カメラの露出設定の使い方
写真撮影とはすなわち、光を表現することです。カメラの露出設定を調整して、適切な光量を取り入れる方法を学びましょう。
カメラの露出の3大要素
カメラの露出設定を正しく設定するには、以下の3つの面を考慮する必要があります。
絞り レンズ開口の大きさです。絞りが開いているほど(F値が低いほど)、光を多く取り込めます。例えば、絞りがf/2だと、f/11より大きく開放されます。
シャッタースピード シャッターの開閉速度です。シャッタースピードが速いと、取り込む光量は減ります。
ISO感度 カメラの光に対する感度です。ISO感度を高くすると、カメラの光に対する感度が非常に高くなります。これは、光量が少ない場所での撮影で役に立ちます。
撮影場所の照明条件に適した露出を得るには、これら3つのカメラ設定が上手く連動している必要があります。例えば、明るい環境で絞りを開放して被写界深度を浅くしたい場合は、シャッタースピードを速く、ISO感度を低くすることで、露出が補正され、露出オーバーを防ぐことができます。
編集ソフトでカメラの露出を調整する
カメラで3つの露出設定を同時に調整するのは、難しいときもあります。幸い、Adobe Lightroomのような写真編集ソフトを使えば、撮った写真の露出を後から調整できます。
シンプルなスライダーで写真の露出を調整し、極端に露出アンダーや露出オーバーになってしまった写真も救出できます。写真を台無しにする心配がないので、アーティスティックな効果を出すために、あえて「間違った」カメラ設定で撮影することも可能です。後で調整できると分かっていれば、絞り開放でシャッタースピードを遅くしてみてもいいのです。
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**Lightroom**を使って、すべての写真で露出を完璧にする方法をさらに学びましょう。