ディフューズ撮影を習得する方法

拡散光を使いこなすコツを読み、照明を均一に当て、影を極力作らずに写真やポートレートを撮る方法を学びましょう。

写真家にとって、照明問題は毎日直面する課題です。照明が明るすぎたり、もしくは直に当たりすぎている場合などは、ソフトボックス、撮影用アンブレラ、手作りのレフ板などを使用して、光を拡散できます。ディフューズ撮影は、ポートレートからマクロ写真まで、あらゆる写真撮影に活用できます。

次のヒントを試して、自然な照明を作りつつも、細部まで写すように撮影してみましょう。

魅力的で、ディテールをとらえたポートレート撮影

直接光はドラマチックな影を生み出しますが、拡散光も、便利なポートレート撮影ツールです。光を拡散すると、強い直射光では飛んでしまうようなディテールも、写真に残すことができます。

また、被写体の見栄えが悪くなるような暗い影も防げます。撮影ヒントをさらに見て、次回のポートレート撮影では拡散光を試してみましょう。

マクロレンズと一緒に使って、自然な接写写真を撮る

小さなものを細部まで表現したい場合は、マクロレンズとディフューザーを使うといいでしょう。被写体にフォーカスしたまま、自然光を異なる角度からバウンスさせて一度に当てることができます。

ディフューズ撮影は、細部を飛ばしたり、影に沈ませることなく表現するのに便利ですが、はじめは難しく感じるかもしれません。あとで高度な写真編集ソフトを使って照明を調整できることも頭に入れながら、まずは繰り返し撮影の練習をしてみましょう。

**Adobe PhotoshopLightroom**を使ってできることを見てみましょう。