ウィジェットモードからの復帰後に AIR アプリケーションがクラッシュする
1916616 Windows:elem.style.fontSize の設定を通じてフォントを徐々に拡大 / 縮小(8px ~ 22px など)すると、ガベージテキストが生成される
1914838 アプリケーションのインストールダイアログに余分なスペースが表示され、ダイアログサイズが大きくなる
1913529 MS の OEM 証明書:AIR:AIR ランタイムのアンインストールレジストリエントリに設定値がない。「InstallLocation」が null である
1824666 バッジインストールまたはデスクトップインストールから即座にアップデートを実行すると、以前にダウンロードしたランタイムアップデートが消去されない
1674798 Macintosh:トラックパッド上でスクロールすると、AIR の mouseWheel イベントの delta プロパティに無効な値が設定される

Linux

バグ番号 説明
2252906 AIR がインストールされていないコンピュータでアプリケーションをバッジインストールすると、検証されたアプリケーションの署名検証が失敗する
2252413 Globalsign 証明書がコード署名証明書ストアに見つからない
2267723 SSL 証明書ダイアログの「常に許可」ボタンが機能しない
2264535 セキュリティで保護されたネットワークプロキシを設定して複数の接続を同時に確立すると、複数の認証ダイアログが表示される
2258084 Fedora 10 および openSUSE 10.3 で AIR ランタイム / アプリケーションをバッジインストールできない
2254076 ATOK を現在の IME として設定し、キーボードフォーカスをパスワードフィールド上に移動すると、AIR アプリケーションがクラッシュする
2252364 フルスクリーンモードで、正しくないウィンドウ境界(x、y、高さ、幅)が返される
2250903 初回にアプリケーションをバッジインストールして起動すると、透明度が機能しない
1927221 Orbitzoom アプリケーションでドラッグ&ドロップ操作が失敗する場合がある
1927214 QuickLoader アプリケーションのクライアント領域に画像が表示されない
1926714 Fanbase アプリケーションで画像とビデオを読み込めない
1925835 固定サイズのウィンドウレス SWF が HTMLLoader の境界からはみ出す。また、SWF サイズが iframe サイズより大きいと、SWF が iframe の境界からはみ出す
1924305 Adobe Media Player を最大化した状態で閉じると、次回起動時の環境設定の読み込み中にフリーズする
1921820 SWF が透明な HTMLLoader 内にあると、AIR アプリケーションがクラッシュする
1871773 カーソルのフォーカスがテキスト領域にある場合、Shift キーをモディファイアとするメニューアクセラレータが機能しない
1660295 XMLHttpRequest で、http 認証済みでも Linux では HTMLLoader によってリクエストごとにパスワードが要求される
2249983 ImageSharkUploader アプリケーションでは、汎用のクリップボードから大きな画像をアップロードできない
1933894 オブジェクトの DragMoveEnabled プロパティが true に設定されていると、オブジェクトをソースからデスティネーションに移動する操作が失敗する
1932654 klok アプリケーションで作成されたオブジェクトに対するドラッグ&ドロップ操作では、ソースオブジェクトを元の場所から目的の場所まで移動できない
1930315 セキュアサーバから PDF を読み込もうとすると、curl でのメモリ破損によりクラッシュする
1930142 Flash Player 10 によるウィンドウ付き SWF ファイルの作成直後にコンテキストメニューが破損する
1929909 同じサーバ上の異なる URL の検証が失敗する
1928500 埋め込み元の HTMLLoader オブジェクトがウィンドウレスモードで透明になっている場合、SWF ファイルは不可視状態にならない
1928171 ランタイムのアンインストーラでは、アプリケーションの ID や名前に大文字が含まれる場合、アプリケーションアイコンが表示されない

Adobe AIR のインストール

AIR 1.5.1 ランタイムおよび AIR アプリケーションをインストールするには、コンピュータの管理者権限が必要です。

Windows コンピュータ上へのランタイムのインストール

  1. http://get.adobe.com/jp/air からランタイムインストールファイルをダウンロードします。
  2. ランタイムインストールファイルをダブルクリックし、指示に従ってインストールを完了します。

Macintosh コンピュータ上へのランタイムのインストール

  1. http://get.adobe.com/jp/air からランタイムインストールファイルをダウンロードします。
  2. ランタイムインストールファイルをダブルクリックし、指示に従ってインストールを完了します。
  3. インストールプログラムによって認証ウィンドウが表示された場合は、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。

Linux コンピュータ上へのランタイムのインストール

  1. http://get.adobe.com/jp/air からランタイムインストールファイルをダウンロードします。
  2. ランタイムインストールファイル AdobeAIRInstaller.bin をダブルクリックし、指示に従ってインストールを完了します。
  3. 管理者としてログインしていない場合は、インストーラを起動すると管理者のパスワードを入力するようメッセージが表示されます(Debian 以外のシステムの場合はルートパスワード、Debian システムの場合は sudo ユーザパスワード)。
  4. 次の点に注意してください。
  • bin ファイルの実行権を設定する必要があります(chmod +x AdobeAIRInstaller.bin)。
  • ランタイムはネイティブパッケージとしてインストールされます。つまり、rpm ベースのディストリビューションでは rpm として、Debian ディストリビューションでは deb としてインストールされます。現在、AIR ではその他のパッケージ形式をサポートしていないので、Slackware などのディストリビューションではインストールできない可能性があります。
  • Linux 上の Adobe AIR は、adobeair1.0 および adobe-certs の 2 つのパッケージで構成されます。AdobeAIRInstaller.bin を実行すると、この 2 つのパッケージがインストールされます。
  • ランタイムは、/opt/Adobe AIR/Versions/1.0 にインストールされます。

Adobe AIR のアンインストール

次の手順でインストールされたランタイムをアンインストールできます。

Windows コンピュータ上のランタイムのアンインストール

  1. Windows のスタートメニューで、設定/コントロールパネルを選択します。
  2. コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を選択します。
  3. 「Adobe AIR」を選択して、ランタイムをアンインストールします。
  4. 「変更と削除」をクリックします。

Macintosh コンピュータ上のランタイムのアンインストール

  • /アプリケーション/ユーティリティフォルダにある「Adobe AIR Uninstaller」をダブルクリックします。

Linux コンピュータ上のランタイムのアンインストール

  1. プログラム/アプリケーションメニューの「Uninstall AIR Runtime」メニュー項目を使用します。システムのパッケージマネージャを使用して、adobe-certs パッケージを削除します。
  2. AIR は、MIME タイプ application/vnd.adobe.air-application-installer-package+zip を登録します。つまり、.air ファイルはこの MIME タイプのものであり、AIR が所有するファイルとして認識されます。

AIR アプリケーションのインストール

  1. Web ブラウザでのバッジインストール:AIR アプリケーションは、シームレスなインストール機能(バッジインストール)を使用してインストールできます。必要に応じて、AIR ランタイムがインストールまたはアップデートされます。AIR ランタイムのインストール後に Web ページのリンク / バッジをクリックすると、アプリケーションのインストールが開始します。必要に応じて、インストール場所と管理者のパスワードを入力するようメッセージが表示されます。
  2. ローカル .air ファイルからのインストール:AIR ランタイムのインストール後に .air ファイルをダブルクリックして、アプリケーションインストーラを起動できます。インストーラが起動すると、最初に発行者 ID を示すセキュリティダイアログが表示されます。必要に応じて、インストール場所とローカルユーザのパスワードを入力するようメッセージが表示されます。

ヒントとテクニック

Web サーバで AIR アプリケーション用に MIME タイプを設定する

クライアントブラウザでダウンロード中の AIR アプリケーションを認識するためには、AIR アプリケーションをホストする Web サーバで、application/vnd.adobe.air-applicationinstaller- package+zip MIME コンテンツタイプを「.air」拡張子にマップする必要があります。例えば Apache Web サーバの場合、次を AddType セクションに追加します。

 AddType application/vnd.adobe.air-application-installer-package+zip .air 

adl - デバッグサポート

ADL を使用してアプリケーションを起動するときに、デバッグサポートがデフォルトで有効になります。デバッグサポートを使用すると、ランタイムによる追加チェックおよび Flex Builder からのデバッグ情報を含む追加のデバッグ情報の生成が実行され、さらに処理されていない例外のダイアログが表示されます。またデバッグサポートの使用中は、アプリケーションの実行速度が低下する場合があります。-nodebug フラグを設定して adl を使用すると、デバッグサポートが無効になります。また、-nodebug フラグを設定して実行すると、インストールされたアプリケーションの実行モードの動作により近くなります。

Linux 上へのアプリケーションのインストールに関するヒントとテクニック

  1. コマンド「/usr/bin/Adobe AIR Application Installer <air ファイルへのフルパス>」を使用して AIR アプリケーションをインストールすることもできます。現在、相対パスでは動作しません。
  2. ランタイムをインストールした後に、.air ファイルをダブルクリックしてもアプリケーションインストーラが起動しない場合(一部の古いディストリビューションで起こる問題です)は、いったんログアウトし、再度ログインする必要があります。
  3. コンピュータをクリーンアップし、新たにインストールし直す場合は、ルートと現在のユーザのホームディレクトリにある .adobe フォルダおよび .macromedia フォルダを削除してください。また、ホームディレクトリ内にある .appdata フォルダを削除してください。
  4. ランタイムのインストールのログを生成するには、ユーザのホームディレクトリに空の .airinstall.log ファイル(touch.airinstall.log)を作成します。何らかの問題についてユーザフォーラムに報告する際には、このファイルも提出してください。
  5. アプリケーションのインストールのログを生成するには、ユーザのホームディレクトリに空の .airappinstall.log ファイル(touch.airappinstall.log)を作成します。何らかの問題についてユーザフォーラムに報告する際には、このファイルも提出してください。

既知の問題と制限

AIR 問題のサポート技術情報やその他の役に立つ AIR ドキュメントは、AIR サポート Web サイト(http://www.adobe.com/jp/support/air/)で入手できます。

Macintosh および Windows

言語としてスペイン語(ラテンアメリカ)を選択した場合、AIR アプリケーションが正常に動作しないことがある

オペレーティングシステムの言語設定がスペイン語(ラテンアメリカ)になっている場合、AIR アプリケーションは正常に動作しないことがあります。言語リストから「スペイン語(ラテンアメリカ)」を削除し、代わりに「スペイン語(スペイン)」を使用してください。

PDF:Windows 上の Acrobat9 では、AIR app: スキームでの PDF に対して HTML JS ブリッジが機能しない

Acrobat/Reader 9.0 では、HTMLoader によって PDF を app: スキームで読み込む場合、HTML から PDF への HTML JavaScript ブリッジが機能しません。この問題を回避するには、file: スキームを代わりに使用します。この問題は Acrobat/Reader 9.1 で解決されました。

HTML 内の SWF:ウィンドウレスモードでは、Ctrl+V キーでのペーストができない

Windows では、HTMLoader で読み込んだウィンドウレスモードの SWF をアプリケーションで使用している場合、Ctrl+V キーではテキストフィールドにペーストできません。

Windows で HTMLLoader を使用する際の XMLHttpRequests の制限

Windows で HTMLLoader を使用する場合、PUT、POST、または DELETE メソッドからの自動リダイレクトはサポートされません。また XMLHTTP 応答の flat または gzip の解凍もサポートされません。

画像へのリンクが適切に読み込まれない

(HTML ページではなく)画像を読み込むためのリンクをクリックしても、画像がレンダリングされず、画像のバイト数が表示されます。

NativeMenuItem の data プロパティの使用

このリリースでは、NativeMenuItem.data プロパティの int オブジェクトまたは Number オブジェクトはサポートされません。

ContextMenu.visible プロパティ

ContextMenu.visible プロパティを設定しても無効になります。visible を false に設定することで設定されるアイテムは、ContextMenu では表示されたままになります。代わりに enabled プロパティを使用することをお勧めします。

少数民族言語の文字での China National Standard GB 18030-2000 のサポート

チベット文字などの少数民族言語の文字が AIR アプリケーションで正しく表示されない場合があります。

Windows 64 ビット OS:64 ビット Program Files フォルダへの AIR アプリケーションのインストール

64 ビットの Program Files フォルダに AIR アプリケーションをインストールすると、アプリケーションをインストールできないことを通知するエラーがスローされます。ただし、その場合でもアプリケーションは Program Files(x86) フォルダにインストールされます。

Macintosh:PDF open パラメータでの app: URL スキームの使用

Macintosh では、PDF open パラメータで app: URL スキームを使用すると(app:/myfiles/test.pdf#page=2 など)、読み込みが完了しません。

サンドボックスブリッジを通じて渡された Date JavaScript オブジェクトが元の型を失う

この問題を回避するには、データを直列化し、日時をミリ秒として渡します。

iframe の幅または高さを 100 %に設定すると、予期しない結果が生じる場合がある

この問題を回避するには、iframe を 100 %未満の値に設定します。

NativeWindow.height が resize イベントで不適切に報告される

resize イベントハンドラでの読み取り時に、NativeWindow.height プロパティが不適切に報告されます。この問題を回避するには、代わりにイベントの afterBounds.height プロパティを使用します。

idleThreshold の設定

userIdle イベントを登録した後、NativeApplication オブジェクトの idleThreshold プロパティを設定すると、設定した値ではなくデフォルトの idleThreshold 設定が取得されます。この問題を回避するには、イベントハンドラの登録を解除し、しきい値を設定して再登録します。

コンソールへのトレース

システムにパラメータ TraceOutputFileEnable=1 を含む mm.cfg ファイルがある場合、トレース出力はコンソールに送信されません。この問題を回避するには、このパラメータを mm.cfg ファイルから削除します。mm.cfg ファイルは、Windows では c:¥Documents and Settings¥<ユーザ名>、Macintosh では /Users/<ユーザ名> にあります。

ヘッダー「Cookie」を URLRequest.requestHeaders へ渡す場合

manageCookies=true がサーバに送信されない場合に、ヘッダー「Cookie」を URLRequest オブジェクトの requestHeaders プロパティに渡します。

コード署名で完全な証明書パスが必要

一部の認証機関(VeriSign など)は、デフォルトでは完全な証明書パスを提供していませんが、AIR アプリケーションの署名では完全な証明書パスが必要となります。完全な証明書チェーンを含むキーストアの作成については、http://access1.sun.com/techarticles/Keytool.html* を参照してください。

Windows での setAsDefaultApplication() およびファイル拡張子の関連付け

Windows では、ユーザが拡張子に関連付けるアプリケーションをエクスプローラで選択すると、NativeApplication.setAsDefaultApplication() を使用してもデフォルトのアプリケーションとして AIR アプリケーションを設定できません。

認証を伴うプロキシを使用する ADT

現在 ADT は認証を必要とするプロキシ設定では動作しません。

ドックアイコンのイベント登録

Macintosh では、ドックアイコン上で NativeMenu.addItemAt(item, 0) を使用すると、その下のすべてのメニューアイテムで select イベントハンドラが失われます。この問題を回避するには、NativeMenu.addItem() を使用します。メニューアイテムの上に最後に追加したアイテムを表示するには、古いメニューを破棄した後、新しいメニューを作成します。

NativeWindow の幅と高さ

1 つの同期関数で NativeWindow オブジェクトの width プロパティ、height プロパティまたは bounds プロパティを設定した場合、そのプロパティを resize イベントのハンドラでチェックすると、間違った値が height で報告されます。

HTML コンテンツ内の Flash コンテンツのサイズ

HTMLLoader で Flash コンテンツが埋め込まれている HTML を表示するネイティブウィンドウのサイズが Flash コンテンツのサイズより小さい場合、Flash コンテンツがスクロールバーの上部に表示されます。

AIRIntrospector の更新

Adobe AIR HTML/JavaScript Application AIRIntrospector を使用しているアプリケーションが AIR 1.5 ランタイムで動作するには、AIRIntrospector を AIR 1.5 バージョンの AIRIntrospector にアップグレードし、アプリケーションを再構築する必要があります。

HTMLLoader.loadString 動作の AIR 1.5 アプリケーションに対応した変更

AIR 1.5 では、loadString メソッドを使用して HTMLLoader に読み込まれるコンテンツは、信頼されないコンテンツを確実に隔離できるように、デフォルトでは非アプリケーションサンドボックスに置かれます。コンテンツが信頼できるため、アプリケーションサンドボックスに配置する場合、HTMLLoader.placeLoadStringContentInApplicationSandbox プロパティを true に設定します。AIR 1.1 以前のアプリケーションでは、loadString の動作は変わりません。

透明なウィンドウを使用しているアプリケーションでの SWF コンテンツ

透明なウィンドウを使用しているアプリケーションでは、HTML 内の SWF コンテンツは正しく表示されません。

P2P で RTMFP を使用しているアプリケーションのオーディオの問題

P2P で RTMFP を使用しているアプリケーションでは、発行者のコンピュータのシステムメモリが少ない場合、3 分後にオーディオがドロップされる場合があります。

Adobe AIR 1.5 での Adobe Flash Rights Management Server 1.0x の使用

Adobe Flash Rights Management Server バージョン 1.0 または 1.0.1 を使用していて、暗号化されたコンテンツを AIR バージョン 1.5 を使用しているアプリケーションに配信する予定の場合、アドビ システムズ社の担当者に連絡して、更新済みの DRM_Section.xml ファイルを取得してください。FMRMS 1.5 のユーザは、このファイルの更新済みバージョンを既に取得しています。

接頭辞が「on」の属性名を含む innerHTML 付きの HTML マークアップの使用

アプリケーションサンドボックスでは、接頭辞が「on」の属性名を含む innerHTML を使用している HTML マークアップは、セキュリティ上の制限により、イベントハンドラに変換されないため、例外がスローされず、通知されることなく失敗します。

Linux

ランタイムのインストール

  • 一部の古いディストリビューションでは、ファイル名に「.bin」が含まれることにより問題が発生することがあります。その場合は、インストーラのファイル名から「.bin」を削除してから、インストーラを実行してください。
  • Ubuntu などの Debian ベースのシステムでは、インストール用に gnomesu/kdesu/kdesudo が必要です。ない場合は、xdg-su をインストールして、ルートユーザを有効にしてください。

アプリケーションのインストール

  • アプリケーション記述子内の programMenuFolder エントリは、一部の古いディストリビューションおよび KDE4 では使用できません。
  • AIR アプリケーション記述子の <name> タグのテキストに空白があると、一部の古いディストリビューションでは、System Applications メニューのエントリが作成されません。
  • コマンドラインを使用して AIR アプリケーションをインストールする際は、AIR ファイルへの絶対パスを指定する必要があります。
  • インストールの進捗状況バーは、完了の位置に達した後、自動的にリセットされます。
  • 一部のアプリケーション XML タグでは一重引用符や二重引用符などの特殊文字がサポートされていないので、アプリケーションがインストールされない場合があります。

階層型のプログラムメニューフォルダが機能しない

複数の AIR インストーラが表示される場合があります(例えば、Ubuntu ではその他メニューにも追加されます)。

ファイル形式の登録

  • 特定の KDE ディストリビューションでは、一部の不明な拡張子について、アプリケーションアイコンが表示されません(abc、def など)。
  • 既に登録されている拡張子(txt や html など)は、セカンダリハンドラとして自動登録されません(コンテキストメニューの「プログラムから開く」に表示されません)。

ウィンドウおよびメニュー

  • ウィンドウ操作(範囲の設定、最大化など)は同期していません。
  • 透明度は、VMWare などの仮想化ソフトウェアでは使用できません。
  • 透明ウィンドウでは、マウスイベントの通過が許可されません。

ローカルコネクション

AIR アプリケーションと SWF 間のローカルコネクションには、Flash Player 10 が必要です。

暗号化されたローカルストア

  • SSH を使用してセッションを書き出した場合や su を使用してセッションが別のユーザに変更された場合は、ローカルストアのデータにアクセスできません。
  • ELS は、ELS データベースが最初に作成されたデスクトップ環境に限定されます。KDE で作成した ELS ストアに GNOME でアクセスすることはできません。またその逆の場合も同様です。
  • 暗号化されたローカルストアでは、Keyring(GNOME)または KWallet(KDE)を使用します。ELS データへのアクセス時に、パスワードを要求される場合があります。
  • KWallet のパスワードダイアログでは、アプリケーション名は「匿名」として報告されます。

PDF

AIR アプリケーションの PDF コンテンツを表示するには、Linux 用 Adobe Reader バージョン 8.1.1 以上がインストールされている必要があります。

Adobe AIR SDK(Macintosh および Windows)

AIR SDK を Flex SDK で使用する方法

注意:互換性、安定性、セキュリティに関する強化機能を利用するためにアプリケーションをリコンパイルする必要はありません。ただし、このリリースで導入された新しい API を利用するには、アプリケーション記述子を 1.5.1 にアップデートし(「新しい API」セクションを参照してください)、アプリケーションをリコンパイルする必要があります。以下の指示に従ってください。

  1. Flex Builder を終了します(実行中である場合)。
  2. (オプション)Flex SDK をバックアップします。次の手順で Flex SDK ディレクトリは完全に変更されます。ディレクトリ全体をコピーして Flex SDK をバックアップします。例えば、Flex Builder で次の場所にあるディレクトリをコピーします。Windows:c:¥Program Files¥Adobe¥Flex Builder 3¥sdks¥3.2.0、Macintosh:/アプリケーション/Adobe Flex Builder 3/sdks/3.2.0。
  3. オペレーティングシステムに応じた AIR SDK ファイルをダウンロードし、Flex SDK のルートディレクトリに保存します。
    • Windows:AdobeAIRSDK.zip
    • Macintosh:AdobeAIRSDK.dmg
  4. AIR SDK アーカイブの内容を展開し、既存の SDK ファイルを上書きします。
    • Windows:ZIP ファイルを右クリックして「すべて展開」を選択するか、任意の解凍ツールを使用します。
    • Macintosh:dmg ファイルをダブルクリックしてボリュームをマウントし、次にファイルを Flex SDK ディレクトリにコピーします。例えば、ターミナルで CD を使用して Flex SDK のルートディレクトリに移動し、コマンド ditto "/Volumes/AIR SDK/" "/アプリケーション/Adobe Flex Builder 3/sdks/3.2.0/" を実行します。

Linux

AIR SDK のインストール

  1. SDK は tbz2 形式で提供されています。
  2. SDK をインストールするには、SDK の展開先のフォルダを作成し、コマンド「tar –jxvf <AIR-SDK.tbz2 へのパス>」を使用します。

ADT の既知の問題

  1. ADT は、通常多くの Linux ディストリビューションに付属する GNU Java では使用できません。ADT を使用するには、パスに Sun Java が含まれていることを確認してください。使用されている Java の種類を確認するには、ターミナルでコマンド「java –version」を使用してみてください。
  2. 必要となる Sun Java/JRE の最小バージョンは 1.4.2 です。
  3. このビルドは、Flex Builder Linux Alpha では動作しません。AIR アプリケーションをパッケージ化するには、コマンドラインオプションを使用してください。

Flex SDK および Flex Builder のリリースノート

Flex SDK および Flex Builder のリリースノートは、次の場所にあります。


Copyright © 2009 Adobe Systems Incorporated.All Rights Reserved.Adobe、Adobe ロゴ、AIR、ActionScript、Flash、および Flex は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。その他すべての商標は、それぞれの権利帰属者の所有物です。

本コンピュータプログラムは国内の著作権および国際条約上の著作権によって保護されています。このプログラムの一部または全部を無許可で使用、複製、配布することは禁じられており、これらの規定に抵触した場合、重大な民事および刑事上の責任を負うとともに法律に定められた最大範囲で追訴されることがあります。

サードパーティ製ソフトウェアに関する注意事項、使用条件、およびその記載先は、参考資料として http://www.adobe.com/go/thirdparty_jp/ にてご覧いただけます。