Adobe InDesign単体プラン
2,728 円/月(税込)
InDesignを利用可能なCreative Cloudプランをご利用ください。
読んでもらえるパンフレットを作成するには、まず目を引くデザインができるかがポイントです。Adobe InDesignを使用すれば、パンフレットの各要素を分かりやすく、統一感のあるデザインが可能です。
InDesignでは、ページ物のパンフレットはもちろん、三つ折りや観音開きといったパンフレットも素早く作成できます。また、同じレイアウトを繰り返すことが多いパンフレット制作に便利な、繰り返しの作業を自動化してくれる機能も用意されているのです。InDesignには、アイデアをすぐに形にできる多くの機能が用意されています。
なお、InDesignでどのようなことができるかの詳細に関しては、『InDesign入門ガイド』も参考にしてください。
1 ガイドを利用したグリッドレイアウト
InDesignでは、ページを等間隔に分割するガイドを簡単に作成できます。ページを単純にグリッド化するガイドだけでなく、間隔を設定して分割したり、マージンを基準に分割したりといったことができるため、統一されたレイアウト作業に役立ちます。
2 マスターページを使った統一されたデザイン
統一されたデザイン要素を各ページに配置するような場合でも、ページごとに作成する必要はありません。マスターページ上に作成すれば全ページに反映できます。修正が生じた際も、マスターページ上のアイテムを修正すればOKです。美しく統一されたパンフレットをデザインするには必須の機能です。
3 魅力的なフォントのチョイス
効果的なフォントの運用には、Adobe Fontsが役立ちます。用途に応じた絞り込みが可能で、膨大な数のフォントコレクションの中から、自分のイメージに合うフォントをアクティベートして使用できます。Creative Cloudメンバーなら無償で使用できるので、積極的に活用しましょう。
4 効果的なグラフィックで印象的なデザインに
InDesignの描画機能で作成するグラフィックだけでなく、PhotoshopやIllustratorでデザインしたアートワークをInDesignのパンフレットに取り込んでデザインできます。そのまま配置できるのはもちろん、CCライブラリを介して運用することもできます。
ページの概念を持つInDesignでは、異なるページサイズのドキュメントを見開きとして作成でき、折りトンボも付けられるので、ページ物のパンフレットや三つ折り、観音開きといったパンフレットを効率良く作成できます。また、同じレイアウトを繰り返すようなパンフレットでは、時間のかかる手作業ではなく、自動で組版が可能なデータ結合の機能を活用できるケースもあります。制作物に応じて、さまざまな作成方法が選べるのも大きな魅力です。
なお、InDesignがIllustratorより便利なポイントの詳細な情報に関しては、『YUJIが指南、今こそInDesignを使いこなそう!』をご覧ください。
1 複数の異なるサイズのページを繋げて、見開きでデザインする
InDesignでは、10ページまでのページを見開き(スプレッド)として作成できます。ページごとに異なるサイズを指定することもできるため、三つ折りや観音開きのパンフレットのように、部分的にサイズの異なるページを見開きにすることもできます。もちろん、折りトンボも自動的に作成できます。
2 データ結合による自動組版
同じパターンが続くようなレイアウトの場合、すべて手作業で作成するのは効率的ではありません。InDesignでは、コンマ区切り(.csv)やタブ区切り(.txt)のデータソースファイルを利用して、事前にレイアウトしたターゲットドキュメントから同じパターンのドキュメント(レイアウト)を自動で生成できます。
以下の5つの基本ステップで、パンフレットのレイアウトデザインが作成できます。
目的に合わせたサイズ、ページ数で新規ドキュメントを作成します。A4やB5といった基本的なサイズだけでなく、用途に応じた無料のテンプレートもたくさん用意されておりで、選ぶだけですぐに作業が始められます。なお、10ページまでの見開きドキュメントも作成可能です
美しく統一されたレイアウトを実現するために、ドキュメントを分割するガイドを作成します。ページまたはマージンを基準にページを分割するガイドが作成できます。もちろん、デザインに応じたガイドを手動で引くことも可能です。
画像やイラストをはじめとする素材を配置し、位置やサイズを調整します。IllustratorやPhotoshopで作成した素材はもちろん、Adobe Stockの素材も配置可能です。素材はまとめて配置することが可能で、InDesign上でさまざまな効果を掛けることもできます。
テキストフレームを作成したら、テキストを入力し、美しく見えるよう書式を調えます。もちろん、位置やカラー等も調整します。なお、繰り返しの設定がある場合は、スタイルとして記憶させておくとクリックするだけで同じ書式を適用することができます。
プリフライト機能でドキュメントにエラーがないかをチェックし、問題がなければパッケージを実行して、印刷に必要なデータをひとまとめにします。もちろん、事前にプリントして意図したデザインになっているか確認しておきましょう。なお、三つ折りや観音開きのパンフレットでは、通常のトンボだけでなく、折りトンボもプリントできます。
チュートリアルでは、InDesignを使ったパンフレットデザインの基本テクニックを紹介します。基本テクニックを押さえて、意図したパンフレットデザインを実現できるようにしましょう。