写真のヒント:フレーム全体を被写体で埋めつくす構図

フレーム全体を被写体で埋めつくすテクニックを学び、この手法を使った良い構図の作り方と、有効に活用できる撮影場面について学びましょう。

優れた構図の写真を撮る手法はたくさんあり、リーディングライン三分割法などがよく知られています。これらと違ってあまり知られていませんが、身につけておくべき有用な手法に「フレーム全体を被写体で埋めつくす」テクニックがあります。この手法について詳しく知り、それを使って魅力的な写真を撮る方法を学びましょう。

フレーム全体を被写体で埋めつくす技法とは

写真の構図において、「フレーム」はカメラを通して見える長方形のシーンを指します。この手法では写真のフレームを被写体で埋めつくして、背景やネガティブスペースの占める割合を減らすようにします。

そのためには、被写体に近づいてディテールを前面に引き寄せます。思うように接近できない場合には、ズームレンズを使うこともできます。

この手法を使う理由

フレームを被写体で埋めつくすと、見る人の気を散らすものを取り除いて、被写体を強調することができます。これにより全体的な印象がしっかりとしたものになり、鑑賞者はその写真が見せたいものや伝えたいメッセージが何なのか頭を悩ませる必要がなくなります。

この手法は、特にストリート写真で役立ちます。人通りの多い街路の写真は、背景に動きが多すぎると乱雑な感じになりますが、この手法を使えば喧噪の中でも被写体を鮮明に表現できます。

この手法を使う場面

どんな撮影手法でも同じですが、それを利用するかどうかは単純にクリエイティブな選択の問題です。

写真の構図を決めるときは、少し落ち着いて、背景について考えてみましょう。伝えたい物語にその背景が役立つのなら、背景を一部でもフレームの中に残すことを検討しましょう。逆にその背景が、撮りたい写真に何の役にも立たないのなら、ぎりぎりまで切り捨てて被写体を大きく見せることを考えましょう。

色々な構図を試すなら、使ってみたい写真撮影のヒントとテクニックも参考にしましょう。

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