Mercury RIPアーキテクチャ

 
Mercury RIPアーキテクチャは、Adobe PDF Print Engineの複数のインスタンスを動的に管理し、マルチプロセッサコア間で並行して動作する並列処理フレームワークです。Mercury認証システムは特定のハードウェアプラットフォームで効率を最大化し、リソースの使用を最適化します。ジョブ、ページ、面付け処理は並行して行われ、ロードバランスを行うことが可能です。こうすることで、ジョブのレンダリング待ち状態の間、アイドル状態のCPUがないようにします。
 
APPE 3の発売以来、次のデジタル制作ソリューションはMercury RIPアーキテクチャで認証されています。
· Canon VarioPrint i300 & ImagePRESS C7011VPS(Océ PRISMAsync)
· Canon ImagePress Server B5000(EFI Fiery)
· 1400 Inkjet Color Continuous Feed Printing System (富士ゼロックス株式会社)
· Screen TruePress Jet 520HD (EQUIOS)
· Xeikon X-800
· Fujifilm JetPress 520W and 720F (XMF)
 
Adobe PDF Print Engine 4ではMercury RIPアーキテクチャが拡張されており、タイル並列処理(TPP)機能が追加されています。TPPはMercury RIPアーキテクチャの効率性を大判印刷にもたらします。TPPはポスター、店看板、意匠図などの大規模なアセットを小規模なセクションに分割し、各タイルを個別のAPPEインスタンスに割り当て、個別のCPUコアで実行します。複数のタイルを並行して処理し、シームレスに再構成することにより、TPPはさまざまなジョブタイプのレンダリング時間を全体的に大幅に削減します。
 
Mercury RIPアーキテクチャは、Adobe PDF Print Engineにおけるアドビの継続した研究と投資の賜物です。現在および将来にわたり、最速のデジタルプレスに対応するように容易に拡張できます。