
美容室やサロンにとって、集客と宣伝は永遠の課題。
近年はSNSやインターネット広告など、新たな集客方法も増えていますが、チラシは依然として効果的な集客手段です。なぜなら、チラシは比較的安価で作成でき、ターゲットを絞り込んで配布できるからです。
しかし、ただ単にチラシを作り、配ればよいわけではありません。効果の高いチラシを実現するには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
そこでこの記事では、訴求力のあるチラシの作り方や、チラシの効果を高めるポイントをご紹介します。
また、無料デザインツール「Adobe Express」を使って、実際にチラシを作る手順も解説します。時間もお金もかけずに、ヘアカタログやファッション雑誌にもそのまま使えるクオリティのチラシを作成できるので、ぜひ活用してみてください。
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作りたいチラシのイメージに近いテンプレートを見つけたら、それをもとにオリジナルのチラシを作成してみましょう。「Adobe Express」は、誰でもかんたんに操作できる無料のデザインツールです。デザインに自信がない方や、時間をかけずに手軽にチラシを作りたい方にオススメです。
なお、Adobe Expressにはモバイルアプリもあり、スマホやタブレットからでも同じデータにアクセスできます。例えば、スマホで撮った写真をアプリでアップロードし、PCからブラウザ上で編集するといったことも可能です。
豊富な無料テンプレートを活用して、ぜひ訴求力の高いチラシを作ってみてください。
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続いて、効果的なチラシを作るポイントを見ていきましょう。
チラシを作成する前に押さえておきたい6つのポイント
効果の出るチラシには、いくつかの共通点があります。今回はその共通点を分解し、6つのポイントに集約しました。これら6つのポイントを押さえて、効果的なチラシを作りましょう。
- ターゲットを明確にする
- 打ち出す情報を絞る
- 顧客層にあったモデルや写真、デザインを使う
- 顧客の目を引くキャッチコピーを盛り込む
- チラシ限定の特典を付ける
- ラフレイアウトを作り、下準備をする
1.ターゲットを明確にする
ターゲットを明確に設定することは、チラシの効果を高める第一歩です。
具体的なターゲットを設定することで、特定の層に向けてプロモーションしやすくなります。またターゲットの年齢や性別、趣味やライフスタイルに応じて、チラシの内容やデザインを調整できるようになり、チラシで伝えるメッセージに一貫性を持たせられます。
例えば「働いている20代女性」という漠然としたターゲットではなく、「美容に関心があり、都心で働く20代の独身女性」と設定しましょう。すると、「トレンドを取り入れつつも、ビジネスシーンに適したスタイルが好まれる」「平日は忙しいため、週末に美容室を利用する可能性が高い」といった仮説を立てられ、デザイン・内容・配布場所の決定を具体的に行えるようになります。
2.打ち出す情報を絞る
チラシの効果を最大限に引き出すためには、打ち出す情報を絞ることが重要です。
情報を盛り込みすぎると、伝えたいメッセージが埋もれてしまい、受け手にとってわかりにくくなってしまいます。
例えば、美容室のチラシで「新規オープン」「初回割引」「新メニュー」のすべてを一度にアピールしようとすると、どれも中途半端になりがちです。そのため、新メニューの紹介をメインに据えて他の情報は減らすなど、ターゲットに響くポイントだけに絞りましょう。
なお、訴求力の高いチラシを作るためには、以下の3W1Hを明確にすることが重要です。
- Why・・・目的は何か?(なぜ作るのか?)
- Whom・・・誰に見てほしいのか?
- What・・・何を伝えたいのか?
- How・・・どのように伝えるのか?
チラシ作成に取り掛かる前に、上記に沿って項目をまとめましょう。
以下はその一例です。
- チラシを作成する目的(例:集客、求人、認知拡大)
- チラシの対象者(例:くせ毛が気になっている20代~30代)
- チラシに盛り込む情報(例:キャッチコピー、店名、営業時間、電話番号、QRコード)
- デザインの方向性(例:〇〇の写真を大きく載せる、〇色をベースにする)
【目的別】チラシに盛り込む情報
訴求力の高いチラシは、大きく分けて以下3つの情報が簡潔に盛り込まれています。
- 概要・・・最も伝えたい情報(例:キャッチコピー、店名、メニュー名)
- 詳細・・・興味を持った人に詳しく伝えたい情報(例:営業時間、募集条件)
- CTA(コール・トゥ・アクション)・・・チラシを見た人の行動を促すための情報(例:電話番号、WebサイトへのQRコード)
チラシの目的に合わせて、これら3つの情報を具体化し、掲載する情報を決めましょう。
なお、以下はシーンごとに考慮すべきポイントの一例です。チラシ作成時には、ぜひ参考にしてみてください。
■店舗の新規オープンのお知らせの場合
- 概要
- 店舗の特徴がひと目でわかるキャッチコピー
- 店舗の雰囲気が端的に伝わるビジュアル(写真やイラストなど)
- 店名
- オープン日時
- 詳細
- オススメ商品やサービスの詳細
- キャンペーン情報
- 所在地
- 営業時間
- CTA
- 電話番号
- WebサイトのURLやSNSアカウント、QRコード
■商品やサービスを宣伝する場合
- 概要
- 商品やサービスの特徴がひと目でわかるキャッチコピー
- 商品やサービスが端的に伝わるビジュアル(写真やイラストなど)
- 商品名やサービス名
- 詳細
- 商品やサービスのメリット・ベネフィット
- 価格
- 購入方法
- CTA
- 問い合わせ先
- 通販サイトのURLやQRコード
ちなみに、Adobe ExpressではQRコードも作成できます。操作もかんたんで、QRコードジェネレーターを開いた後は、QRコードを作りたいwebページのURLを入力するだけ。生成されたQRコードは、スタイルとカラーの調整もできます。ぜひご活用ください。
3.顧客層にあったモデルや写真、デザインを使う
ターゲットに合うモデルや写真を使うことも重要です。顧客層に適したモデルや写真、デザインを選び、チラシを見た人が「このお店に行ってみたい」と感じるきっかけを作りましょう。
例えば「美容に関心があり、都心で働く20代の独身女性」をターゲットとする場合、その世代に人気の芸能人のヘアスタイルに近いモデルを起用すると、チラシを見る人が「自分もこうなりたい」と具体的にイメージしやすくなります。
ちなみに、モデル以外にスタイリストの顔写真や自己紹介を掲載するのもオススメです。「どんな美容師さんがいるのだろう」といったお客様の小さな疑問や不安解消につながります。
4.顧客の目を引くキャッチコピーを盛り込む
チラシの効果を最大限に引き出すためには、顧客の目を引くキャッチコピーが欠かせません。キャッチコピーは、チラシを受け取った瞬間に見る人の興味を引き、内容を読んでもらうためのきっかけです。また、お店の世界観を打ち出すものでもあります。そのため、見る人がすぐ理解できるように、キャッチーかつシンプルな言葉を選びましょう。
例えば「初回限定30%オフ!」「夏のヘアスタイル特集」など、具体的なメリットや季節感を取り入れたキャッチコピーや、「疲れた髪に元気を」「新学期、一歩踏み出すヘアスタイル」のように、語りかけるような形式も効果的です。
なお、キャッチコピーはデザイン面でも目立つように工夫しましょう。大きな文字や目立つ色を使用し、チラシ全体の中で最も目に入りやすい場所に配置するのがオススメです。
5.チラシ限定の特典を付ける
チラシの効果を最大化するには、特典の提供が効果的です。
例えば「チラシを持参されたお客様には〇〇をプレゼント」「このチラシをご提示いただくとカットメニューが○%OFF」「期間限定キャンペーン」といった特典を設定すると、「お得だから行ってみよう」という気持ちを引き出せます。また、チラシそのものにクーポンエリアを作っておくのもよいでしょう。特典を設定することでチラシがすぐに捨てられず、保管してもらえる確率が高まります。仮にすぐに来店しないお客様だったとしても、「そういえばクーポンが付いていたな」と思い出してもらえる場合があります。
また、チラシを持参して特典を受ける仕組みは、チラシの配布効果を測定する手段としても有効です。特典を利用する顧客数を把握することで、チラシの効果を具体的に評価し、次回の販売戦略を考える際にも活かせます。
6.ラフレイアウトを作り、下準備をする
チラシの目的や対象者、盛り込みたい情報が明確になったら、ラフレイアウトを作りましょう。ラフレイアウトとは、各要素のおおまかな配置を決めるデザイン案です。
かんたんな手描きでよいので、チラシで最もアピールしたい要素が目立つようにレイアウトを考えます。実際に印刷する紙と同じサイズでラフレイアウトを作ると、仕上がりをよりイメージしやすくなりますよ。
なお、チラシを見る人の視線は、横書きであればチラシの左上から右下へと「Z」の字を描くように、縦書きであれば右上から左下へと「N」の字を描くように移動するのが一般的です。
そのため、キャッチコピーやイベント名などの注目してほしい要素や最初に見てほしい要素は、横書きなら紙面の上部、縦書きなら右側に大きく掲載するとよいでしょう。
逆に、興味を持った人だけに見てもらえればよい要素は、横書きであれば右下、縦書きなら左下に小さめに配置しましょう。
さらに、この段階でチラシに入れる画像データもひとつのフォルダにまとめておくと、この後の作業をよりスムーズに進められます。準備の際は画像が商用利用可能かどうかもあわせて確認しておきましょう。
なお、無料デザインツール「Adobe Express」なら、高品質なストックフォト「Adobe Stock」の商用利用可能な画像素材を使ってチラシをデザインできます。また、写真やイラスト以外にも、ロゴや背景など様々なデザインパーツも使えるので、おしゃれなチラシの作成もカンタンです。
Adobe Expressで美容室のチラシを作る手順
それでは、美容室のチラシを作成してみましょう。ここからはPCブラウザ版のAdobe Expressを使って、チラシの作り方を解説します。
【手順1】Adobe Expressにログインする
まずはPCのブラウザで「Adobe Express」にアクセスし、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使って無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
ログイン後、以下のような「新規プロジェクトを作成」の画面が表示されます。
【手順2】デザインテンプレートを選ぶ
チラシのテンプレートを選択しましょう。画面上部にある検索窓に「美容室 チラシ」と入力して検索します。
テンプレートが表示されたら、作りたいチラシのイメージに近いものを探してクリックしましょう。
選択したテンプレートの編集画面が開き、テンプレートを編集できるようになります。
【 手順3】文字やフォントを変更する
テンプレートの文字を変更したいときは、変更箇所の文字をクリックしてください。
画面左側に「テキストを編集」のウィンドウが開くので、テキストやフォントを変更しましょう。フォントメニューからは、Adobe Express内の豊富なフォントを使えます。
デザインに合うオススメフォントを教えてくれる機能も備えているので、ぜひ色々なフォントを試してみてください。ただし、漢字や英字など、文字の種類によっては変換されないフォントもあるので、確認しながら選びましょう。
今回は店名を変更し、英字を「Cormorant Garamond」フォントに、日本語と数字を「源ノ明朝」のフォントにしました。フォントを数個に絞るだけで、クリエイティブ全体に統一感が生まれます。
また、キャッチコピーの文言や見出しのサイズなど変更し、見栄えをさらにブラッシュアップしていきます。今回はメインイメージのエアリーな雰囲気に合わせて、キャッチコピーの「綺麗」をカタカナの「キレイ」に変更し、ライトな印象を演出。さらに短いフレーズの中にあえて句点・読点を足すことで、より印象に残る言い切りの形を強めました。
そのほかの箇所も、同じように見栄えを確認しながらテキストを書き換えていきます。
今回はカットとヘッドスパの情報だけに絞ってメニューを記載してみました。
また「初回限定 Special coupon」と書かれていた箇所は、誰でも読みやすいように漢字とカタカナ表記に変更してみました。
ちなみに、今回はヘッドライン以外の英字を斜体にし、エレガントさや他部分との違いを演出しています。変更する際はテキストを選択し、画面左側のパネルにある、フォントの下の欄から「Italic」を選択しましょう。
【手順4】素材の位置やサイズを変更する
画像や背景色などを変更したいときは、目的のパーツをクリックして選択します。パーツを選択すると、画面左側にツールバーが表示され、様々な編集が可能です。素材の色合いや風合いを変えるなど、細かな微調整ができます。
今回は画面左端にある植物の素材を、メニューエリアに被りすぎないよう縮めてみました。
また、画像を変更したいときには「置換」ボタンからかんたんに差し替えられます。
置換ボタンをクリックすると、以下のようなドロップダウンメニューが表示されます。
豊富な画像素材の中から検索して使用できるほか、「アップロードして置換」ボタンで手持ちの画像をアップロードすることも可能です。
なお、配置した写真やイラストは「画像を編集」メニューで加工できます。また、背景を単色で塗りつぶす、配置した画像を切り抜くなどの操作も、編集ウィンドウでカンタンに行えます。
最後に、全体を見直して再度バランスや色味を整えていきましょう。
今回は文字の色合いを黒からブラウンに変更。トップイメージに合わせて、繊細で柔らかな印象にトーンを合わせてみました。なお、テキストの色は変更したいテキストをクリックしたのち、画面左側のパネルの「塗り」から変更できます。「スウォッチ」の中から好きな色を選んだり、「スポイト機能」を使って画面内の色を選んだり、「カスタム」で色を指定したりと、様々な方法で直感的に文字色を変えられるので、ぜひお試しくださいね。
あっという間に、以下のような出来栄えのチラシが作成できました。
ここからさらに画像を追加したり、SNSのアカウント名を追加したりと様々な編集がかんたんにできるので、ぜひ自由自在にカスタマイズしてみてくださいね。
【手順5】ダウンロードする
チラシのデザインが完成したら、プロジェクト画面の右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックして、PCにダウンロードします。
編集画面の上部にあるダウンロードボタンをクリックすると、ダウンロードメニューが開きます。出力形式を選び、紫色のダウンロードボタンをクリックして完了です。
【手順6】チラシを印刷する
ダウンロードが完了したら印刷しましょう。
自宅のプリンターを使う方法、コンビニやスーパーなどのマルチコピー機を使う方法、印刷業者に依頼する方法があります。方法ごとのオススメのやり方は以下の表をご参照ください。
安定した品質で大量印刷できる
部数が多いほど割安
いずれの方法にもメリット・デメリットがあるため、目的に応じて選択しましょう。
なお、いずれの印刷方法でも、用紙のサイズはポストにスッと入るサイズがオススメです。
チラシを配布する際に押さえておきたい3つのポイント
最後に、チラシの配布に関するポイントも押さえておきましょう。
ちょっとしたポイントを意識するだけで効率よく、効果的に集客できます。
【ポイント1】店舗の周辺地域から配布する
チラシを配布する際は、まず店舗の周辺地域から始めることが重要です。
周辺地域の住民は店舗へのアクセスが容易なため、来店のハードルが低く、認知度が高まりやすいためです。特に新規オープンの場合は、まず店舗周辺での認知獲得を目指し、その後集客が安定したら配布エリアを広げていくと効果的です。
なお、配布エリアを決める際には商圏の設定が重要です。商圏とは、店舗に集客できる範囲のことで、人口・距離・世帯数などの指標をもとに分析します。さらに、駅周辺の開発や競合店のオープンなど、環境の変化も考慮しながら商圏を設定します。店舗周辺の人口を正確に把握するのは難しいため、お客様の多くが住むエリアに絞ってチラシを配布するなど工夫してみましょう。この方法なら無駄なくターゲットにアプローチでき、チラシを何度も見てもらうことでリピーターを増やせます。
【ポイント2】配布方法を決める
チラシを配布する方法は主に4つあります。それぞれの特徴を理解し、目的に合わせて使い分けましょう。
地域メディア(フリーペーパーや企業情報誌)と一緒に配布する方法
地域メディア(フリーペーパーや企業情報誌)とチラシをセットで配布してもらう方法は、地域に根差した効果的な手段です。フリーペーパーは多くの地域住民に親しまれ、親近感を持たれやすいメリットがあります。さらに、一部の地域では新聞よりも配布率が高い場合があり、広範囲にわたってチラシを届けることが可能です。
配布効果を最大化するには、配布率や配布エリア設定、コストなどを事前に確認することが重要です。地域メディア各社に問い合わせて詳細を確認し、比較検討しましょう。配布エリアを具体的に設定し、ターゲット層に合わせたチラシを作成することで、費用対効果を高められます。
ポスティングで配布する方法
ポスティングはチラシを直接ポストに投函する方法です。チラシが単独で届くため、他の方法よりも目に触れる確率が高い特長があります。また、配布エリアも町名単位で決められるため、特定の商圏に集中してチラシを配布できます。ただし、新聞や地域メディアのような信用は得にくいため、チラシがすぐに捨てられてしまうこともあります。また、配布専門のスタッフを動員するため、配布枚数によってはコストが高くなるでしょう。
手配りや設置する方法
手配りやカフェなどにチラシを置く方法です。この配布方法のメリットは、直接歩く人にアピールできる点です。カフェや地元の小売店など、ターゲット層が通る場所に置くとさらに効果的でしょう。
デメリットとしては、ターゲット層が関心を持つ場所の選定が重要になるため、下調べのコストが多少かかります。また、手配りでは配布範囲がある程度限られるため、より遠い地域まで認知を拡大したい場合には不向きです。
新聞折込で配布する方法
新聞折込は、全国紙やローカル紙にチラシを折り込む方法です。新聞折込のチラシは信頼性が高く、新規開業や知名度の低い店舗の認知度を一気に高めやすいメリットがあります。
一方で、配布エリアを細かく調整できず、広範囲に一括して配布されるため、コストが高くなりがちです。また、新聞の購読率は年々低下しており、届けたいエリアでもチラシが届かない世帯が増えています。年代があがるにつれ新聞の購読率が高まっているため(※)、シニア世代の来客数を増やす場合は検討してみてもよいでしょう。
(※参考「主なメディアの利用時間と行為者率|総務省 情報通信白書」)
以上が配布方法ごとの違いでした。
どの配布方法にも特徴があるため、以下のまとめ画像を参考に状況に合う方法を選びましょう。
・新聞の高い社会的信用による信頼性向上
・開業や認知の向上
・配布エリアを細かく調整できない
・広範囲への配布はコスト
・新聞の購読率低下により、届かない世帯が増加
・親近感を持たれやすく購買行動を促す
・エリアによって新聞より配布率が高い場合がある
・配布エリアやコストが媒体ごとに異なる
・媒体の比較が必要
・チラシが単独で届き、目に触れる確率が高い
・特定のエリアに集中して配布できる
・知名度が低い場合は警戒されやすい
・配布にコストがかかる
・直接アピールできため購買行動を促す効果が高い
・ターゲット層に情報を届けられる確度が高い
・設置場所の選定が重要
・配布範囲が限られる
【ポイント3】認知してもらうために定期的に配布する
チラシを配布しても、一度見てもらっただけではユーザーに強い印象を残せません。
さらに、配布したチラシが必ず見られるわけではなく、他のチラシや新聞と一緒に捨てられてしまう可能性もあります。そのため、定期的にチラシを配布して認知度を高めることが重要です。
なお、チラシを繰り返し配布することで「単純接触効果(ザイオンス効果)」が期待できます。単純接触効果とは、繰り返し見ることで警戒心が薄れ、親しみやすさや親近感が増す効果のことです。
単純接触効果の影響が最大になる回数は10回と言われています。そのため、チラシを見た人に「このお店素敵だな」「このお店に行ってみよう!」と思ってもらい、行動を促すためには、10回の接触を目標に計画を立てることが重要です。
Adobe Expressなら、手軽にチラシを作成できるため、繰り返し配布する際のコストを大幅に削減できて便利です。また、オンライン施策を併用すると、顧客への接触回数が増えてより集客効果を高められます。
Adobe ExpressではLINEを使った広告やメニュー、メッセージ作成のクリエイティブもかんたんに制作可能です。詳しい内容は記事で解説していますので、集客にお悩みの方はぜひご確認ください。
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Adobe Expressは、誰でもかんたんにデザインができる便利なツールです。
豊富なテンプレートや素材を活用すれば、プロフェッショナルな仕上がりをすぐに実現できます。店舗のプロモーションや新サービスの紹介に最適なデザインも手軽に作成できるでしょう。自由自在にカスタマイズできる編集機能を使って、あなたの美容室ならではの魅力を存分に表現してみてくださいね。
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