アカウントの個性やブランドのイメージを伝える「顔」として重要なアイコン。オリジナリティのあるおしゃれなアイコンを設定すれば、アカウントへの印象がよりよくなり、フォロワーの増加も期待できるでしょう。
しかし、「オリジナルのアイコンを使いたいけれど、デザインのセンスがないから自分で作るのは難しそう・・・」と感じて、デフォルトの画像や撮影したままの写真をアイコンに設定している人も多いのではないでしょうか。
そんな時にオススメなのが、無料のデザインツール「Adobe Express」です。Adobe Expressにはアイコン作成に役立つ様々な機能が備わっています。 また、プロのデザイナーが作成した豊富なテンプレートを使って、おしゃれなアイコンをカンタンに作成できます。
この記事では、SNSでのアイコンの役割や、アイコンをデザインする際のポイント、Adobe Expressを使ったアイコンの作成方法を紹介します。
目次
アイコンを
SNSアイコンの
アカウントの
アイコンデザインの
Adobe Expressで
Adobe Expressを
アイコンを自分で作成する2つのメリット
SNSアイコンをオリジナルのものにすると、ユーザーに好印象を与えられたり、エンゲージメントを高められたりといった、大きなメリットがあります。具体的な作成手順の前に、まずはアイコンを作成するメリットについて解説します。
【メリット1】アカウントの特徴を印象付けるのに役立つ
S NSアイコンはアカウントの顔となり、ユーザーが最初に接する要素です。そのアカウントが見せたいイメージに合わせたアイコンを設定することで、アカウント全体の印象をつくれます。
アイコンが何を表しているのかが一目でわかれば、ユーザーはそのアカウントの内容を素早く理解でき、アカウントに対して興味や信頼を抱きやすくなります。さらにオリジナルのアイコンを使えば、あなたのパーソナリティーや特徴も伝わり、より相手に覚えてもらいやすくなるでしょう。
【メリット2】エンゲージメントが向上する
特に投稿系SNS(例: XやInstagram)において、発信内容に合っているオリジナルのアイコンは、発信内容とセットで記憶に残りやすくなります。 すると、ユーザーのタイムラインに自分の投稿が表示されるたびに発信内容を想起してもらえ、親近感を抱いてもらえるようになります。 その結果、フォローされやすくなったり、いいねの数が増えたりと、SNS上でのエンゲージメントが向上します。
このようにオリジナルのアイコンを設定すると、アカウント運営への好影響が期待できるのです。
SNSアイコンの推奨サイズ
SNS によってアイコンの推奨サイズが異なるため、利用するサービスに合わせたサイズで作成しましょう。
SNSごとの推奨サイズは以下のとおりです。
● X (旧Twitter): 400 × 400ピクセル
● Instagram: 400 × 400ピクセル
● Facebook: 170 × 170ピクセル
● Threads: 400 × 400ピクセル
● LINE: 640 × 640ピクセル
● TikTok: 20 × 20ピクセル
どのSNSの場合も、推奨サイズ以上の大きさのアイコンを用意しておくと、キレイに表示されます。 1,000 × 1,000ピクセル程度で作成しておけば、概ねどのサービスにも対応可能です。
ただし、Xは最大2MBまでのように、ファイルの容量に制限があるので、ファイル容量が大きくなりすぎないよう調整してください。
また、アイコンは正方形の画像を使用しても、丸くトリミングされた状態で表示されます。 丸いアイコンを意識してデザインするのも、アイコン作成のポイントです。
アカウントの特徴に合った画像の選び方
SNSアカウントに使用するアイコンは、パッと見てわかりやすく、魅力的なデザインであることが重要です。
また、アカウントの特徴や投稿内容に合った画像を選ぶことで、ターゲットとなるユーザーにアカウントを見つけてもらいやすくなります。そのアカウントが「誰に」「どのような目的で」「どのような情報を発信するのか」を意識して画像を選んでみてください。
ここからは、アカウントの属性を大きく2つに分けて、アカウントの特徴に合った画像を選ぶためのポイントを紹介します。
企業やお店の公式アカウントの場合
企業やお店のアカウントの場合は、ロゴやブランドのシンボルを使用し、色使いはコーポレートカラーに合わせましょう。
そうすると、企業やお店のイメージと合ったアイコンになり、何のアカウントなのかをユーザーが認識しやすくなります。 何度もユーザーの目に触れることで「あのブランドだ!」と覚えてもらえ、ブランドに対する親近感が増すでしょう。 商品画像そのものや、商品やサービスと関連する画像を使用することも、自社の商品・サービスの認知度を高められるのでオススメです。
また、テキストのみのアイコンにする場合は、テキストを白色にして、コーポレートカラーを背景色に設定してみましょう。
すると、ブランド名や商品名などを強調しつつ、カンタンに印象的なアイコンが仕上がります。
個人で運用するアカウントの場合
ビジネス用の個人アカウントのアイコンには、自分の雰囲気や人となりが伝わるような顔写真を使うと、発信内容と自分の顔を紐づけて覚えてもらいやすくなります。 また、対面で会ったときにもすぐに認識してもらえるので、SNS上での発信内容を共通の話題として、交流しやすくなるでしょう。
もし顔出しをしない場合は、自分の後ろ姿の写真や似顔絵などを使うのもオススメです。
なお、趣味で運用しているアカウントの場合、自分の趣味や興味のある事柄が分かるようなアイコンを設定すると、共通の趣味を持つ他のユーザーに注目してもらいやすくなります。
例えばギターが好きならギターを弾いている写真、登山が好きなら山の写真をアイコンに設定するなど、趣味や興味がすぐに伝わるような写真を選びましょう。
ここまで、アカウントの種類別に、画像の選び方を解説しました。 ご自身が運営するアカウントの目的や特徴に応じて、選んでみてください。
アイコンデザインのポイントとパターン別のアイデア
ここからは印象に残りやすいアイコンを作るためのポイントと、アイコン作成に役立つデザインのアイデアをご紹介します。
アイコンをデザインする際の4つのポイント
まずは被写体の位置や大きさ、色づかいに関する4つのポイントを見ていきましょう。
【ポイント1】円形に切り取られることを想定して作成する
多くのSNSでは円形に切り取られて表示されるため、アイコン作成の際には被写体の位置に注意します。
被写体や重要な要素が画面中央に配置されるように調整して、魅力を伝えられるようにレイアウトや構図を工夫しましょう。 画面の端に被写体を配置すると、上の画像のように見切れてしまう場合があるので注意が必要です。
また、円形を利用して縁取りを入れたり、窓から覗いているような構図にしたりといったように、切り抜きを想定したデザインをしてみても面白いでしょう。
【ポイント2】投稿内容と関連性がある写真を使う
アイコンに使う写真は、アカウントの投稿内容と関連がある写真を使いましょう。
例えばコーヒー専門店のSNSアカウントに使う写真なら、コーヒーカップやコーヒー豆などの写真を使うと、コーヒーを想起しやすくなります。 このとき、アイコンが小さくても何の写真なのかを識別できるかどうか、実際にアイコンを設定した後に確認しておきましょう。
【ポイント3】被写体が大きく写った写真を使う
SNSではアカウントのアイコンが小さく表示されることが多いです。 よって、何の写真なのかが識別しやすいアイコンにするために、被写体を大きく写すようにしましょう。
例えば、人物の写真をアイコンに使う場合は、下の画像の右側の写真のように、胸から上を写して表情が分かるようにすると、人となりや雰囲気が伝わりやすくなります。
【ポイント4】色数を抑えたシンプルなデザインにする
アイコンに使う色を絞ることで、アイコンは端的で洗練された印象になります。 シンプルなデザインにすることで、どのSNSサービスのアイコンに設定しても違和感がなくなります
上の左側の画像のように、色数を1〜3色ほどに抑えたシンプルなアイコンデザインは視覚的に分かりやすく、メインカラーが印象に残りやすくなります。 店頭の看板やチラシを同じ配色で作れば、「あのアカウントのお店だ」とユーザーに認識してもらいやすく、コミュニケーションがスムーズになります。
反対に、右側の画像のようにカラフルな色づかいは、個性的でよいものの、色が印象に残りにくくなる場合があるため注意しましょう。
モチーフ別のデザインパターン
アイコン作成におけるポイントを押さえたうえで、実際にアイコンのデザイン例を見てみましょう。 ここでは、人物画像や企業ロゴ、風景写真などメインで使うモチーフ別に、デザインパターンをご紹介します。
【パターン1】人物の画像を使ったアイコンの例
人物写真を使ったアイコンを作る場合は、先ほど「 アイコンをデザインする際の3つのポイント 」で説明したように、被写体はバストアップや顔が識別できるくらいのサイズにすると人物の特徴が分かりやすくなります。
背景色には被写体が目立つような薄い色を使うと、被写体が際立って印象的なアイコンになります。 単色の背景だけでは少し物足りない場合は、人物と関連性のあるモチーフや文字を装飾として添えて、自分の特徴をよりわかりやすくするのもオススメです。
会社で運用するアカウントでは、コーポレートカラーで縁取りを入れたり、背景色を統一すると、会社のイメージを印象付けられます。
【パターン2】企業やお店のロゴを使ったアイコンの例
企業やお店のアイコンには、ロゴを利用することが多いです。 ロゴだけを設定してもよいですが、縁取りをコーポレートカラーにしたり、背景色を変えてロゴを強調したりすると華やかになります。
ただし、イメージとあわないカラーや装飾を用いると、会社や製品のブランドやイメージを損ねてしまう可能性があるため、注意しましょう。
他にも、背景にサービスをイメージできる写真を薄く入れ、お店やサービス名を配置する方法もあります。 ロゴがない場合はぜひ試してみてください。
【パターン3】文字をメインで使ったアイコンの例
文字をメインで使うアイコンは、文字が与える印象が強くなるので、フォント選びが重要です。アカウントが与えたい印象に合ったフォントを選びましょう。
アイコン内に使う文字は、PCだけでなくスマホでも見られることを想定して、フォントサイズを大きめに設定しましょう。
なお、日本語と英語で、それぞれ大きく2種類のフォントがあります。 フォントの種類や特徴を紹介した記事や、サンセリフ体の特徴と定番フォント12選も参考にしながらフォントを選んでみてください。
ここまで、アイコンの推奨サイズや、デザインする際のポイントをお伝えしてきました。 実際にアイコンを作る際に、ぜひ参考にしてみてください。
続いて、無料のデザインツール「Adobe Express」を使って、アイコンを作る手順を解説します。
Adobe Expressでアイコンを作る方法
無料のデザインツール「Adobe Express」を使えば、デザインの経験がない方でもカンタンにアイコンを作成できます。 ここからは画像も使いながら操作手順を解説します。
なお、ここではPCでの手順をご紹介しますが、Adobe Expressのアプリを使ってスマホでデザインすることも可能です。
YouTubeでも解説しています。