無料でかんたん!iPhoneで動画をトリミングする方法

Adobe Expressで動画の長さを短くトリミングする方法を紹介します。

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「iPhoneで家族や友人に送る動画を短くしたい」「うまく撮れたシーンだけを切り取ってSNSに投稿したい」と思ったことはありませんか?そんなときは、動画をトリミングしてみましょう。
この記事では、iPhoneで使える無料の動画編集アプリ「Adobe Express」を使って、かんたんに動画をトリミングする方法を解説します。
また、記事の後半では、トリミングした動画にデザイン素材や文字を追加する方法や、動画の途中をカットする方法を紹介しています。
動画編集の経験がない方でも、サクサクと思いどおりの編集ができ、SNS投稿にもぴったりな動画が作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

動画のトリミングとは?カットとの違いも解説

動画編集における「トリミング」とは、動画の前後を切り取る作業のことです。
動画の不要な部分を取り除くことで、動画自体の長さを短くできます。また、動画を重要なシーンだけに絞り込めるので、伝えたい情報やメッセージをしっかり伝える効果もあります。
また、トリミングと似た動画編集として、「カット」があります。
トリミングが動画の始まりや終わり部分を切り取る作業なのに対し、カットは動画の中間部分の不要なシーンを切り取る作業のことを指します。
トリミングやカットを行うことで、動画の容量を小さくできるので、iPhoneの空き容量を増やしたい方にもおすすめです。

動画をトリミングする方法

無料の動画編集アプリAdobe Expressを使って、iPhoneで動画をトリミングする方法は以下の2つです。

  1. 「クイックアクション」機能を使って動画をトリミングする
  2. 編集画面で動画をトリミングする

サクッと動画のトリミングだけをしたい方には1の方法、動画のトリミングに加えてカットや文字入れといった編集もしたい方には2の方法がおすすめです。

それでは実際に、Adobe Expressを使って動画をトリミングしてみましょう。1と2の方法を順番にご紹介しますので、ご自身にあった方法でぜひ試してみてください。

【サクッとトリミングしたい方向け】クイックアクションを使って動画をトリミングする方法

まず、Adobe Expressのクイックアクション機能を使って、動画をトリミングをする方法をご紹介します。

「クイックアクション」とは、編集したい動画や画像をAdobe Expressにアップロードするだけで、かんたんに編集ができる機能です。
今回のように「動画のトリミングをしたい」といった特定の編集だけをしたい場合に、短時間で作業できるのでとても便利です。

それではさっそく、クイックアクションを使ってみましょう。

今回は愛犬を撮影した動画を例に、トリミング手順をご紹介します。可愛く伏せをしたシーンだけが残るように、動画の前後を切り取ってみます。

まずは、無料のモバイルアプリ「Adobe Express」をダウンロードしましょう。

【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする

アプリをダウンロードできたら、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってログインしてください。

登録は無料で、30秒ほどで完了します。

【手順1】動画をアップロードする

ホーム画面の右下にある「+」ボタンをタップし、表示されたメニュー内の「クイックアクション」のタブをタップしましょう。


クイックアクションの一覧の中から「動画をトリミング」を選択します。灰色の枠線内をタップし、トリミングしたい動画をアップロードしましょう。

なお、クイックアクションを使う場合、アップロードする動画のサイズは1GB以下である必要があります。

サイズオーバーでうまく動画がアップロードできなかった場合は、次の「編集画面で動画をトリミングする方法」をお試しください。

【手順2】動画をトリミングする

動画のアップロードが完了したら、タイムラインの端を左右にドラッグして、残したい範囲を選択しましょう。

グレーになった部分が切り取られ、黒枠内に表示されている部分が残ります。

今回の例では、開始位置を「愛犬がクッションに上がってこちらを見たところ」、終了位置を「伏せをしたあと」にして、可愛く伏せをしたシーンだけを切り取りました。

なお、開始位置と終了位置を数値で指定して、トリミングすることも可能です。

「動画の何秒時点から何秒時点まで」といったように、正確に切り取りたいときに使用してみてください。

「サイズ」からは、動画の縦横比をかんたんに変更できます。

「横(16:9)」「縦(9:16)」「正方形(1:1)」のなかから、投稿したいSNSに合ったサイズを選択すれば、ダウンロード後すぐに投稿できるので便利です。

また、「ミュート」を指定すると、動画から音声を削除できます。

【手順3】ダウンロードする

トリミングが完了したら「ダウンロード」ボタンをタップし、調整後の動画をダウンロードしましょう。これで、愛犬が可愛く伏せをしたシーンだけにトリミングできました。

【トリミング以外の編集もしたい方向け】編集画面で動画をトリミングする方法

ここでは、編集画面で動画をトリミングをする方法をご紹介します。トリミングした動画に文字やデザイン素材を加えたい場合は、こちらの方法が便利です。

まずは、モバイルアプリ「Adobe Express」をダウンロードしましょう。

【iPhone・iOS用】アプリをダウンロードする

アプリをダウンロードできたら、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってログインしてください。

登録は無料で、30秒ほどで完了します。

【手順1】動画をアップロードする

ホーム画面の右下にある「+」ボタンをタップしてください。

表示されたメニュー内の「ファイルをアップロード」ボタンをタップし、トリミングしたい動画をアップロードしましょう。

【手順2】動画をトリミングする

動画のアップロードが完了すると、編集画面に移動します。

アップロードした動画の下に表示されているタイムラインをタップしてみましょう。タイムラインに黒枠が付きます。


続いて、黒枠の端を左右にドラッグして、残したい範囲を選択しましょう。黒枠内に表示されている部分が残ります。

今回の例では、開始位置を「愛犬がクッションに上がってこちらを見たところ」、終了位置を「伏せをしたあと」にして、可愛く伏せをしたシーンだけを切り取りました。

ここで、トリミングした動画に文字やデザインを加えることも可能です。詳しい手順は以下で解説しています。

【応用編】動画に文字やデザイン素材を追加する方法

【手順3】ダウンロードする

トリミングが完了したら、画面上部の「ダウンロード」アイコンをタップし、調整後の動画をダウンロードしましょう。

ダウンロード後にiPhoneの写真アプリ内のオリジナルの動画を削除すれば、iPhoneの空き容量を増やすことも可能です。

最後に「ダウンロード」ボタンを押して、トリミング完了です。


これで、愛犬が可愛く伏せをしたシーンだけにトリミングできました。

【応用編】動画に文字やデザイン素材を追加する方法

続いて、トリミングした動画にデザイン素材や文字を追加して、SNS投稿用にデザインする方法を紹介します。

素材や文字をうまく使って、動画内の強調したい部分を目立たせたり、目を引くような可愛い動画や面白い動画を作ったりしてみましょう!

【手順1】デザイン素材を追加する

先ほど編集画面で動画をトリミングした続きから、手順を説明します。まずは、画面左下の「+」ボタンをタップしてください。

ツールバーのなかから「デザイン素材」をタップし、検索窓からお目当ての素材を探しましょう。使いたい素材を選択すると、動画内に追加されます。

動画内に追加できたら、素材の配置や大きさ、角度を調整してみましょう。ツールバーの「アニメーション」から素材に動きを付けることもできます。

今回は、愛犬が言葉を発しているイメージで吹き出しを付けてみました。

【手順2】文字を追加する

次に、文字を追加してみましょう。デザイン素材を追加したときと同様、まずは「+」ボタンをタップします。

続いて、ツールバーの「テキスト」→「テキストを追加」の順にタップしましょう。動画内にテキストボックスが追加されたら、任意の文字に変更してください。

テキストボックスをタップで配置や角度を調整できるほか、ツールバーからはフォントや色、サイズなどを変更できます。

また、「効果」からシャドウを付けたり、「アニメーション」で文字に動きを付けることも可能です。

【手順3】ダウンロードする

デザイン素材と文字を活用して、まるで愛犬が話しているかのように動画を加工できました。これで愛犬の可愛さをさらにアピールできること間違いなし!

最後に、画面上部の「ダウンロード」アイコンをタップし、調整後の動画をダウンロードしましょう。

Adobe Expressでは、素材や文字による装飾のほかにも、音楽を付けたり、色調を調整したりと、自由度の高い動画編集ができます。

ぜひいろいろな機能を試して、お気に入りの動画を作ってみてください。

【補足】動画の途中をカットする方法

最後に、編集画面で動画をカットする方法もご紹介します。

この手順説明では、先ほど使用した愛犬を撮影した動画のうち、伏せをしたシーンだけをカットしてみます。

【手順1】動画をカットする

編集画面で動画をトリミングをしたときと同様の手順で、カットしたい動画をアップロードします。

アップロードした動画の下に表示されているタイムラインをタップしてみましょう。すると、画面下部のツールバーに「分割」というメニューが出てきます。


「分割」が表示されたら、カットしたい部分の直前にインジケーター(再生ボタンから伸びている縦棒線)がくるように、タイムラインをドラッグして調整してみましょう。

続いて「分割」をタップすると、インジケーターの位置で動画が分割されます。


今度は動画を再開したい位置までタイムラインを移動させ、先ほどと同じ手順で分割をタップしてください。

すると、以下のように、伏せをしたシーンとそれ以外のパートを分割できました。

カットしたい動画のパートをタップして選択し、次に「シーンを削除」をタップしましょう。

【手順2】ダウンロードする

これで、伏せをしたシーンを削除できました。

最後に、画面上部の「ダウンロード」アイコンをタップし、調整後の動画をダウンロードしましょう。

iPhoneで動画編集するなら「Adobe Express」がおすすめ

動画編集と聞くと、「ツールの操作が難しいのでは・・・?」「どんな機能があるのかわからない」と不安や疑問を覚える方も多いでしょう。しかし、動画編集アプリ「Adobe Express」なら動画編集に慣れていない方でも、かんたんな操作で、様々な編集ができます。ここでは、Adobe ExpressがiPhoneでの動画編集におすすめな理由を3つご紹介します。

【理由1】豊富なテンプレートやデザイン素材を使ってかんたんにおしゃれな動画を作れる

Adobe Expressには、動画編集に使えるおしゃれなテンプレートや素材が豊富に揃っています。

テンプレートの既存動画を置き換えたり、デザイン素材を足したりするだけで、誰でもおしゃれで完成度の高い動画をかんたんに作成できます。

また、InstagramのストーリーズやTikTokといったSNS別にテンプレートを選べるため、投稿に適したサイズで動画を作成できて便利です。

【理由2】iPhone以外のデバイスでも使える

Adobe Expressは、iPhoneだけでなくPCやタブレットなどのデバイスでも使えます。

また、同じアカウントでログインすれば、iPhoneで編集しているプロジェクトをiPadやWindowsのPCからも編集可能です。

そのため、iPhoneで撮った動画をAdobe Expressにアップロードして、PCで編集をする、といった使い方もできます。iPhoneからPCに写真を送る手間もかかりません。

【理由3】動画の容量を小さくでき、クラウドストレージとしても使える

子どもの成長やペットの可愛らしい姿を残そうと思うと、ついつい動画をたくさん撮ってしまいますよね。そこで気を付けなければいけないのが、iPhoneの容量です。
「容量不足のせいでシャッターチャンスを逃した!」なんてことを避けるために、Adobe Expressを使って、動画の容量を小さくしましょう。
Adobe Expressで動画をトリミングしたりカットしたりすることで、動画のデータ容量を小さくできます。
ダウンロード後に、オリジナルの動画を削除すれば、iPhoneの空き容量を増やせます。
また、プレミアムプラン(有料プラン)を契約すれば、「ビデオ解像度」を指定できます。そのため、元のサイズよりも低い解像度でダウンロードすることも可能です。
画質は若干下がりますが、iPhoneの容量不足で困っている方におすすめの機能です。

さらに、Adobe Expressの無料プランでは、5GBまでクラウドストレージを使えます。プレミアムプランなら、100GBのクラウドストレージの使用が可能です。
これは約15時間分もの動画に相当するので、保存容量を気にせず動画編集を行えます。
手元に必要なファイルだけをダウンロードして、その他はクラウドストレージに保存しておくこともできるので、iPhoneの容量を節約できますよ。.,,...

ぜひ、無料お試し期間でプレミアムプランの使い心地を体験してみてください。

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Adobe Expressでサクッと動画をトリミングしよう!

Adobe Expressのモバイルアプリをダウンロードしておけば、iPhoneでいつでも手軽に動画をトリミングできます。

トリミング以外にも、かんたんな操作で様々な編集が可能です。

無料ですぐに使えるので、気になる方はぜひ、以下のボタンからアプリをダウンロードしてみてください。

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