SVGのオートインストーラについて

エンドユーザーがSVGコンテントを含むページを簡単に見ることができるように、アドビはHTMLページに埋め込むことが可能なスクリプトを提供しています。これを利用すると、エンドユーザーがSVGビュワーをインストールしていない場合には、自動的にAdobe SVGビュワーのダウンロードとインストールが行われます。

SVGビュワーをインストールしていないユーザーが、ここのようなページ来た場合、Adobe SVGビュワーをダウンロードしてインストールするかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。ユーザーが“Yes”を選択すると、Adobe.comのページにジャンプし、ブラウザにもよりますが、ユーザーが最低限の操作をすれば、ダウンロードおよびインストールをすることができます。インストールが終了すると、ユーザーはSVGを含むページに戻ってくることができます。そして今度は、内容を見ることができるわけです。もしユーザーがインストールを促すダイアログで“No”を選択すると、SVGグラフィックの代わりにAdobe.comのオートインストーラのページへのリンクが表示されます。ユーザーがこのリンクをクリックすると、先に“Yes”を選択した場合と同じことが起こります。ユーザーが再度SVGを含むページに来た場合でも、30日間はインストールを促すダイアログは表示されないようになります。

クリックすると何が起こるか

次の表は、ダイアログで“Yes”と答えた場合、およびリンクをクリックした場合に、ユーザーの環境によってどのようなことが起こるかを、一覧表にしたものです。

OS ブラウザ バージョン JavaScript Java 状況
Windows Internet Explorer 3.x以前 任意 任意 4
4.0以降 有効 任意 1
4.0以降 無効 任意 3
Netscape 3.x以前 任意 任意 4
4.0から4.07 任意 任意 3
4.08から4.73 有効 有効 2
4.08から4.73 有効 無効 3
4.08から4.73 無効 有効 3
4.08から4.73 無効 無効 3
Macintosh Internet Explorer 4.x以前 任意 任意 4
5.0以降 任意 任意 3
Netscape 4.06以前 任意 任意 4
4.07 任意 任意 3
4.08から4.73 任意 任意 2
その他 任意 任意 任意 任意 4

状況:

  1. ユーザーはAdobe.comのオートインストーラのページにジャンプします。ここでユーザーは、インストーラをダウンロード開始するリンクをクリックするように促されます。ユーザーがインストール・プロセスを完了すると、ページがこれを感知して、SVGグラフィックが含まれている元のページに自動的にバックします。
  2. ユーザーはAdobe.comのオートインストーラのページにジャンプします。ここでユーザーは、インストーラをダウンロード開始するリンクをクリックするように促されます。ユーザーはインストール・プロセスを完了してから、SVGグラフィックが含まれている元のページに戻るために、バックボタンをクリックしなければなりません。
  3. リンクが表示され、これをクリックすると、ビュワーをインストールする意志があるかどうか尋ねてきます。“Yes”をクリックすると、ユーザーはAdobe.comのオートインストーラのページにジャンプします。ここでユーザーは、ダウンロードしてインストールしたいビュワーを選択することができます。ユーザーはインストール・プロセスを完了してから、SVGグラフィックが含まれている元のページに戻るために、バックボタンをクリックしなければなりません。
  4. 利用しているブラウザではビュワーを使用することができませんという情報が表示され、さらにAdobe.com/svgへのリンクが表示されます。ユーザーがこのリンクをクリックすると、詳細な情報を知ることができます。

Adobe SVGオートインストーラをご自分のWebページで利用する方法

このページにあるオートインストーラ・スクリプトを利用するために、まず“svgcheck.js”と“svgcheck.vbs”の2つのファイルをここからダウンロードしてください。

autoinstall.zip をダウンロード

これら2つのファイルを自分のサイトに置き、HTMLドキュメントの<head>エレメントに次の2行を書き込んでください(URLはご自分のサイトの構造に合わせて変更してください)。

<script language="JavaScript" src="svgcheck.js"></script>
<script language="VBScript" src="svgcheck.vbs"></script>

さらに最初のSVGグラフィックの前に、次のコードを付け加えてください。これはページごとに1度ずつ呼び出されるものです。これがインストールを促すアラートを表示します。アラートが表示されたときに、見えるようにしたいと考えているすべてのHTMLの後に置くのがよいでしょう。

<script language="JavaScript"><!--
checkAndGetSVGViewer();
// -->
</script>

最後に次のコードをすべてのSVGグラフィックに付け加えてください(もちろん、SVGのURLとサイズは自分のサイトに合うように修正してください)。

<script language="JavaScript"><!--
emitSVG('src="hello.svg" name="SVGEmbed" height="200" width="600" type="image/svg-xml"');
// -->
</script>
<noscript>
<embed src="hello.svg" name="SVGEmbed" height="200" width="600" type="image/svg-xml"
pluginspage="http://www.adobe.com/svg/viewer/install/">
</noscript>

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