Scott Belsky(スコット ベルスキー)
Creative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)
スコット ベルスキーが最も重視していることは、「Creative Cloudをすべての人が使える創作プラットフォームにする」ということです。スコットは、Creative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPOとして、Creative Cloud製品とサービス、Adobe Spark、Behance(1,000万人のクリエイターが集うアドビのコミュニティ)の製品管理とエンジニアリングを指揮しています。また、Creative CloudとDocument CloudのUI/UXデザインを担当するアドビのデザインチームの監督者でもあります。
2017年12月にアドビに入社する前は、米国サンフランシスコのBenchmarkでベンチャー投資家をしていました。彼がアドビに在職するのは、これが2回目です。最初は、2012年にアドビがBehanceを買収したときです。そのときはCreative Cloudのモバイル戦略を指揮しました。彼は2006年にBehanceを共同設立し、CEOを6年間勤めました。
長年にわたり、他のプロジェクトでクリエイター集団の編成をサポートし、支援してきました。携わってきたプロジェクトには99U、Behanceのクリエイティブシンクタンクとカンファレンス、ベストセラーとなった著書『Making Ideas Happen』などがあります。
アディダス、Pentagram、Pinterest、P&G、Facebook、米国連邦政府など、多くの大手企業や機関にも、デザインと製品管理に関する助言をおこなってきました。2010年には、Fast Companyの「ビジネス業界で最もクリエイティブな人々100人」に選出されました。
コーネル大学で学士号を取得し、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しました。独立したプロのクリエイターのキャリアを支援するリファーラルプラットフォーム、Globalityの理事のほか、コーネル大学の起業家プログラムの諮問委員、クーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館の評議会の委員も務めています。
関連メディア
制作方法に変革を
オンラインで世界同時開催されたAdobe MAX 2021において、スコットは、共同作業の促進、イノベーションの推進、クリエイターとしてのキャリア形成の支援など、Creative Cloudがどのようにクリエイターの制作に貢献しているかを語りました。