デジタル一眼レフでピンホール写真を撮る方法

ガラスレンズを使わずに写真を撮ってみたいなら、ピンホール写真を試しましょう。デジタル一眼レフをピンホールカメラに変身させて、独特の効果を生み出しましょう。

昔ながらの手法である「ピンホール写真」に挑戦してみたいと思いながらも、フィルムの取扱いや現像のことを考えると手を出せなかったという人に、ぜひ試してほしい手法があります。この記事では、デジタル一眼レフを使って憧れのピンホール写真を撮影する方法を説明します。

ピンホールレンズの作り方

ピンホール写真を撮るには、デジタル一眼レフの電子フォトディテクターに入る光が少なくなるような、非常に小さな穴を準備します。最適なサイズの穴を開けるのは難しいですが、試行錯誤してみましょう。

ピンホール写真にデジタル一眼レフを使うと、撮影のたびに現像することなく、様々なサイズのピンホールを試して効果を確認できます。撮影準備をして、ピンホールのサイズを一つ試すと、すぐに液晶画面で結果が見れます。

カメラに入る光の量をコントロールする最良の方法は、使い古しのボディキャップを利用することです。ボディキャップには穴を開けるので、普段使用しているキャップは使わない方がよいでしょう。次の手順で、ボディキャップを加工します。

キャップの中心に3 mm程度の穴を開けます。

アルミ缶から、13 mm四方のアルミ片を数枚切り取ります。

この正方形のアルミ片を1枚、ボディキャップの穴にテープで貼ります。

細いピンを使って、ボディキャップに開けた穴の真上のアルミをわずかに突き破ります。

こうすると、カメラのフォトセンサーのすぐ目の前に非常に小さな穴が開けられます。この穴を通った細い光の筋が、液晶画面に表示される画像を作り出します。他のアルミ片も使って、鮮明な画像が撮れるまで穴の大きさを変えてみたり、様々な効果を試したりしてみましょう。ピンホール写真をマスターしたら、光を調整するプリセットとフィルターのクリエイティブな使い方も身につけましょう。

撮影を行うのがスタジオでも外出先でも、**Adobe Photoshop Lightroom**でできることを調べて編集の楽しみを広げましょう。