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Macromedia FreeHand Support Center - Release Notes

Macromedia FreeHand 9.0.1/9.0.2 Updater Release Notes

FreeHand 9.0.1/9.0.2 updater では、リンクイメージに関する問題が解決され、EPS ファイル中の TIFF プレビューを改善され、PDF および SWF への書き出しが強化されました。 FreeHand 9.0.2 は、また Windows から PostScript プリンタへの出力時のフォントの問題にも対応しています。

目次

インストール
アップデート
Macromedia Flash (SWF) への書き出しの強化
PDF へのエクスポートの改善

インストール

Macintosh
1

FreeHand 9.0 が起動中ならば、[ファイル]メニューから[終了]を選びます。

2

FreeHand 9 > 9.0.1 Updater ファイルをダブルクリックして起動します。

3 画面に表示される指示に従います。
4

アップデートが完了すれば、FreeHand を起動して、Apple メニューから[FreeHand について]を選びます。ダイアログボックスに FreeHand のバージョンが 9.0.1 と表示されることを確認します。

Windows
1

FreeHand 9 が起動中ならば、[ファイル]メニューから[終了]を選びます。

2

FH9up.exe Updater ファイルをダブルクリックして起動します。

3 画面に表示される指示に従います。
4 アップデートが完了すれば、FreeHand を起動して、[ヘルプ]メニューから[FreeHand について]を選びます。ダイアログボックスに FreeHand のバージョンが9.0.2 と表示されることを確認します。

アップデート

Windows および Macintosh
> Macromedia Flash SWF 書き出しは、今度は、書き出しオプションダイアログボックスで「破線をトレース」オプションを選択したとき、より正確に破線を自動トレースします。
> Flash (SWF) として書き出し時にも、FreeHand ページリンクがサポートされました。
> レイヤーパネルの可視性をオンまたはオフしているときの再描画パフォーマンスが改善されました。
> グレースケールエクストラへの変換は、出力上の黒版の濃度で表現されるすべてのグレーに変換できるようになりました。
> リンクされたイメージのある FreeHand 8 から変換され、FreeHand 9 に取り込まれた FreeHand 9 ファイルを開いているときに、[編集]-[リンク]ダイアログボックスを開くと、イメージリンクを編集できるようになりました。
> 破損している可能性のあるドキュメントを検出し、そのような破損が起こるかもしれないときに、ユーザに通知し、異なるファイルとして保存するように促すことで破損を修復します。
>

チャートのグループ解除をした後にキャンセルを選んだときに起こっていたエラーは、起こらなくなりました。

Macintosh のみ
> フォントツールバーがスクリーン下部にあるときでも、ポップアップメニューにすべてのフォントが正確にリストされるようになりました。
> 複合ドキュメントを開くときのパフォーマンスが改善されました。以前は、パフォーマンス向上のためにエクストラフォルダから URL エディタエクストラを削除していたかもしれません。FreeHand 9.0.1 では、パフォーマンスを最大にしたいときのみ URL エディタパネルを閉じれば良いようになりました。
Windows のみ
> 大文字 ASCII 文字が、Type 1 フォントで正確に印刷されるようになりました。以前は、Adobe 暗号化された Type 1 フォントのある種の文字は、PostScript プリンタに印刷する際に消えたり、他の文字に化けたりしていました
> Type 1 フォントが、スクリーンに表示される通りにテキストコンテナと同じ幅の中に印刷されるようになりました。以前は、これらのフォントを使ったテキストは文字間隔が広がって印刷されていました。
> Unicode フォントの Central European コードページおよび Eastern European コードページに対するフォント代入、[FontSubstitutes]が、Windows 95 および Windows 98 で使えるようになりました。これらのコードページは、Windows NT4.0 または Windows 2000 で稼動している FreeHand では使用できません。

Macromedia Flash (SWF) 書き出し
Macromedia Flash (SWF) として書き出せば、FreeHand 9.0.1/9.0.2 はドキュメント内のページリンクを保持します。URL エディタを使用して、オブジェクトからドキュメント内の任意のページにページリンクを割り当てることができます。Macromedia Flash (SWF) として書き出せば、これらのリンクは保持され、出力して、FreeHand によって生成された同じ SWF ドキュメント内をナビゲートすることができます。

Macromedia Flash (SWF) 書き出し内にプレゼンテーションを作成するためにページリンクを使うには、以下のようにします。

1

FreeHand 9 ドキュメントを複数のページを含み、各ページにオブジェクトがあるように作成します。

2

[ウィンドウ]-[エクストラ]-[URL エディタ]をメニューから選択します

3 1ページ目のオブジェクトを1つ選び、URL エディタで他のページ番号をクリックします。
4 望み通りにオブジェクトを選択し、ページリンクを割り当てます。
5

Autoplay オプションをオフにし、アニメーションを「ページ」または「レイヤーおよびページ」に設定して、Macromedia Flash (SWF) フォーマットに書き出します。

これにより、Macromedia Flash 4 アプリケーションで定義されているような「フレームへ移動」アクションと関連付けられている Flash ファイルが生成されます。Flash プレイヤーまたはブラウザで、この Flash ファイルを見る際に、あるオブジェクトをクリックするとそのリンクページに移動するようになります。

 

Flash 書き出しに「ムービーロード」機能を付けてプレゼンテーションを作成するためにページリンクを使うには、以下のようにします。

1 複数ページを含むように FreeHand 9 ドキュメントを作成します。
> 最初のページは、その中に他のページが表示されるシェルでなければなりません。
>

それに続くページはアニメーション付きでも静的なものでも構いません。SWF ファイルの書き出しについての詳細は、「FreeHand を使用する」マニュアルの索引で Flash アニメーションの書き出しを探すか、FreeHand のヘルプをご覧ください。

2

[ウィンドウ]-[エクストラ]-[URL エディタ] を選択します。

3 1ページ目のオブジェクトを1つ選び、URL エディタで他のページ番号をクリックします。
4 望み通りにオブジェクトを選択し、ページリンクを割り当てます。
5

Autoplay オプションをオフにし、アニメーションを「レイヤー」または「なし」に設定して、Macromedia Flash (SWF) フォーマットに書き出します、Macromedia Flash 4 アプリケーションで定義されているような「ムービーロード」アクションと関連付けられている SWF ファイルが第1ページから生成されます。FreeHand は、さらに続く各ページから別々の SWF ファイルを生成します。これらのページのムービーは、初期ロードされたムービー上でプレイされるように生成されます。Macromedia Flash プレイヤーまたはブラウザで、この FreeHand の第1ページから生成された SWF ファイルを見る際に、あるオブジェクトをクリックすると、そのリンクに関連付けられたページから生成された SWF ファイルがロードされ、そのリンクページに移動するようになります。

PDF 書き出し
FreeHand 9.0.1/9.0.2 は、PDF として書き出してもドキュメント内のページリンクを保持します。URL エディタを使用して、オブジェクトからドキュメント内の任意のページにページリンクを割り当てることができます。PDF として書き出せば、これらのページリンクは保持され、出力して、ドキュメント内をナビゲートすることができます。FreeHand から書き出された PDF は、FreeHand で再度開いてもページリンクが保持されています。