Adobe InDesign単体プラン
2,728 円/月(税込)
InDesignを利用可能なCreative Cloudプランをご利用ください。
レストラン等、飲食店のメニューは、内容が分かりやすく整理されており、パッと見てどの
ような料理かが分かる必要があります。Adobe InDesignを使用すれば、美しいフォントや魅力
的な写真を素材として調理(レイアウト&組版)し、見栄えの良いメニューデザインが可能です。
1 テンプレートの使用
メニューのデザイン制作に慣れていない人でも、テンプレートを使用すれば魅力的なメニューが作成できます。[新規ドキュメント]ダイアログには、メニュー用の無料のテンプレートも用意されおり、すぐにメニュー制作に取りかかれます。なお、Adobe Stockにはプロが作成した多くの有料テンプレートも用意されています。
2 目的に応じた豊富なフォントの利用
18,000以上のフォントコレクションを持つAdobe Fontsを利用すれば、最適なメニュー用フォントを見つけることができます。お店のイメージに合う洗練されたフォントがたくさん用意されているので、ちょっと目立つおしゃれなメニューを作成してみましょう。
3 Adobe Stockとの連携
お店のイメージに合う写真を自分で撮影するのは、なかなか大変です。そのような場合には、Adobe Stockの画像を利用してみては。2億点以上の画像が用意されているので、お店のメニューにぴったり合う写真を見つけることができるでしょう。簡単な手順で、InDesignと連携して使用できるのも大きなメリットです。
4 テキストの書式管理
繰り返しの書式適用が多いレストランメニューでは、InDesignのスタイル機能が威力を発揮します。ワンクリックで同じ書式を適用し、修正が生じた際には一気に変更も可能です。また、表組み機能を使って同じ書式のテキストを揃えてもいいでしょう。InDesignはアドビ製品の中で、もっともテキストのコントロールに優れています。
価格の表記を揃えるためのタブ組みをはじめ、和文と欧文とで異なるフォントを適用する合成フォント、さらには書式の管理に使用するスタイル機能等、InDesignでは高度に文字組みをコントロールできます。これらの機能はIllustratorにも用意されていますが、InDesignの方がより高度に扱うことができます。またInDesignでは、表組みの機能を利用してテキストと余白スペースをコントロールするなんてことも可能です。
なお、InDesignがIllustratorより便利なポイントの詳細な情報に関しては、『YUJIが指南、今こそInDesignを使いこなそう!』をご覧ください。
1 スタイル機能で書式を統一する
テキストを構造化し、情報ごとに見栄えを揃えて組むことは、読みやすいメニューを作成するためにも重要な作業です。InDesignでは、スタイル機能を使用することで、タイトル、料理名、価格等、目的に応じたテキストの書式を効率良くコントロールできます。
2 表組み機能で行うテキストの揃え、スペースの調整
表組み機能を利用することで、料理名や価格等のテキストを揃えたり、項目間のホワイトスペースをコントロールすることもできます。セル単位で設定もできるので、行数の増減に対しても柔軟に対応できます。なお、表の罫線は[0mm]または[なし]にしておくことで、表組みであることを気付かせません。
以下の5つの基本ステップで、見栄えの良いカスタムメニューをデザインできます。
豊富なテンプレートの中から、レストランのブランドイメージに合うテンプレートをチョイスし、ドキュメント制作をスタートします。もちろん、新規でドキュメントを作成してもかまいません。
背景画像や飾り罫等、ブランドイメージに合う素材を配置します。テンプレートに配置されているオブジェクトをそのまま使用したり、Adobe Stockからイメージに合う画像をダウンロードしてもかまいません。また、Illustrator等で作成したアイテムを配置することも可能です。
テキストを配置し、美しく見えるよう書式を整えます。Adobe Fontsからイメージに合うフォントをアクティベートし、適用してみましょう。合成フォントを使用するのもお勧めです。なお、見栄えを統一するためにスタイル機能を利用するようにします。表組みの機能を使用してレイアウトを調整してもよいでしょう。
ブランドイメージに合うカラーでメニューをデザインしましょう。InDesignには、カラーパネルやスウォッチパネル、グラデーションパネル等、カラーを統一して運用するための機能が充実しています。また、カラーテーマツールを使用して、画像からカラーを抽出しても良いでしょう。
プリンターからプリントしたり、PDFに書き出したりと、目的に応じてドキュメントからファイルを出力します。紙のメニューだけでなく、Webw等、オンラインにメニューを書き出すこともできます。